KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

地域創生 NO2

2012-01-27 17:30:10 | わたしの活動レポート

続き 

n  地域創生が何故今必要なのか?

n  その必要とされる要因とはなにか? 

l  いま、多くの人は何を求めているか?

l  その多くの人とはどういう人か?

 

そこで圧倒的多数をほこる団塊の世代とその周辺である

 

n  中高年齢者層に焦点をあててみる。

A)中高年齢者の求めているのは?

²  健康であることへの期待。

²  生きがいをもとめている。

²  日常が楽しく、心の充足感を期待。

²  社会参加への潜在意識がつよく、社会との繋がりをもって自らを活性化しようとし、高めようとする生活スタイルを望んでいる。

²  個人と社会との一体感(社会的存在の意識が強い)。

 これらは表面的ではなく潜在的ないわば内なるエネルギー。

 

B)中高年齢者の実情は?

²  余暇をどう使うか? 余暇一元論の考え方で

楽しみながらの仕事・作業である。

²  親の介護・世話。

²  社会参加への在り方の模索。(必要とされる仕事に就きたい、そういう存在でありたい、役に立つことをしたい。団塊の世代の特徴?)

²  社会との繋がりをもって自らを活性・高める生活スタイル。

²  夫婦として再認識。

 

C)独身高齢者、独居高齢夫婦の実情

²  弁当等配達してもらい感謝しているがそれだけではもの淋しい。人間と人間の繋がり。(根源的な発信を見逃している。)

²  食糧品の配達、買い物が可能な関係の創造。(買い物弱者・移動販売車で対応している所もある)

²  照明をリモコンで操作できるように改善したい、家に手摺を

とりつけたい、節水型水洗トイレに改修したい。

²  誰かと話がしたい、おしゃべりがしたい(話を聞いてほしい)。

²  心の安定を育む食卓交流の場づくり(心配、不安のない、孤独にならない食卓)。

 

以上のように喫緊の課題としてあります。したがって

 

n  <事業系での地域創生(コミュニティ創生)>を模索・検討。

n  事業系での地域創生コミュニティは果たして成立しうるのか?

²  事業と地域コミュニティとは別物ではない。

²  むしろ地域の求めている期待が事業である。

²  例えば、障害を負っている家族が食事をするのに、周りに気兼ねしないで、語り合える食べ処が期待されている(一般の食堂では難しい)ように。

²  生産者と消費者はお互いを知ろうとしている。既成の関係から人とひとの結びつきを軸にした人間関係を模索し始めている。その先端を具現化。

 

実現するには、トータルなコーディネートが問われる。

l  原理は簡単、ニーズは外にある。

l  専門家集団が必要となる。

l  社団、NPO、共同組合、株式

 

このことを皆さんと共に検討し実現していきたいと考えます。

 

                     大平達男


今年の抱負 地域創生

2012-01-27 16:27:13 | わたしの活動レポート

 1月22日鈴鹿カルチャースティーションで

<健康生きがいづくりアドバイザー、地域再生コーディネーター>の最終日

に公開講座があり、その時に発表させてもらった資料です。

ブログにも乗せたらとの指摘もいただきましたので、目を通していただければ

と思いUPしました。  よろしくお願いします。

 大平達男

 

地域創生プロジェクト

 地域創生プロジェクトについて

地域創生プロジェクトとはどういうものか?

そもそも地域創生とは何を意味しているのか?

 

 それは、これまで言われてきましたように生活意識が、物の豊かさから心の豊かさに変わり、阪神淡路大震災以降、特に昨年3月の東北大震災以降顕著になっている「人と人がつながり、安心して暮らせる地域をつくろう」と言われてきました。しかし心の豊かさとか、人と人が繋がってとか、安心して暮らせる、ということはどういうことなのか?今一歩踏み込んで考えるべきではないだろうかと思います。

 つまり、人と人が繋がって、という場合は、事柄に対して人と人がつがっていると勘違いして捉えられています。だからその事柄がひと段落したら人と人の繋がりもひと段落してしまう事になります。今もって阪神淡路大震災の独居老人の孤独死がテーマになっていますが、多くのひとが望んでいる事と反対の結果になっています。人と人の繋がりは事柄にあると考えられているのは錯覚ではないでしょうか。繋がりとはまさに人間自身の事であって、人間と人間の繋がりであって、人と人の繋がりなんです。それには人間自身を知る、自分自身を知る、そこから外れては繋がりは事柄に向いてしまうのだと思います。

また安心して暮らせる地域をつくろう・・・という場合の安心してということは、何を意味しているのであろうか?安心して暮らせる地域、つまり安心して暮らせる社会という意味かと思います。しかし今一歩踏み込むと地域とか社会とかは、つまりそこに住む人間関係につきあたると思います。この人間関係に焦点をあてる、人と人とのお互いの間柄のことを根底においたテーマなのだと思います。決して一般的に解釈しても、安心して暮らせる地域、社会には発展しないのだと思われます。そこで

 

ここで云う地域とは、ここというように限定された地域という意味ではありません。人を軸にした地域ということです。

そこで二つのテーマを上げました。

 

u  人との交流を基にした地域創生

u  そのひとが地域創生の主体

 

この二つのテーマは、ある意味今の状況は、人がひとを求めている、人間らしい人間を求めているそういう状況ではないだろうか?そういう現代なのではないだろうか?!

その意味で、人との交流を基にした地域創生であり、交流を基にしようとするその人が、主体である、ということになります。

従って、この二つを基にして地域創生プロジェクトを展開するわけですが、簡単に結論から言いますと、そのフィールドは

 

1:   街の畑公園(作る喜び、自然界の営みに触れる豊かさ、贈る喜び)という人間性を呼び  醒まされる、人間性に根ざしたフィールドです。

2:    里山(心の原風景に出会う、癒しに触れる)自ら自身の原点に触れるフィールドです。

3:   街の縁側(人と出会える場、元気を貰う場)人間一人では生きられないという宿命の中で、人との交流の原点としてのフィールド、ということです。

4:   孤独にならない食卓(話し合える食べ処)食べるという本能的欲求を適えるなかで、食べながら話し合えるという安心の原点としての人と人の交流のフィールド。

5:   ダンボールコンポスト(食べ物から自らの暮らしを振り返る視点)地球に住んでいるという事実のテーマを引き寄せるフィールド。

 

以上の5点のフィールドを通して、そこで得られる人間性=

<喜び><豊かさ><癒す><安定><活力・安心><自然界>をベースに、それぞれ各個人が自らを再生産して地域創生を展開するものです。

       NO2へ続く


朽ちかけた 栗のむこうに 冬日見ゆ

2012-01-25 07:48:43 | わたしの活動レポート

 雨上がりの朝、里山に行く。

まだ、だれもきていなかった。雑木林のなかに足を踏み込む。

小枝が散らばっている。それを、だいたいこの辺というのを決めて

集めはじめた。

 この小枝は、朽ちて腐植土になるか、燃やせば煮炊きさえできる。

高崎さんから、将来は子どもらが落ち葉んの絨毯の上で裸足で遊べる

ようにしたいと聞いている。

 じっさい、手足を動かしてみると、そこからいままで見えなかったものが

見えてくる、扉が開いた感じがする。

 

 きょうは、健康生きがいづくり・地域再生コーデイネター養成講座の

里山実習の日だ。そう、1月21日の土曜日。

 養成講座のメンバー一行が、9時過ぎ到着。

 たき火をはじめる。火起こしが好きとか見えない男がせっせとやっていた。、

つづいて、講師高崎広さんがやってきた。

たき火は燃え上がり、なんとなく火の周りで、手をかざしたり、ただ炎を

見つめたり。

 

「じゃあ、棚田の周辺の笹竹なかに道をつけたので、いちど歩いてみましょう」

と高崎さん。

  昨年の今頃から、高崎さんが円盤をかついで、笹竹の密林とからっまった

蔓を払ってきた。払ったところに日が入りはじめ、子どもたちが遊びはじめた。

高崎さんは、さらに笹竹と蔓を切り開く。切り開くにしたがって、遊び場が広がった。

 

 女の人2人をふくむ大人の一団が笹竹の小路をよたよたしながら歩く。

足下には、笹竹を払ったあと、まだ地獄の針のむしろのごとく、笹竹の下の

部分が残っている。

「ここは、タラの木の林になったらいいかなあ」

「ここでは、炭焼きもやれないかとおもっている」

「ここを展望台にしたいとおもってるけど、どううかなあ?」

 

栗林といわれるところに着く。

 

「きょうは、栗の木の周りに密集している竹を伐ることと、展望台づくりの

二手に分かれて、やりたいけど・・」と高崎さん。

「栗って、どこにあるの?」と女の人。

「あれだよ」と他の人が言ったけど、よくわからない様子。

 

栗林の竹伐りに、7人の手がなんとなくあがった。女の人も2人いた。

伐った竹は、3メートルぐらいにして、土手の方に置いていく。

小枝は歩くのに邪魔にならないよう何か所に集める。

それだけは、心づもりして、始めた。

 

午前中は、めいめい、あちこちで竹用ののこぎりで、「竹を伐ったら

どうなるか、ああ、こうなるのか」とか、「伐ったあとはどうするのか」

など考えながらやっているふうだった。

 

 お昼は、たき火の周りでお弁当。

 大人の顔に童心がのぞいているようだった。

 

 午後は、「栗の周りの竹を倒してやろう」という熱いものがあちこちに

燃えているようだった。

 肩が痛いといいながら、休みながらやっている人。

 どんどん、竹を倒していく人。

 どこまでも、こつこつと一本づつ、倒していく人。

 竹の小枝を払うのは、木の棒で、小枝の生え際のYのところを、たたき

落とすのがかんたんだぞ、しかもはやいとわかってきた。

 女の人は、それをもくもくと。

 あっという間に、栗の周りの竹が切り払われた。

 向こうに隣の畑が見渡せるようになり、冬日が薄明るく射していた。

 

 「 さあ、栗の木、もう手遅れだったかなあ」

これから、この林とつきあっていきたいなあとおもった。

参加して面々はどうだろう?

 

 高崎さん、勝手に「里山の小径」とか言っている。

 「小路」でもなく、「小道」でもなく、「小径」という文字をはじめ書いていた。

 こっちも、勝手に「こみち」を描きたいなあ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


楽しくて、和やか、地域創生描く

2012-01-24 15:46:27 | わたしの活動レポート

 「ふりかえったら、10月から毎月一回土日を使って、いっしょにやってきた。

親しい気持ちがわいてきた」

 

 1月22日午後から鈴鹿カルチャーステーションで

第二期健康いきがいづくりアドバイザー、地域再生コーディネーター

養成講座の最終の公開講座があった。新旧メンバーが30人集まった。

 

公開講座では、

 高崎広さんから、里山を楽しんで、勝手にやっているという発表があった。

 鈴木英二さんは。傾聴と内観のあるコミュニテイづくりについて、自身の

体験を語りながら描いた。

 大平達夫さんは、この1年の健生三重の会をふりかえりながら、それぞれが

その人の意思で取り組んでいる活動をみていると、地域再生というより

地域創生とういもの感じるという話があった。

 講師の内藤正明さん、大原興太郎んは、それらの話をうけて、”社会の再生”ならぬ、

”社会の創生”と言い表してもいいような、いまの情勢について具体的に指摘してくれた。

 

終了後、新旧メンバーの交流会があった。初顔合わせ。

まずは旧メンバーから自己紹介が始まる。

 「毎月寄るのが楽しみです!」

 「東海道弥次喜多ウォークにわくわくしている!」

 「傾聴をやらせてもらっているが、これからにもっと活かしたい。」

 「思うことが出せる雰囲気になっている!」

「和やかで、しかも熱い自己紹介と抱負が次々に・・・。

 

 新メンバーの方々に移る。

 「いろんなグループで活動しているが、これからが楽しみ!」

 「幾つかの国を訪ねてコミュニティを研究してきました」

 「これまでの技術を活かしていきたい!」

 「10年前に仕事を辞めているが、やりたい意欲が湧いています!」

                                    (大平達夫)

 

 さあて、親睦会。

鈴鹿カルチャーステーションの喫茶室にご馳走が並んだ。

作ったのは、”食卓プロジェクト”をやっている中井佳子さん。

手伝いの人といっしょにやったというが、品数いっぱい。

煮物、だし巻き卵、白和え、大根なます、煮豆、から揚げ、エビフライ

いなり寿司に、海苔巻そのほかまだまだあった。

 乾杯は大平さんの音頭で。

 二期生の人たちの感想発表。

 「停年になって、女房からこんな機会があるならとすすめられた。

きのう、里山で竹を伐ってきたが、楽しかった。子どもののころは

よく里山で遊んだ。

 し尿スラッジの肥料化の仕事もしたことがある。あるもので、

地域の環境づくりに貢献したい」 

 

 「女房が内観を受けた。夫に世話になったことおもいだしてみたけど、

なにもでてこなかったと聞いた。

 ずっと建設業に携わってきて、家庭を返り見ていなかった。

 こんど、一回離婚して、まっさらのじぶんとして、女房と再度、

結婚したい。

 結婚式には、息子、娘も呼んで、再出発をしたい」

(拍手・・・奥さんも養成講座を受講してきた)

 

 「趣味を生かしながら、生きがいづくり、社会づくりをしていきたい」

 

「傾聴ボランテイアの講座を受けて、社会というものに心が開かれて

きている。100歳まで生きて、やりたいことおもいきりやりたい」

 

「それぞれが思い思いに勝手にやって、それでいてお互い仲良い、

そんな社会を創っていきたい」

 

「5年まえ、55歳で会社をやめた。理想のコミュニテイーを求めて、

ヨーロッパをめぐったりした。四日市に仲間がいて、昨年春、鈴鹿に

引っ越した。鈴鹿カルチャーステーションにかかわって、地元の

畑で野菜づくりをしながら、仲の良い人と人の間柄について勉強している」

 

一人ひとりが、はっきり言い表せなくとも、これから毎月ぼちぼち

寄合いながら、心のうちにある地中の溶岩のような熱いものが

表出してくる、そんな一つひとつが、創生ということにならないか・・・? 

                                (宮地昌幸)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


皆さまに宜しく

2012-01-20 22:58:07 | わたしの活動レポート

 いつもご連絡を頂きまして有り難うございます。

 

  2月4日~7日まで台湾ランタンフェスティバルへ

 健康体操百寿グループが遠征致します。

 

 22日はそのための練習日になっていますので

 残念ながら欠席をさせて頂きます。

 

 私の活動報告と致しまして、写真と、新聞掲載分

 を添付させて頂きます。

 

 皆様によろしくお伝え下さい。

 

      渡邊美代子

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平成23年度活動報告 写真.pdf 平成23年度活動報告 写真.pdf
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