KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

はたけ公園クリスマス会

2014-12-24 17:12:03 | 街の畑公園だより
この8月末、地域で暮らす知的障がい者の青年学級の
人たちがはたけ公園を使って、ジャガイモ定植を
した。

12月21日、ジャガイモ堀りをかねて、クリスマス会が
はたけ公園やハウスのなかであった。
ハウスのなかは、ぽかぽかしていて、親子で寛いだ。

「来年は 鈴鹿カルチャーステーションを借り切って、
コンサートやりたいね」できると、いいね。
 
 
 
鈴鹿山脈から、冷たい西風が広場を渡っていく。
青年学級の親子が、ジャガイモはたけに入って、
「ああ、出てきた」
「こっちも、ほら見て」
と声があがった。
一個一個大切に包装して、各家族のお土産になった。

 

サトイモ堀りもした。
はたけのあとは、ロケットストーブで作ったカレーと
ご飯でお昼ごはん。
 
このクリスマス会の空気が「してもらっている」というのが
ないなあと感じた。
「してあげている」というのいのが、あれ、違うのかなという
ような。
                    (宮地)

鈴鹿の地域医療の実情を聞く

2014-12-24 17:04:28 | 街の畑公園だより
12月20日午後、地域医療を長年考えてきている
八木医院さんから、鈴鹿市の地域医療の実情を
お伺いする機会があった。
八木さんは、診療は休みになるお昼休みに
鈴鹿カルチャーステーションまで来ていただいた。


 昨年から有志で理想の暮らしを語る会を
 やっている。退職後、老後の暮らしを
 考えたいという人がキッカケをつくった。
 老後っていたって、今をどう生きるか、
 「今を理想に」につきるのか。

 死と老いを豊かに。いま、話題になって
 いる。
 幸福に老いる、幸福に死ぬ、一つの側面、
 地域医療の実情は?
 鈴鹿市東玉垣の八木医院の院長さんから
 お話をお伺いした。


 八木医師は10余年前から、患者さんが安心
 して医療を受けられる地域医療を各分野の
 連携というところから、研究・検討・実践
 をして来られた。

 患者は医療施設に本人が出向いていくもの
 と思いこんでいた。八木医師によると、
 鈴鹿では、往診・訪問診療が国で唱えられる
 以前から、そこをやるお医者さんが現われて
 きているという。しくみも出来てきている。

 
 八木医師。「患者さんがふだんから、周り
 の人と自分の気持・意志を話し合えている
 のが大事ですね」
 往診・訪問診療といっても、患者さん、その
 家族と医師とか看護・介護の人たちとの
 お付き合い、気心が通じている、実際に
 なったら、ここだね、と八木医師。
 八木さんのお気持ちが伝わってきた。
 

 鈴鹿でこのような検討が続けられ、すこし
 づつでも暮らす人たちに根ざした地域医療
 がすすんでいるの知って、新鮮だった。

はたけ公園12月企画の反省会

2014-12-12 08:40:19 | わたしの活動レポート



先ずは、12月7日のはたけ公園の親子
体験のあれや、これや。
「梅ちゃん先生、よかったね」
(三重大学生物資源学部教授の梅崎  
 さんのこと)
「サトイモ栽培が専門みたい」
「ただ、専門というより、子どもが好き
 みたい」
「子芋が親芋からなかなか離れないで
 苦労している親子もいたわよ」
「あるお母さんが、サトイモってベランダで
 育てられますか?って、質問したの。
 そしたら、できるって、梅ちゃん先生。
 子芋を新聞紙で包んで保管して、来年の
 5月ごろ、鉢に植えたらいいって」
 「へえ、そうかあ。はたけで掘るだけで
 なく、家庭でも親子で育ちを見ていける
 んだね」
 「子育ち環境を地域でつくっていくって、
 こんな感じかな」
 「じゃあ、来年の餅つき企画のとき、
 梅ちゃん先生にお話してもらって、希望
 する親や子どもに渡してあげよう」

 「大豆の採り入れして、子どもたちで踏んだ
 んだけど、もう少し広げておいたほうが、
 良かったんじゃない」
 「そうだね。でも、子どもたちやり始めたら
 とまらなかったね」
 「踏むと、はじける音がするでしょ。それが
 おもしろい?
 「子どもの体重が豆を傷めないのでいいみたい」
 「踏んでも落ちないのは、ダメ。無理して、
  出さなくてもいいと梅ちゃん先生から聞いた」

 焼き芋の話から、ピザ釜をつくりたいという
 話題に。
 聞けば、大平さん、英二さん、深田さん、辻屋
 さんなど、うずうずしているオッサンたちの
 名があがった。
 さて、これって、これから、どうなりますか?

 高崎さんはシニア人材センターで庭木の伐採
 仕事頼まれることが多い。
 近隣の人の庭のミカンが手入れできなくて、
 放置状態。
 中井さんが「俺、見たろか」といい始めて、
 その家の人と話がはじまった。
 地域のなかに、果樹園、いいねえ。
 

 


生き心地の良い町

2014-12-07 15:02:51 | 月例会レポート

ぐっと冷え込んだ師走の6日。

健生みえの会月例会のあと、鈴鹿の牧田コミュニテイ

センターへ移動。

午後2時から「いのちとこころを守る鈴鹿市民の会」が

主催する

 「生き心地の良い町

   --日本一”自殺率の低い町を調査して」

という講演会に各自、参加。

講師は岡檀(おかまゆみ)先生。

和歌山県立医科大学保険看護部。


参加者の一人として、講演を聴いてみて感想。

日本の自殺年間3万とか聞くと、即出てくる思いがある。

「人と人の関係が希薄になっているからなあ」とか、

「経済的に困窮したら自殺の原因になるよなあ」とか、

自分なりの意見がはっきりあることに気づいた。

岡さんの話は、そういう一般的に流布している定説というか

常識というか、そんなものに、一つひとつ、ほんとに

そうだろうか、実際はどうだろうかと調査という手法で

検討、研究した成果を語ってくれた。

 

ふつうは自殺問題を研究しようとしたら、自殺率の高い

ところの「自殺危険因子」を探ろうとするだろう。たしかに・・

岡さんは自殺率がいちばん少ない地域の「自殺予防因子」

を探ろうとした。

そこが、たまたま徳島県最南端、太平洋沿いの小さな町、

旧海部町。

 

4年にわたる調査の成果。

それが、どれも自殺を少なくするために必死でやってきた

発想について、どうだったんだろうと振り返ってみたくなる

もんだった。聴いていて、そこがおもしろかった。

 

五つの「自殺予防因子」

1、海部町にある若者を中心とした朋輩組(ほうはいぐみ)の

 実例から、入退会のルールがないとか、排他的な空気が

 漂っていない。

 いろんな人が居てもいい、というよりいろんな人が居たほうが

 いい、という気風。

2、人物本位で人を見ている。

 何か失敗しても、「一度目はこらえる」という常用句が暮らしに

 ある。

3、古参も新参もない、同格のつきあい。

 「どうせ自分なんて」と考える人が少ない。

4、助けを求めることに抵抗感がない。弱音が吐ける気風。

 「病は市(いち)に出せ」という常用句もあるという。

 欝受診率が高いのに、自殺率が日本一少ない秘密。

5、ゆるやかにつながる。

 足並みを揃えることに関心がない。お互いに縛りあわない。

 赤い羽根の募金高は近隣の地域と比べて少ないとか。

 息苦しくない。

 

自殺予防にまつわる通説を見直してみる。

「つながる」とか、「きずな」とか言われる。

強ければいいか。それは、どういうことをやろうとしているのか?

どの程度やるのか。遊びみたいなものは・・・

 

そこから岡さんからぼくらに投げかけ。

 

質疑の時間に思い切って、岡さんに聞いてみた。

「”どんな世界なら住みたいと思うか真剣に自問自答する”と

ありましたが、それは日常から離れないと出来にくいと

ぼくは思っているんですが、岡先生はどのようにお考えですか?」

岡さん「私の場合、それはちょっと大袈裟な感じがしています。

学生には、こういうことはついでに考えたらいいよと言っています」

「なるほど」とおもった。

問題だとおもっているなら、尚のこと緊張せずに自ずからの

気持ちからのスタートが急所じゃないかなと・・・・・?

 

最後に、こういう町を実現しようとするときの、岡さんが

いちばん大事だとおもっていること。

均質化が弊害を生む。集団になったとき、何度でもその

面がどうなっているか、観察する。

人と人の関係は、息苦しくなく。

一人ひとりを支えていくのは大事だけど、各自に二つ以上の

選択肢があるように・・・

 

講演会というと、やはり聞く一方の傾向になる。

岡さんとは、どこかでゆっくりはなしたいなあという気持ちが

出てきた。

自分がどうも緊張状態でものことに関わっていないか、振り返る

感じが出たきた。

楽しい時間でした。

企画してくれた杉本さんはじめ、いのちとこころを守る鈴鹿市民の

会のみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


焼き芋反省談義

2014-12-07 14:40:47 | 街の畑公園だより

はたけへ行こう はたけで
食べよう!

師走7日10時ごろ、鈴鹿の
市内で暮らす親子が、はたけ公園がやってきた。

大豆の取り入れ,里芋掘り、焼き芋大会。

 

お昼は、ハウのなかで、
里芋鍋とマキでたいた ごはん。


子供たち、寛いだり、カケッコ
したり。

外では、焼き芋。

シニアの面々、今日の焼き芋、
皮が真っ黒焦げ、その反省談義。