一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

森の鎮守

2006-10-24 20:25:47 | 日記・エッセイ・コラム
 今日、ご主人様と奥様は久しぶりにドライブに行ってきた。
ちょっと遅かったが紅葉狩り。
行ったのは朝里峠を越え、毛無峠を通って赤井川へ抜けるいつものコース。
お目当ての紅葉は、やはりほとんど終わっていた。
しかし、赤井川村へ入ると森の片隅にこじんまりとした神社があった。
Chinju13
気にせず走っていると、見逃してしまいそうなくらいひっそりとたたずんでいる。
大きな神社にありがちな、厳かな雰囲気はまったくない。
まるで、「ちょっと寄ってきなよ」とでも言っているかのようだ。
ご主人様は思わず車を止めた。
Chinju23
近寄ると、今にも崩れそうなくらい古い。
このへんが開墾された時からあるのだろうか・・・
周りを見渡すと、神社の上空だけがきれいに青空が開けている。
Chinju33
Chinju43
Chinju53
周りの木々には紅葉が残り、木漏れ日がやさしい。
なんとも言えず居心地が良い。
こんな気分は久しぶりだ。
Chinju63
賽銭を投げ入れ、参拝する。
別に何かをお願いするわけでもない。
中を覗くと、隅の方に小さなお神輿があった。
子供用だろうか・・・
そう想った時、遠くから子供達の可愛らしい歌声が聞こえてくるような気がした。
『もぉーりのちぃ~んじゅのかぁーみさまの~
きょうぉ~わめーでたいおーまつりだぁ~
どんどんひゃらら、どんひゃらら・・・』


コメント (2)
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