KENSEI みえの会

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父との初めての旅

2012-09-18 19:42:05 | 旅行

 8日から14日まで、父と夫の辻屋さんと3人で、埼玉ではなく、栃木の宇都宮近くにいる、47歳の弟宅と、横浜にいる52歳の弟宅に訪問に行った。 

 父は84歳、据わって話しているときは元気そのものなのですが、歩くと、やっと前に進んでいるといった感じで、新幹線の乗りかえはなかなか とにかく、降りて次にエスカレーターかエレベーターを探し、そこまで歩くのが、一仕事。駅のホームの危ないこと、駅員さんは本当に少なく、昔の人での少ない駅が懐かしい気持ちに・・・

 でも、新幹線の中の父は元気で、ずっと話しっぱなし 子どものときのことや、若いときのこと、そうかと思うと、今の親しい人たちのことなど、あっちこっち まあ、無口で退屈な人よりは良いかな

これも健生の活動だなって、思いながら、父の話をひたすら聞きます。

 宇都宮から横浜に移動し、父を連れて鎌倉に行きました。昔、行った事がある。と言うが、大仏さんを見た覚えもあまり無いらしい。鶴が丘八幡宮まで歩くと言うので、歩いてみて、失敗。暑く、人どおりが多いので、3人ともどっとお疲れ。帰りは、1区間なのにバスに乗った。

その後、江ノ電に乗り、江ノ島へ。車窓の景色最高。父は突然、高等小学校のときの話になった。

 学校に海軍の将校がいて、何かと生徒に難癖をつけ、「予科練を受けます」といったら許してもらえたそうだ。でも予科練を受ける前に適正試験があり、ぐるぐる廻される試験で、そのとき目が回ったら不合格だったそうで、父は何度か不合格に(笑い)その一度も合格しなかった予科練が江ノ島にあったというのだが、そんな記録はどこにも無かった。さて、どこに間違いがあるのか???

 江ノ島からモノレールで大船へ、そこから、関内に行き、中華街で弟家族と合流、88歳のまー爺さんのお店に、88歳で横浜中華街を深く愛してお店を3つ持つという、中華街の生きる看板のような人に出会う。父も元気を貰い、また長生きできたかな。弟の優しさだった。

 ,私の弟たちと初めての付き合い、大きな子どもの父のお世話、辻屋さん、ご苦労様でした。家に帰ったら、初めて、夫は腰を痛めて寝込んでしまいました。疲労困憊か・・・!

                               辻屋 康子