今日、義父の納骨があったので、深川のお寺さんにある実家の墓まで行ってきた。
納骨が滞りなく終わり、皆で近くのマーガレット教会にあるレストランで食事をした後、深川の音江にある実家に行ってきた。
今では誰も住まなくなった実家の中に入るのは、本当に久しぶりだ。
へやの中に入ると、生前義父が吸っていたタバコが、灰皿の中にそのまま置かれている。
書棚や壁に飾られた孫たちの写真もそのままだ。
家の周りには、今では誰も世話をすることのないサクランボの木々たちが、ふっくらと花芽を膨らませている。
まるでここだけは時間が止まったような不思議な感覚に陥ってしまい、 皆、在りし日の義父の様子や、孫たちが小さかった時の思い出話に盛り上がっていた。
そんな楽しい一時を過ごし、帰り際に兄がヤチブキを採ってきてくれた。
実家の周りは山菜が豊富で、今はヤチブキの季節のようだ。
家に帰って来ると、早速、おひたしにしていただきました。
春の香り満載です。