KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

豪雨・竜巻大荒れあとの定例会

2013-09-08 08:30:56 | 月例会レポート

 7日は不順な天気、一休み。

   ギンギラギンのお日さまは影をひそめ、どんより雲が

残暑の終わりを語ってくれているのかな?

 「もう秋よ。コオロギの声が弱々しくなっているもの」

さすがは俳人、いなべの敏子さん。

 

 遠路はるばる南伊勢から上野さんが参加した。

「ひさしぶり」とうれしい気持ち。

 

 会の流れは、大平さんがいちおう描いてくれる。

 参加者は気楽。じぶんの関心のある方に盛り上がる。

 平成のやじきた、東海道ウオークも、この9月28日坂下から

鈴鹿峠を越え滋賀の土山に至る。 

 思えば、昨年10月から神奈川・静岡・愛知の有志の人たちと

よくぞここまで、歩いてきました。感慨はだれにも。

 「皆勤賞の人が9人いるんだ。なにか記念品だしたいね」と

大平さん。

 「なにがいいか」で、意見続出。

 余川さんは「伊勢型紙は?墨もあったな」とか、三重の特産品を

推奨。

 「歳を重ねてくると、もっているもの整理するという気持ちになって

きている。物を増やすと、あとが大変」

 「そうよね、実用的なものがいいかもね・・」

 「冗談みたいな、そんな賞もおもしろいんじゃない」

 

 急に「どんな賞をつくろうか」と”賞”談義にはいりこむ。

 余川さん「いっしょに歩いていると、カップルでいろいろおしゃべり

している。お互いの話が噛み合ってなくても、楽し気だった」

 「そりゃあ、それこそ”やじきたでしょう”じゃないかな」と宮地。

 「あのね、”選ばれたでしょう!”というのがあるわ」と伊藤敏子さん。

 「みんなで歩いていたら、紫蘭の花を見つけたの。今井さん(愛知?)

に、”この花なーに?って、言ってくださいな”と声かけた。怪訝な顔して

なかなか言ってくれないの。でも、なんのことかわからないまま、今井さん

が聞いてくれたの。それで私”紫蘭(知らん)”と答えたの。みんな

笑って、今井さんは”ぼくが選ばれたんだね”と受けてくれたのよ」

 

 へえ、そんな一コマもあったんだ。

 人と人が触れ合いながら、東海ウオーク、まさに健生みえの

みんなが願っていた”平成のやじきた珍道中”。

 

 なんだかんだと出し合っているうち、賞の賞品は女の人たちで

決めてとなった。

 土山からあとは、まだ繋がるかどうか、たぶんこれで

おわるかなあ・・・

 

 「やじきた膝栗毛では途中から伊勢に行っているんだよね」

 話題は伊勢街道ウオークへ。

 伊勢神宮は遷宮の真っ最中。「もう、新しい社(やしろ)は

できたのかな」

 「もう、とっくに出来ている」

 「10月はじめに、天照の神さんが引越しするんだ」

 「じゃあ、引越しする神様が見えるのかな」と郡山さん。

 「見える人には見えるけど、見えない人のは見えないん

じゃないの」宮地がチャチャ入れた。

 一同大笑い。郡山さん「・・・・!」

 伊勢街道ウオークは、混雑をさけて、来年でもいいじゃない・・・

 

 途中、鈴木英二さんが入ってきた。

 心なしか、ショボっとしている。

 そうなんです、先週金曜、鈴木英二さんが、鈴鹿の里山に行った

ところ、炭窯のドーム状の天井がごっそり落ちているのを発見。

 15日には炭窯開きの行事をやろうと準備していた。

 「あれーーーえ」

 

 日曜日には右田翁はじめ高崎など有志のメンバーで現場を

視察。

 「原因をよく見極めて、年内には作り直したい」と英二さん。

 

 「炭が一部出来ているんだね。そりゃ、よかった。それを使って、

窯の前で、バーベキューをやろうやないの!」と余川さん。

 余川さん、炭窯タタキの神事のときは、率先して槌をもって

天井の土をたたいていた。

 英二さんのほか、健生みえの会の関係者、大平・中井・辻屋・

郡山などけっこうかかわってきたいる。

 あの灼熱の太陽のもと、窯づくりに汗した面々、意気消沈は

無理もない。

 余川さんの声掛けで、「そりゃーいいかもしれない」とだんだん

活発な意見が出始めた。

 

 「しゃべる人はほっておいてもしゃべるけど、喋らない人のはなし

聞きたいわ」と伊藤敏子さん。

 足利友紀さんになんとなく、みんなの気配が集まる。。

 友紀さん、口開く。

 「あのね、私ね、こんど新潟にいくの」

 新潟生まれの大平さんに、視線をなげる。

 「片貝の花火見にいくの」 大平さん、「うんうん」と首振っている。

 「それとね、もう一つ、ヘジそば、食べるの」 大平さん、「うんうん」

 さっぱり、なんだか分からないが、楽しみにしている友紀さんが

伝わってきた。

 

 上野さんも、近況を語るハメになった。

 南伊勢の上野さん宅に、地元の老人が寄ってくるようになった

という。平均80歳を超えている。指導の先生もお呼びして、健康

体操もみんなでやっている。やっと、上野さん宅の活動が軌道に

乗ってきているよう。

 上野さん、思わずたちあがり、スクワットのやりかたを実演。

 こちらも、おもわず、立ち上がる。


 

 そうだよね、月例会は行事の打ち合わせだけで、終わるん

ではなく、それぞれの近況をもっと聞き合うのも、いいよね。

 

 

                    (宮地)