KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

美味しい句会

2018-04-14 20:31:42 | 健生みえの会便り

 の息吹を貰いながら4月7日

「健康生きがいづくり三重の会」の定時総会が

「中井正信宅」でおこなわれました。

会員相互の親睦・交流と「健康・生きがい」を目的として

会員各自が夫々活動してきました。

もつぱら「会」としての活動は毎月の定例会とアクションディ。

交流を深める事で

「お互いを理解し合うこと、そして尊重する事」

に集約される7年間だったのではなかったか。


句会は年4回程の実施だが

皆さん、その日を楽しみに待っている程で

健生以外の地域の方が参加しています。


又その他の活動は「シニアと子供のコラボ」と「里山プロジェクト」で

丸五年間、年に8回程実施していて、

主催者及びスタッフはほぼ全員健生メンバー

市内や他市、県外からも

パパママに連れられ大勢の子供達が参加しています。


また「理想の暮らしを語る会」は

ここ2年ほどで活発な活動を展開、社協が後援もして

地域へ浸透している。そして

次の動きも考えているようです。


今回の総会でも、会員が主催している「活動」には

夫々が可能な範囲で「協力・賛同」していこうと位置付けて、

閉会となりました。




総会のあとは、皆さん楽しみにしている

恒例の「岩魚句会」です。

主催者いわく

「何処の句会よりも一番楽しい句会だわ」

なのだそうだ。

今から6年前の平成24年(2012)6月16日に第一回目が行われ、

そして今回22回目を迎えたところです。

第一回の時の お誘い文を紹介します。

        

     『美味しい句会のお誘い

   風薫る季節に 岩魚を焼きながら 句会を楽しみませんか』


この誘いに乗って始まった句会ですが、この時から

「美味しい・楽しい」を背景にされていたのだなと

改めて感じる次第です。



参加者から寄せていただいた感想です。


余川彬夫
 句会も、いなべの伊藤邸に寄せてもらってから今回で22回目になりました。

敏子さんの絶妙の司会、全員の忌憚のない意見や詠み手の予想外の本音など、

何時も楽しく、しかも新しい発見のある素晴らしい会と心から感謝しています。

俳句とは、かくあるべしという意見もありませんが、

季語の本意、歴史とか背景などを調査すること、見たこと、感じたこと

のポイントは何だろうと考える事に興味を持ち、

推敲の重要さを感じつつ、努力したいと思っています。

最近、病気をしましたが、

回復の重要な原動力になっていると信じています。(4・10)】

辻屋康子
まずは、ゆきちゃんの元気な顔と声が聴けて嬉しかった。

facebookでは見てるんだけど、

やはり活きてどんどん活動してるゆきちゃんに会うのは格別ですね。

おじ様方のエネルギーが違って来ます。("⌒∇⌒")

句会はやはり私達の句会って感じで、

今回は句の直しも有って、そうそう、そう言いたかったとか思えました。

私は納棺士と言われる人に初めて会ったので、

その納棺という不思議な感動を伝えたかった。

俳句にすることで、義弟の急死が、胸の中に落ち着いて来ました。

四十九日では是非仏前に供えたいと思ってます。それも、手直ししてもらった、俳句を。】

 

 

中井正信
句会をやってみて。

句の奥行き、深み、匂い、味わい、自然、美しさ、

等々あるものに触れたいと思う。

ある句を観て、感動する自分がある場合、その句が感動さしてくれた句だと思うが、

人の話を聞くと、あぁいい句だなぁ~と思ったりする。

つまりその句を知ればまたこちらの心も動かしてくれるのを知ると

自分が感動した共感したその句がいい句(前述した句そのものの奥行等々)だとは言えない。

自分は句会で句の深さに触れたいのだと思った。

「明智川せせらぐあたり初音かな」という一点も入らなかった句を何度も読んでみると、

そこには春の訪れ、その空気の色、自然の時間の流れ、

さらりとした中に奥行と深さを観ることが出来る。

このあたりは僕がその句を好きか嫌いかという領域のものではない

ということを知らせてもらえた機会でもあった。】

 

【足利友紀

やっぱり楽しい時間を過ごせましたね。

ありがとう ございました。

ちなみに赤銅色の月写真、

小っちゃいけど 御覧くださいな】

 

【大平達男

この「句会」の好きなところは

選者の感性で大胆に一人歩きができるところです。

勿論作者の意図を汲もうとするのだけれど、どこまでいっても

選とは選者に任されて在る、一方的な事かな。

それが たまらない】


又この「岩魚句会」は「主催者」の存在意義が大きい様に思います。

参加者其々が落ち着く先を、上手く「指南役」を果たしているからではないだろうか。

これを機に皆さんからの要望もある「個人の岩魚句集」として綴る予定です。

(記:大平)

追:風邪をひき、up大幅に遅くなってしまいました。