一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

恒例家族キャンプ

2006-09-12 20:48:00 | 日記・エッセイ・コラム
 先週、ご主人様は恒例となった兄夫婦と合同キャンプに行ってきた。
場所は支笏湖の美笛。
今年も娘と彼氏、それに姪達とそれぞれの彼氏。
全員同じメンバーが集まった。
4人いる彼氏のうち、誰も欠けていない。
それどころか一番上の姪は7月にめでたく結婚式を挙げ、夫婦になっていた。
去年、帰り際に、「来年は彼氏が替わっているのがいるのかな~」
などと冗談で言っていたのに・・・
Camp0623
合同キャンプも3年目になると、姪たちもカヌーに慣れてきた。
自分達で自由に乗っている。
一昨年はご主人様は船頭さんと言われていたのに。
Camp0633
今年のご主人様は釣りを楽しもうとウエダーを二人分持ってきた。
その一つを一番体が大きく、通称「野人」と呼ばれている彼氏に貸した。
何故かって? 川を渡る時に姪たちをおぶってもらうため。
姪たちは彼のことを、「森のタクシー」と呼んでおぶさっていた。
綺麗な言葉だ。
Camp0643
今年は結構釣れた。
ニジマス、アメマス、ヤマメ、ウグイ、などなど・・・
鱒系は当然串に刺し、塩振り焼にしていただいてしまった。
初めて食べる味に子供達は美味いとうなっていた。
帰り際、ご主人様の竿に大物がかかった。
水面から顔を出したがこれ以上上がらない。
ウグイだろうか。
あいにくタモを持ってきてなかった。
仕方がないので引き抜こうと思ったら案の定糸が切れた。
逃がした獲物はでかいと言うが、まさにその通りだった。
 キャンプを終え、荷物をまとめている時、兄が去年と同じことを言った。
「来年も同じメンバーでキャンプできるかな~」
毎年同じことを言っているが必ず同じメンバーが集まる。
来年も此処美笛でキャンプをしているだろう。
そして一人、また一人と結婚しているだろう。
子供の成長は早い。
本当にあっと言う間だ。
ご主人様はふとそう思った。


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