KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

60,70は、まだまだ若い衆…津「健康体操 百寿会」

2012-03-29 20:41:41 | 興味深々アクションデーレポート

 健生みえの会会員・渡辺美代子さんは、津で「健康体操 百寿会」の

活動をされている。

 60歳から87歳までのお年寄りが、毎週1回寄り合って、健康体操を

している。お年寄りといっても、外見は若々しく見える。

(津「健康体操 百寿会」のメンバー。三重テレビで放映。

くわしくは、リンクを開いてみてください)

 

 渡辺さんに誘われて、「百寿会」主催の”ノルデイックウォーキングの

講習会に行ってきた。

 3月29日(金)午後、津市体育館には、百寿会のメンバーが100人ほど

集まっていた。女の人が圧倒的に多い。

 

(中央が渡辺美代子さん) 

 ポールが一人ひとりに手渡された。

(健生みえの会からの参加)

 

 指導の青年の周り集まる。

 指導員の青年は、今朝長野県から車を飛ばして、やって来たと

言っていた。

 

 準備体操のあと、「まずは、ポールをもって、おもいおもいに歩いて

みましょう」と声かかる。

 それから、一つひとつ、ポールを使っての歩き方を伝えてくれた。

 

 午後1時半から3時前まで。

 ポールと足が同時に出てしまう。それを”ナンバ歩き”というらしい。

 イメージは出来るけど、身体がそうならない。

 百寿会のご婦人は、ポールを軽々とあやつり、軽快に歩かれていた。

 とても、80歳前後の人たちというようには見えない。

 毎週、百寿会でストレッチなどみんなでやっているからだろうか。

 

 健生みえの会から参加したのは、70歳の余川さんを筆頭にあとは

60代の”若い衆”大平夫妻、宮地夫妻。

 宮地小浪さん、大平照子さん、はじめは元気に歩いていた。

 

 

 3時から、ポールの種類が変わった。

 歩き方も前半と違った。

 ポールの使い方は、スキーをはいたときのようにして、歩く。

 ポールが後方の地面に当たると、身体が前に押し出される感じ。

 面白い感覚・・・

 調子に乗って歩き過ぎたかな。

 指導の青年は、「無理しないで」と言っていたけど、加減ができない

ようだ。

 

 あっという間に4時になっていた。

 百寿会の人たちは、あたりまえにおしゃべりなどしていた。

 わが健生みえの会の、宮地小浪、大平照子はへとへと

という感じ。余川さんは、余力がありそう。

 

 宮地はから元気。自宅について、へなへな。

でも、全身に血がめぐっているようで、心地がよい。

 

 渡辺美代子さんは、百寿会の世話人さん。

 彼女の元気が、多くの高齢の人たちのくらしに若々しさを

もたらしているように見えた。

 

 やってみるときが、くるかもしれないともおもった。

                 (宮地)

≪注≫ノルディックウォーキングは、2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種である。もとは、クロスカントリーの選手が、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして、ストックと靴で積雪のない山野を歩き回ったのがはじまりである。北欧ではスキーウォーキング、ポールウォーキング、フィットネスウォーキングとも呼ばれる。日本国内ではポールを突いて後方に押し出して推進力にするものをノルディックウォーキング、前方に突いて歩行を補助するものをポールウォーキング、これら2つを総称してストックウォーキングと称されることが多い。


興味本位に

2012-03-28 07:34:57 | 私の特技

 3月24日(土)、25日(日)三重自然文化祭in鈴鹿の催しが
鈴鹿市文化会館で開かれている。

 NPO鈴鹿循環共生パーテイという名で展示コーナーを出した。
名前だけからは、なにをしている人たちか分からない。

 
 里山が好きで、荒れた雑木林に下刈りをし、”里山の小径
プロジェクトとか言いながら、子どもたちの遊びの場をつくって
いる男がいる。
 何のきっかけか知らないけど、ダンボールコンポストなるもの
が面白いと、仲間を募っているおっさんがいる。(これは、ぼく)
 この寄合いの世話役は片山弘子さん。鈴鹿市の環境審議会の
委員さんだ。肩書きというより、そういうテーマについつい
向き合ってしまうようだ。
 
 ついこの間まで、「環境には関心あるけど、子どもには
関心ない」と言っていた青年が、”里山体験ジグゾーパズル”を
つくって、会場で子どもたちがそれに熱中しているのを見守って
いる。
 里山体験をしたいというお母さんに、「”てっらこや”という
子ども企画が一年と通じてありますよ」と案内している。

 子どもって、面白い。
 会場にはいろいろ、子どもの関心をそそるような遊びや企画が
用意されているけど、そななかで、いったん、ジグゾーパズルを
やりはじめると、その世界に簡単に入り込むらしい。


 バラバラになった、たくさんの小片を見ただけうんざりするのと、
それを一枚の絵にしてやろうと、それにとりつく、子どもの
こころ・・・どんなんだろう?


 はじめは,遅々として進まない。お母さんはやきもき。
 そのうち、なにか発見したかのようにパズルが解けていく。
 お母さんも引き込まれている感じ。

 「やったー!」
 それだけのことかもしれないが、子どもにとって、この時間は
なにものにも代えがたいものじゃないかな。

 孫二人が、隣のコーナーで伊勢型紙の手法で栞づくりに
はまっていた。

 会場を回ってみた。
 「蜘蛛には、いくつ目があるだろう」と子どもに聞いている、
子どものようなおじさん。

 蝶の観察が好きらしい。
 三重県で蝶の種類がどんどん減っていると憂いていた。
 里山が荒れていて、その蝶が吸いたい花が消えていくためらしい。
 説明してくれるおじさんの目が輝いている。
 
 

 鈴鹿川の魚たちの観察をしている高校生。
 水槽で実際の魚を見せてくれて、説明してくれた。
「ゴクラクハゼってあるけど、どこにいる?」
「ああ、この石の下です。愛嬌あるんです」
ほんの、何センチかの大きさ。アンコウのようなかたち。
「こういう観察、もう2年ぐらい続けてます」

 鈴鹿循環共生パーテイの展示をほとんど作った青年が言った。
「こだわりの人たちの集まりですよ」
 ”こだわり”といったら、なにか他を入れない固い感じも
するけど、一人ひとり、その人の興味にそって、楽しんでいる
というのはどうか?

 それに”本位”とつけたらどうなるかな。
 遊びはもちろん、暮らしにしても、仕事にしても、人との
つきあいにしても、”興味本位”になっていったら・・・
 そんなことで、この世の中、生きていけないかどうか。
 はなから、あきらめてはもったいないかんじも・・

 


桑名・クルクル工房を訪ねて

2012-03-17 20:08:17 | わたしの活動レポート

 おもいたったら、吉日。

 かねて健生みえの会メンバーの川畑哲志さんから聞いていた、

桑名市にある生ごみを堆肥化しているクルクル工房を訪ねた。

 

 訪ねたのは、中井正信、大平達男、それにぼく。

 三人とも、家庭での生ごみコンポストをここ鈴鹿で、1年ほど

やり続けている。

 使っている箱とか、やり方がすこしづつ違う。

 中井は、木製のリンゴ箱。奥様が来客の食事づくりを積極的に

やっているので生ごみの量も半端じゃない。

 大平は、プラスチック製の衣装ケースにオガコを入れて、温度が

上がらないと、米ぬかを入れている。それで、1年、取り替えないで

やっている。

 宮地は、ダンボールにオガコと米ぬかを入れて、3か月ごとに

新しいダンボールの取り替えている。

 この1年で、3人から14人に増えた。

 

 桑名のクルクル工房は、500軒の生ごみコンポストの循環を

やっていると、蛭川卓三さんが案内してくれた。

 

 500軒の世帯には、プラスチック製の衣装ケースを改造した

生ごみコンポスト容器が配られている。(1個 500円。実費の

半分は、市が助成してくれている)

 その容器に、家庭で出る生ごみを入れていく。

 入れるときに、コンポストをすすめるため、基材をまぶして入れる。

 その基材は、モミガラ12・米ヌカ4・落ち葉堆肥1・土1 で作られて

いる。

 

 落ち葉堆肥も、クルクル工房で作っている。

 秋、市内の公園の落ち葉を2トントラックで何台も集めてくる。

なにもしなかったら、焼却場へ行くはずのもの。

 それに、モミガラ・米ヌカ・水など加えて、半年ぐらいかけて、腐植土に

する。

 

 家庭で未完熟堆肥化したものが、それぞれの家庭から好きな時、

それぞれがクルクル工房の発酵スペースにもってくる。

 

 その山積みされた未完熟堆肥を1週間に一回、切り返す。

 訪ねたときは、ちょうどその日。二人のシニアの方がミニローダーで

切り返したり、水をかけたりしていた。

 

 

  完熟した堆肥のスペースを見せてもらった。

 もう、完全に腐植土になっている。

 これを、モミガラや米ぬかにまぜて、未完熟コンポストを持って

きた人に持って帰ってもらう。

 堆肥化の循環はほぼ出来上がっていると蛭川さんは言われた。

 

 この工房というか、工場は街のなかにある。

 マンションがすぐ塀の隣にある。

 臭いがない。どの過程でも臭いが出ていない。

 隣家と共存できている。

 

 蛭川さんは、ここでやり始めて8年。

 お歳は、65歳をこえている。

「いろいろ勉強もし、工夫もしてきました」と話してくれた。

 

 蛭川さんの悩みというか、これからというのでは、この方式では、

桑名市全域の生ごみをカバー出来ないということだ。

 この事業は、桑名市からの委託事業としてやっているものの、

市としては、このような施設を増やせる見込みがなく、生ごみは

焼却するしかないと決めているらしい。

 

 蛭川さんは、この仕事をはじめて、いろいろ勉強して、工夫する

楽しみを味わっているらしい。

 いろいろなアイデアが湧いてくるようだ。

 

 規模が小さくとも、こんな街になっていきたいというような一人

ひとりのなかの夢を、よくよく検討、研究して、実現していく、それも

あらゆる面にわたって、できるところから、やりたい人で・・・

 そういう空気の街を足下から描いていきたいなあ。

 帰りの車のなかで、考えた。

 できうれば、鈴鹿でも、まずは100軒ぐらい、ダンボールコンポスト。

 

                                    (宮地)

 

 

 

 


”健生みえの会”のブログについて

2012-03-16 16:51:16 | わたしの活動レポート

 早咲きの桜が開花しはじめている。

 鈴鹿ショッピングモール”ハンター”の東、街のはたけ公園。

 寒さはまだまだ、身に滲みているけど、自然界は春の訪れを

告げている。

 

 きょう、鈴鹿カルチャーステーションで、4月7日の健生みえの会

総会の打ち合わせで、中井さん、大平さん、伊藤敏正さん、余川さん、

足利友紀さん、それにぼくが寄った。いちおう、役員会という。

 23年度の活動はどんなことだったかと出し合っていた。

友紀さんが「健生みえの会のブログ、いつからはじまったかな。

あれも、活動のひとつじゃないかしら」と言った。

 はっとした。

 そういえば、そうだった。

 昨年の6月ごろ、隣家に住む青年が、「ブログなんて、すぐできますよ」

とかいって、「こうやって、こうして・・・IDはどうします。パスワードは?」

とか言いながら、もたもたしているじぶんを尻目に、あれよあれよという間に

つくってしまった。

 

 ブログを振り返ってみて。

 そうですね、けっこう何人かの人が書き込みしているけど、もうすこし

書き込みについて、「いいね」とか、「こんなとこもあるよ」とか

軽い反応があってもいいのかな。

 ブログの編集画面に入るには、IDとパスワードが要りますが・・

 

 ブログ立ち上げののとき、IDとパスワードをブログのなかに

書き込んで、「それは、まずいのでは」と言ってもらったりした。

 IDとパスワードは、会員さん同士で、知っているはずですが、使って

ないと、忘れていきますよね。

 忘れないようにするには、面倒でも、ときどき使うのがいいでしょうね。

 

 こういう会が、ふつうどういうものか、世間に疎い面もあって、分からない

ところがありますが、けっこう「こんなことした」「こういうこともしている」という

のが、活動のイメージのように見えます。

 一人ひとり、目に見える活動をしているとか、していないかにかかわらず、

その人の人生があり、願いや、場合によるとその人のなかで抱えている

難問もあるかもしれません。

 毎月の定例会は、一人ひとりに照明があたるようでありたい。

 そのとき、全部の人にそうならなくとも、出席した、しないにかかわらず、

一人ひとりの暮らしや生き方、それにやられていることがあれば、それを

通じて、その人と親しくなっていきたい。

 

 しゃべらなくと、しゃべっても、そこその人がいて、そこから滲み出て

くるもので、こころが安まる間柄でありたい。

 月例会を大事にしたい。

(2012年3月3日 月例会の様子)

 

 アクションデイも、会の仲間のところに家庭訪問でもいいし、

子どもがなんにでも好奇心が起こって、目をかがやかせているように、

いろいろな活動の見学もしたいなあ。

 

 春がもうそこに来ている。

 こころが、むずむず動いている。

 身の丈にあった、背伸びしないけど、子どものような興味本位で

くらしていきたいなあ。

 

                                 (宮地のひとりごと)