一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

『バカ爺さん』と言われて

2013-12-06 11:37:40 | 日記・エッセイ・コラム
 超有名なフォーク歌手の話なのだが、孫可愛さのあまり、欲しいものは何でも買い与えてしまうという。
その最たるものは、孫がお店屋さんで何が欲しいか悩んでいると、その超有名なフォーク歌手は、
「そんなに悩むんなら、面倒くさいからこの棚の商品全部買ってしまえ」
と言って本当に買ってしまったらしい。
これにはさすがに娘も奥さんもあきれたというより、本当に怒ってしまい、
「このバカ爺さん、いい加減にして頂戴」
と言って、しばらくは孫との接見が禁止されたという。
 ま、笑える話なんだが、気が付くと自分も同じようなことをやっているようだ。
ついこの間も、孫の幼稚園でシールとシール帳が流行っているというので、お店屋さんに見に行ったのだが、当の孫がいなかったものだから、何が欲しいのか分からない。
そこで、店にある一通りの種類を全部買って行ったら娘とカミさんに呆れた顔をされてしまった。
 そのほかにも、カミさんがおもちゃの財布を孫に渡した時も、中身がないのは淋しいと思い、一円玉と五円玉をいれてやった。
ここまでは何でもなかったのだが、一円と五円だけでは自販機も使えないと思い、百円玉を二~三枚入れたやったのだが、これを見た娘とカミさんがさすがに怒り出した。
「何やってるのこのバカ爺さん。まだお金の価値なんか分からないんだから、ほんとうにもう・・・!」
 でも、『バカ爺さん』と言われて、嫌な気はしないんだよね。
むしろ楽しいから不思議だ。
当分はこの『バカ爺さん』ぶりを発揮しようと思う。
 ムフフッ!!


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