セミが鳴いている。
8月6日、午後、三重の会の月例会。
熱暑のなか、大勢、いつもの鈴鹿カルチャーステイションに寄りあった。
ああ、そういえば、その日は広島原爆記念日。
3月の福島の原発事故がいまも収拾のメドが立っていない今、原発も原爆と
同じではないかと見えても、いたしかたないか。
会は、先回の”わくわく体験ツアー”の感想からはじまった。
山崎さんから、「あの企画から、考えたけど」と前置きされて、「鈴鹿北部では、猿が畑を荒らして、困っている。わしら集落48軒が、みんなで猿対策の試みとして、ウリを植えた。もってきたので、見てみますか?」と、そのウリを机の下から、出して、お見せいただいた。一同、「おおーっ!」とおどろきの声。ウリとは、言うけど、形がとぐろを巻いていて、ヘビのように見える。
「ヘビウリ」または「セイロンウリ」というらしい。
これには、猿も手を付けないという。
ヘビの形を見て、畑に近寄らなくなるか?まだわからないという。
「これを、使った料理法、だれか考えてくれんかな」と山崎さん。
「もう一つ、提案がある」と山崎さんが、続けた。
みんなの関心は、そのウリのことや、猿のこと、ウリの味のことなど、走りはじめていた。
しばらくして、「その、提案ってなんでしたか?」と、山崎さんに戻ってきた。
「三重県で2万人のメンタル・パートナーを養成していくという施策がある。・・うつ病や精神疾患を
身近な人が早期に気付いて、見守りあっていくような、そういうことに関心のある人を増やしていきたいというのかな。講習を受けると、パートナーの資格がもらえる。講習には、県からここにも来てくれる」
いろいろ、質問や感想が出された。
山崎さんや、大平事務局の方でも、よくその内容を聞いてきたらどうだろう。
そういう勉強も、やっていきたいね、こんな空気だったかな?
秋から、食生活についての勉強会を、月一回、月例会とは別にやっていきたいと大平さんから、
提案があった。
三重の会には、食生活に関心の高い人が結構、おいでになる。
伊藤八重子さんは、食物から病気のない心身、暮らしを研究・実践している。
杉本信之さんは、有機の米作りをしながら、農と食と心と社会を見直そうとしている。
中井佳子さんは、食事をつくること、旬にあわせて献立を考えることが好きだ。
作ったら、食べてもらいたくなる。
大平照子さんは、なんにでも、深く追究っしていく持ち味がある。
宮地小浪は、ただいまあらゆる料理に挑戦中。
八重子さんが、食物と身体の関係について、レジメをつくてきてくれた。
「血液の汚れがなくなると、病気がなくなる」
八重子さん「いちばんの問題は、カルシウム不足なんです。
いまの人は、身体が酸性になっているんです」
伊藤正人さん「カルシウムといったら、牛乳とおもってきましたが・・」
八重子さん「いいこと、聞いてくれました、大事なのは、乳酸カルシウムではなく、
イオン化カルシウムなんです・・」
ここいら辺から、一気に専門的になってきた。
そう、こういう辺を、これから勉強していきたいように思いました。どんな、ものでしょう?
秋からの勉強会のことを考える有志を募集しようと伊藤敏正さんから提案。
さて、どんなことになっていくのやら。
あっという間に、時間が経っていた。
この日は、鈴鹿フェステバルで、大型スパー”ハンター”は、にぎやかだったらしい。
、