KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

森のなか、秋風渡る

2014-09-15 08:23:54 | 毎日の事

9月14日日曜日、”未来の里山プロジェクト”の面々が、

親子炭焼き体験デーと名打って、地域の親子を鈴鹿の

里山に受け入れた。


今日は、受け入れた爺さん、婆さんに焦点を当てて紹介

しようかな。

 

先ず何と言っても、鈴木英二さん。

 

里山大好き男、高崎広。

 

歳はとっても、百人力。英二さんの片腕辻屋哲男さん。

この日は、子どもたちと窯のなかで、炭だし。

 

いま、森の東屋をつくりつつある。

もうすぐ、土台が出来る。

コンクリートの杭を一本一本、ハンマーで打ち込んできた。

 

わが健生みえのちょっと口うるさいおじいちゃん、余川さん。

はじめてのハンモック。

「お尻から、お尻から!」

開放された笑顔が素敵。

 

4歳の女の子に気に入られてしまった。

 

目立たないけど、薪ごはん、カレーを作っている、

中井夫妻、宮地小浪。

「食べてもらって、ありがとう!」


 

 


大平さん一家、ハワイに行ってた!

2014-06-10 17:23:42 | 毎日の事

大平さんちに行ってきた。

お昼時なので、奥さまの照子さん、ご飯の用意。

ひょっと、居間を見たら、赤ちゃんが座布団の上ですやすや

お休み。

「ご飯炊こうととしたら、お米精米してなくて、大平、いま精米しに

いってるの」と照子さん。

 

しばらくしたら、大平さん帰ってきた。

「やあ、あれ、元気そうだね」とぼく。

「そうなんよ、今日病院に行って、診察してもらってきたら、

白血球の数が平常値になってきている。

なかなか、いい薬が出来ているということだね。

”余命何日”なんてことからは、まぬがれそうだな」

「そうか、そりゃあ、よかった」(そうだよね、そこまで考えるよね)

 

「どこにいたんよ、サンフランシスコかと思っていたけど」

「ハワイよ」

「そう、娘一家もハワイに来たんだ」

「すごくよかったなあ。海は真っ青できれいだし」

「砂浜が真っ白。この辺の海岸みたいに海草が浜でからんで

いるようなことはない」これは、奥さまが口を挟んだ。

 

娘さん、つまり赤ちゃんのママが仕事から帰ってきた。

看護師の仕事をしている。

忙しくなると、大平家に預けていく。

照子さんは、おばあちゃんのご飯、それに赤ちゃんのお守り、

大平の世話。

今度は、赤ちゃんのパパがやってきた。

急に賑やかにになった。

照子さん、偶にはこの世の定めを嘆いてみたくもなるよね。

 

きょうは、退散。

大平さん、孫抱いて、玄関に。

「赤ちゃんの名前は?」

「しょう、って言うんだ」

「どんな字」

「湘央・・・娘が子どものとき住んでいたから」

「へえ、そういうつけ方もあるんだ。では・・・」

 

 

 

 

 

 

 


炭窯づくりプロジェクト、再チャレンジ!

2013-09-23 00:01:16 | 毎日の事
 秋晴れの朝。9月22日。
 南伊勢から、右田翁・東翁が鈴鹿の里山に到着。


 「やああ、・・・窯が崩れたときいたときは、正直
落ち込んだ。東さんはじめ、いずみ楽農会の仲間が
応援するから、最後までやろうといってくれてね」と右田翁。
 「こんなんで、あきらめたらアカン」と東翁。
 鈴鹿の里山メンバーも、「窯の気持ちになって、最後
でつくっていきたい」と笑顔で応じた。

 
 
 崩れた天井の土は取り除かれていた。右田翁・東翁が
窯のなかを点検。廻りの土壁がじっとり湿気ている。

高崎・辻屋も加わって、検討。


 先ずは、片付けよう。


 右田翁が残った炭をのこぎりできって、炭として
使えるもの、まだ炭化してないもの、に仕分け。
 炭化してないものは、一酸化中毒になる。

 鈴鹿の里山メンバは、炭の切り口を真剣にジッとみる。


 だれいうともなく、炭の仕分けがはじまり、これは
バーベーキュー用、これは薪かな、紙袋がならんでいく。


 9月14日は、炭窯プロジェクトにかかわるメンバーが
寄り合い。
 中井さんが、炭窯づくりの全過程を撮影・編集した
ビデオを見ながら、反省会。
 「底をつくまで出し合おうぜ。それしないとまた崩れる」
と高崎さん。

 お酒と食事を用意していたが、なかなかそこまで
いかなかった。


 そして、今日。
 お昼には、女の人も野菜やお肉を持ち寄って、出来た
炭をつかって、右田翁や東翁とBBQをした、

 
これから、再チャレンジがはじまる。
 「窯づくりを通してなにをしたい」それぞれ、自らに問い
ながら・・・・


       (みやち)

 


涼求む

2013-08-20 06:45:26 | 毎日の事

 「明日朝5時から晴空(はるく)、預かってほしい」と娘から電話。

 甲子園に高校野球を観に行くという。

 姉ちゃんの風友(ふゆ)は行くといい、弟晴空は行かないと

いったらしい。

 

 朝5時すぎ、晴空は予告にたがわず、わが家にやってきた。

 ぼくらの布団に寝そべって好きなテレビを見ていた。

 ババは、近くの渓谷でお昼ごはんを食べたいとさっさと

お弁当をつくった。

 晴空は、あんまりその気がないみたい。

 「焼き飯が食べたい」

 ババ「焼き飯ならつくってもっていくわよ」

 

 晴空はついて行くしかない。

 車で30分。石水渓というところに着く。

 渓谷は木々に覆われて、緑陰となり、大きな石の間を

流れる水は透き通っている。

 流れに近い大きな平な石の上でお弁当をひろげる。

 さわさわと水の音。ミーンミーンと蝉の声。

 「涼しいじゃない、ここ」とババ。

 「食べたら、帰ろ」と晴空。

 

 岩場から上流になにか書いてある。

 「なんだろう」

 晴空が見に行く。ババも見に行く。最後にぼく。

 石に足をとられながら。

 

 流れが池のようになっているところで一休み。

 晴空がはじめたのか、ジジが応じたのか、水のひっかけこが

はじまった。

 気がついたら、二人共、ずぶ濡れ。

 笑いが止まらない。

 

 帰りの車は、パンツ一枚のジジが運転。

 晴空は素っ裸で、オチンチンまるだしで、いつのまにか

ぐーすか、寝ていた。

 濡れたTシャツが家につくまでヒンヤリしていた。

 

   はからずも ずぶ濡れわれら 盛夏かな

 

 みなみなさまには、暑中お見舞いもうしあげます。


                            (宮地)