今日、実家の深川の墓参りに、カミさんと二人で行ってきた。
その帰り、今は誰も住むこともなくなった実家に寄ると、山道は黄色い花が咲き乱れ、いつもと変わらない。
だが、実家の裏庭や池。そして、サクランボ園は荒れ果て、草木が鬱蒼と生えていた。
人が住まなくなると、本当にあっという間に荒廃していくようだ。
見ていて本当にやりきれなく、さみしい限りだった。
そんな中、この大きな楡の木だけはいつもと変わりなく、今までも、そしてこれからも、見守っていてくれるような、そんなきがしてやまなかった。