春 はたけ公園で 遊ぶ
’14, 3月9日、「街の畑公園」に親子が集まってきた。
きょうは毎月開催される「<シニアと子供のコラボ>の畑に行こう!」
で集まってきている。
じゃが芋の種イモを植えて、薪で炊いたご飯・カレーを食べるという、
何の変哲もない企画なのだが、 面白くなりそう!の予感大なのです。
スタッフが寄った時にこんな話がでていた。
芋は何故切るの?切った芋に灰を付ける?
どっち向きに植えるの?芽は何処から出るの?
これって子供だけでなく、親も知らないんじゃないかな。
初めにこんな事もきいてみたいね。
あまり大人が段取りせずに、
子供たちがいろいろ動きながら 植えるのがいいな。
一生懸命に、やることに夢中になれるように、手助けもポイントがあるね。
北川さんがやさしく話してくれる。 やったことのある子も親もよく聞いている。
三畝用意してもらっている。
まずマルチに穴あけだ。
やりたい子はいるかな!
すかさず やりたーい と、男の子が名乗った。
さあ、穴あけが始まった。
パイプを回しながら押し込むと上手くあく。
パパと一緒にコンビを組んだ。
ひと畝がもう少しで終える頃<まだやれる?>
と声かけると子供はまだやれるっ!と真剣な顔だ。
二畝やり終えたところで、交代する!と大人に告げた。
切った部分に灰をつけている。
初めてだが興味を引き出されたようだ。真剣にやっている。
後ろで待っている子の出番がようやく来て、飛びつくようにやり始めた。
灰の付いたじゃが芋を穴に植えていく子、
小さな手をスッポリ入れて土だらけの手を払って、また植えていく。
パパやママと一緒に声を掛け合い、子供たちは真剣な眼差しで取り組んでいた。
子供は何にでも興味を示すし、夢中になる。
そうするうち、いつのまにか切る、灰を付ける、運ぶ、穴あけ、植えると流れが出来ていた。
見ていると4歳の子供でもその能力は大したものだ。
どんな力がその中に在るのだろうと思う。
今回は何人もお父さんの参加もあり、
懐かしそうに薪割をしてくれたり、
子供と一緒に動いたり、御飯を食べたりと
頼もしい光景がみられました。
次回4月はトウモロコシの種蒔です。
隣の畝で じゃが芋の緑の芽が出ている頃かな。
「じゃが芋の芽はいつごろ出るのかな?」
「そうだね・・その間に畑の様子を見にきたらいかがですか」
「えー いいんですか? うれしい!」
「是非どうぞ」
交流が始まってきました。
次に どんな光が 子供たちの目に映るのか楽しみです。
(記 大平)