KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

一足早い忘年会

2017-11-24 10:33:33 | 健生みえの会便り

 

今朝(20日)Yさんに連絡をとったところ
何と昨日病院に入院したということであった。
幸いにして大事ないとの奥様のご返事に安堵しつつも
より早い退院を願ってやまない。
ましてや今日の句会&忘年会の為に
2日も前から準備に余念がなかったのだという。
さぞかし無念でならないだろうと察する。
早く元気な姿を見せてほしいものだ。
 
午後2時前、郡山さん運転で菰野の希望荘に向かった。
今日は「健生」の一足早い忘年会。
山合いに白いものが降りる前にという事で
昨年からこの11月になっている。
車には5人便乗させてもらった。
昨年の忘年会では、郡山さん風邪をおしての参加で
美味しい特産物が食べれなくて残念だったが、
あれから早一年が経とうとしているんだね!
何とまぁ早いことか!
と、しきりに歳の経つ速さに改めて驚いている。
 
渓谷沿いに、曲がりくねった道を走り希望荘に到着。
 
赤く染まった大きなモミジを手前にして
そこには四日市港が遠くに広がる
絶景ポイントに 暫し茫然。
 
 
岩魚句会の21回目が希望荘で始まった。
12名の句36句が清書されている。
参加者8名で1人7句を選び天をその中から一句選ぶ。

敏子さんの進行でテンポ良くはじまった。

古希や紅葉の言葉が季節や年代を表していた。
作者の意図を聞いてみて、
読み取ったひととの違いや隔たりが
楽しさや愉快さを増幅させ、
たまらなく「人間同士」に回帰させてくれる。
だから回を重ねれば重ねるだけ
その分楽しさはより膨らむ。
岩魚句会の醍醐味か。
この日は
余川氏の句に三句とも選者が集中した。
その中のひとつ 

 はみ出した児の落書きや空高し
 
宴会迄の一時間、皆が温泉に浸かった。
滑らかで肌に浸透してくるような
ツルツルしてとても温まる湯だ。

この時期は特に温泉好きになる。
山中の寒気に立つこの建物は全館温かい。
見下ろす渓谷を湯の中から眺めている。
「天空の温泉か。」
ここにいる人皆ニコニコしているな。
富貴の相だ。
 
宴会が始まった。
橋元さんが新たに加わった。
たけなわを過ぎた頃伊藤氏、
兼ねてからの話を皆に図った。
硬い話だが「百歳大学」について
この三重県で「開催希望者」が複数いて、
すでに開催されている栗東市に見学もしている。
滋賀健生宮川さんから大平あてに連絡も来ているから、
この現状についての意見を聞かせてほしい、
明日も時間を設けてある、と。
橋元さんも開催グループの一員である。
各人いろいろと出し合った。
宴会の後でもあり翌日に持ち越し。
 
翌朝窓から見える目前の山の中腹まで
白い雪が降りていた。
寒気がもたらした透明な空気に
真っ赤に燃え立つ日の出と遭遇した。
こんこんと湧き出る源泉に身体をまかせながらの
日の出との対面は
何と神秘的か。
とても感動的だ。
 
朝食バイキングで腹ごしらいをして、
昨夜の議題「百歳大学」についての
意見を出し合った。
 
「健生以外の団体で行政が許可するのか?」
「運営は健生が絡まないで行政が許可するのか?」
「運営に三重健生が必要となるのではないか?」
「講師派遣だけでもいいのか?」
 
「一人一人出来る範囲で協力する」
との一応の線がでた。
 
27日に開催希望者団体の会合に
伊藤氏と大平氏が出席するので、
12月の定例会で説明する、という線で終えた。
 
その後鈴鹿スカイラインを走り土山に出た。
健生の「平成の弥次喜多」で歩いた懐かしいところである。
鈴鹿峠越え最初の宿場にある田村神社にお参り。
この地は神奈川、静岡、愛知のメンバーと共に歩いた最後の宿場だ。
 
関のドライブインで昼食。
帰り道
誰ともなく、夏までには三条大橋まで歩きますかね!
一泊したらオーケーですね!
 
「百歳大学」が
俄かであるが三重の地に持ち上がってきた。
昨今の少子高齢化社会の現実的課題と 
人間誰しも望む「健康長寿」を具現化する
楔機になるかも。

(11月24日 大平記)