KENSEI みえの会

会員間の連絡用ブログ

平成のやじきた・人に触れる喜び

2012-11-25 19:36:22 | 平成の弥次喜多道中

  11月24日 近鉄富田駅に 午前9時を過ぎた頃から

色鮮やかな出で立ちに リュックを背負った

いかにも個性豊かそうな人達が 集まり出した。

 

そうです きょうはウォーキングなのです

「平成のやじきた道中伊勢の国編 四日市宿」 当日なのです

10月の桑名宿に続いて今回が2回目

参加者は 神奈川県から2名、静岡県から6名、

愛知県から11名、地元三重県から11名

あわせて30名の参加者で これから開始です

 そこに静岡の小林敬子さんから 思わぬプレゼントが。。

ひとり一人に 折り鶴を手渡してくれました

前回の桑名博物館でみた 連鶴を 今日のウオーキングに繋げて

ひとつひとつ用意してこられたのです

温かい2回目のウォーキングの飛び立ちになりました

 

受付も終えて 全員がお年相当の固いからだを

少しでも柔らかくしてからにしようと、歩く前に

準備体操で ひと汗

指南役は 実行委員長の 伊藤正人さん

 

いよいよ出発だ

先頭を担っているのは

三重健生の長老格 余川さん

年に似合わず抜群のタイムキーパーです

それもそのはず 機械体操を取り入れた科学的体力UPを

実行されている そんな方なのですから

そのとなりには 長老を頼もしく補佐する伊藤敏正さんがピタッと付いています

そしてなによりも 後ろに控えめに位置して

正確なアドバイスをご主人に送る 敏子さんが続く

先頭は大体この3名に絞られてきたようです

 

 

連子格子の街並みを 興味深く味わいつつ

脚にも温みが伝わって エンジンが かかってきた

 

曲がり角に健脚者たちが寄っている

何だろうか

 

力石だ 大人用で120kg 子供用で19kg

建物の基礎石に使うのを一寸借用して

遊びともいえる 力比べか

大人のまねをしたのだろうか 子供たちは

子供の位置は現代よりも実質が在ったのだろう

 

いつも最後尾から 笛を切りよく鳴動させて 

車が後ろから来ていることを知らせてくれる

笛のトーンに磨きがかかってきた

前回美声で注意喚起した足利さん 今回体調不良で パス 

中井会長は相棒の分を 笛に託したのかな 

中井さんには今回もう一つ役割がある

報道カメラマンだ 

いつもその役目の宮地昌幸さん体調が悪いです

早く元気になって ご一緒したいです

みんな 待っています

 

 

 

変らずの松で記念写真

 

 

海蔵川左岸の桜堤

桜の葉が紅く染まっている

 

おなかも空いてきた と思った頃

みんなの顔が ほころんでいるぞ

何か食べているようにも見える

団子だ 団子を食べている・・・・これはうれしいな!

こういう時は ほんと 素直になれますね 

うれしさが 出てしまいますよ

 

 

伊藤正人さんが説明してくれた

この辺りは 餅屋さんが多いところだという

嶋小(しまこ)という団子屋さんは 創業百数十年

高齢の主人が一本ずつ 丁寧に焼き上げてくれる

みたらしの味は一般的な甘さは無く 

素醤油を何度も重ねて焼いたような 

とてもシンプルな味わいだ

しかも だんごは 柔らかい

年はとっても 変わらぬ笑顔になりますね

隣の人と おしゃべりを したくなってきました

もっとみんなと会話をしたいと思います

そしてもっと皆さんと街道を歩きたいと思えてきました!

 

なが餅 という四日市名物もまた 

この団子屋さんと 目と鼻の先のところにある

ここは天文16年(1550年)創業だという

旅の道中で 人に触れる喜びを

餅や団子を通して感じるのは

今も昔も変わらないのだろう

遠い昔から 人との出会いを大切にする生き方は

今なお新鮮で この心に 新たに息づかせてくれようとしています

途方もなく 人との触れ合いが 大切に思われてきます

 

 

諏訪神社の公園で 皆で ほうばる 昼食

 

ベンチに腰かけて 夫々がお手製の弁当やら コンビニおにぎりやら

お日様が照っていて暖かい

旅をしていると いつも自然界と 一緒だね

離れようがないんだよね 実際はそういうことなんだよね

畑での野菜つくりもそうなんだよね 

 

 

公園で 記念写真   もう一枚  

   

 

この四日市宿は 旧道が アーケード街になっている

雨が降っても濡れないで歩ける

やじきた道中の一行が 腹ごしらえをして

 内部を目指

 

 

列の中間は辻屋さんご夫婦と中井佳子さん

健脚なご夫婦である ご主人は手術してから 間もないが

今回から歩くと言われる 奥さんは少し心配そう  でも

まあー 大丈夫でしょう と いたって懐が深いです

しかし寄り添って歩くあたりは 流石ですね 

 

中井佳子さん いろんな人と 沢山の笑顔でのお話

楽しく歩かせていただいた人 多い事でしょう

疲れも薄まります

 

間もなくすると 丹羽文雄生家に着く

こんな近くに生家があるとは思っていなかった

奥に本堂があるが、ここからは見えにくい

 

街道の名残松

この辺は300mほどの松並木があったところだという

いまは この松一本

 

日永の追分

東海道と伊勢街道の分岐

ここまでくれば 今日の終点内部は 1.5km程だ

 ・・・・・・・・

ずっと最後まで 車で伴走をやってくれた鈴木英二さん

団子を運んでくれた 見えない立役者でした

 

そして列にいて絶えず 通行に気を配っていただいた

長谷部さん  機をみて声かけてくれていました 感謝です 

皆さん 有難うございました 今回 も無事に終えました。

最後に 伴侶に 一緒してくれて ありがとう

       (記 大平)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋の句会盛大に

2012-11-12 11:27:07 | 句会を楽しむ

  11月11日 楽しみにしていた「秋の句会」がはじまった。

 それぞれが2台の車に分乗して、伊藤敏正宅に向かった。

実は きょうのこの日を二か月ほども前から 楽しみにしていた。

岩魚句会のあの素晴らしかったことが今なお よみがえるからだ。

 ① 自分の作がよいと思っているでしょう!そこは否定しない。

 ②選者の感性に任せ(独り歩き大いに結構、望む所)、作者は余り説明しない。

 ③自分の句は選ばない。

前回 主催の伊藤敏子さんが 話してくれたことだ。

この辺がベースになっているから、

場のやりとりの面白さも増してくるし、楽しさが何倍も膨らんでくる。

 

 車はそろそろ伊藤宅付近なのだが? 到着?

 いや 携帯電話で 聞いてみよう。  

 

にこにこと御亭主 敏正様が出迎えてくれた。

 

”つきたて餅を食べながらの<秋の句会>” テーブルには花が咲いたように

盛り沢山の料理が並べられていた。

それでも足りじと料理が続き

女性たちが手伝い盛り付けはじめた。

 

テーブルには 新潟銘酒<菊水>が ドーン と用意されている。

一升瓶がことのほか大きく座っている。

当家奥様の出身地 柴田市の銘酒なのだ。

(ちなみに私も新潟出身で、この菊水は思い出深い酒なのです。)

酒もあり・・・で OKです、そうしましょう、 と聞いてはいたのだが 

菊水 と出会うとは夢にもおもわずで、感激!また感激!

 

句の準備はどうでしょう。

一人三句用意してきましたよ。

清記して、いよいよ始まりですね。

準備も整って、

伊藤八重子さん差し入れのジンジャーエールで

全員揃って、 カンパーイッ!

はたまた菊水で 再度 カンパーイ!!

 

つきたて餅は、きな粉、小豆あん、みたらし、大根おろし、生姜蜂蜜

打ち豆(ぶちまめ)入り雑煮餅(新潟風)の6種類。

菊水の共にと?イカと里芋の煮つけ。

辛党にはこたえられない逸品。

それでは 敏子さま・・いただきまーす。

みなさん!いただきまーす。

 

 

しばし 新潟風雑煮談義に。

動物性蛋白は 入れない

大根、ニンジン、ゴボウ、ぶち豆(打ち豆)、醤油とカツオ出汁ベース。

それに新潟とは、その土地柄を反映してか、餅に酒は当然欠かせないもの。

そして 酒談義に花が咲く・・・・。

いや「ほんとに」参りました。感激なのです。

 

つきたて餅6品目 全品いただきました。

そして<菊水>も空けてしまいました。

 

食して 満足

酒も飲みほし 満満足

つぎは本日のメインで 大満足といきたいですね。

 

39句清書された用紙が配られ、5句を選びます。

その中から<天>を1句。

当家奥様 敏子さんの進行で始まった。

 鈴木さん

 八重子さん

 照子さん

 敏正さん

 敏子さん

 康子さん

 哲男さん

 佳子さん

 大平さん

 余川さん

 中井さん

 小浪さん

 宮地さん(投稿)

 

配られた清記用紙に沿って 順番に どの辺で選らんだのか と

進行者 敏子さんが 選者一人ずつに聞いていく。

感想が出される 

自分の句が良いと思っているのは百も承知なのですが、

しかしそれ以外を選ぶことになっているのと、

気に入っている句を選ぶことになっているので

縛りが無いんです。

とても爽やかだ。

作者不明のまま、句を自分が解釈するのだから。

自分が、気に入っているから、好きだから選んでいるだけで。

遠慮、気がねがないんですよ 自分に すなお なだけなんですよ。

とても爽やかで解放感があるんですね。

その辺を察知してか 進行役が 作者はどなたでしょう と聞いてくれる。

いいタイミングです。

はーい、私です。はーい、僕です。

 

感心したり、笑ったりと。

そしてまた 大笑い。

 

選者の本意、作者の本意 どちらも頷ける。

客観視ゆえの大笑いか。解放感ゆえの爆笑か。

捉われが無い自由さからか。

 

コーヒーを頂きながら、ケーキを食べながら、感想に大笑いが起きる。

 

「選者は良し悪しでなく、どれが好きかで選ぶ。

勝手にこちらが好きなだけ。

作者は感動や実を、言葉で表したいだけ、

それが誰かに伝われば なお嬉し」 と 敏子談。

 

この談は、この句会のベースになっている。

この会は 純粋に その人に触れることができる。

人との交流がすなおにできる。

そんな素敵な人生空間だ。

・ ・ ・ ・ ・

こんな句会に是非友人を誘いたいものだ。

又の句会を楽しみにして。

       (大平 記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋の句会   つきたて餅を食べながら・・・

2012-11-06 18:52:18 | 句会を楽しむ

秋が駆け足で過ぎていこうとしています

美味しい芋煮と  ホッカホカの焼き芋を 楽しんだ後は さらに ひと足早い正月気分??

秋の句会  つきたてのお餅を用意して お待ちしております。

皆様のご参加をよろしくお願いします。

 

11月11日  11時頃までに  伊藤敏正の自宅にて   

持ち物  俳句三句    食材費  五〇〇円

前回のように 個性豊かな俳句が出そうな予感で わくわくしています。

誰がどんな句を出し 誰がどんな句を選ぶのか・・・・・これ又 面白い

 

最初に 句会をやりましょうというお言葉が出た時に 先生無しでやれるかな・・・といささか不安でしたが・・・

六月の句会の 楽しさと言ったら・…最高でしたよね。  先生がいないからこそ 良かった!! みんなが先生

 

どの句が良いとか悪いとかでなく どれが好きかということで 進む会 これがほんとの句会じゃないかな・・・

日常の感動を 写真のように切り取って 言葉で残したい   それが誰かに伝わったら  なお嬉しいですもの

 

さあ  我らの句会を 楽しみましょう            敏正 敏子

 

 

 


やりたがりやの老人と子ども・・・芋煮祭一コマ

2012-11-04 06:01:00 | アクションデー

 早朝、どんより曇って冷たい風、寒い。

 竈の火起こしは、大平さん、中井さん。それにアズワンコミュニテイの

恩田さん。

 

 「たき火したい!」寒さに弱いぼく。

 中井さん、どこからかドラム缶をひきずってきた。

 恩田さんが薪をもってきた。

 広場の真ん中でたき火。

 

 余川さん、9時前に登場。

 鈴木英二さんと焼き芋の準備。

 石焼き芋機は、辻屋さん、大平さん、中井さん、英二さんの

熱い努力の賜物。今回、見事、おいしい、天下に問える出来映え

となる。「エッヘン」


 開会の9時半ごろ、なんと雲が晴れて、日が射しはじめた。


 

 わが健生みえの、やりたがりやの年寄り連中は、焼き芋、芋に鍋、

ご飯を炊いておむすびと、どうもみなさま、作り手となって、あれや

これやと立ちまわっていた。

 余川さん、左手かばいながら、薪かかえて、結構行き来してましたね。

 八重子さんも、初っ端からお芋の前に陣取って。

 伊藤夫妻も、大根なますをタッパーいっぱい、おむすびのお店に・・・

 

 子どもたちは、食べおわると、めいめいあるものをつかって、お遊び。

 はじめて会った子同士、たちまち遊び仲間になって、絡み合って、

笑ったり、泣いたり、ふざけたり。

(鈴鹿市内からチラシを見て、親子連れでやってきた)


 

 こんな年寄や家族や子どもでつくる空間やつながり、さりげなく日常の

ことにしていけないかなあ。


 この日、11月3日、健生みえは午後月例会の日。

 おなかも満ち足りて、気持ちもほがらかで、ではいきますか・・・

                                (宮地)