1月4日 (土曜日)
今朝の新聞記事は同年代の方の談話だ!
毎日 01月04日
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50年前の東京五輪のころについて、
年末に聞いた話の一端を紹介する。
当時を知らない人に時代の面影を伝えたい。
▲語り手は団塊の世代。
経済成長の波が遅れて届いた地域の男性である。
小学生のころテレビのある家は珍しく、
友達と一緒に自転車で理容店のテレビを見に通った。
「家にテレビが来た」のは五輪直前、高校3年の時だった。
▲日本が金メダルに輝いた女子バレーボール。
選手全員の顔と名前を覚え、夢中で応援した。
東洋の魔女
河西昌枝、宮本恵美子、谷田絹子、半田百合子、松村好子、
磯辺サダ、松村勝美、 篠崎洋子、佐々木節子、藤本佑子、
近藤雅子、渋木綾乃
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もちろん他の日本選手たちの活躍にも熱狂し、その場面と感動を忘れない。
米国の陸上男子100メートル金メダリスト、
ボブ・ヘイズの、今風に言えば「異次元の走り」にも驚嘆した。
多くの日本人はこの五輪で「初めて世界を見た」のかもしれない.
★当時の記憶はかなり鮮明だ。新幹線こだま・記念硬貨発行・首都高速なども
出来て、TVがカラーの時代に移って行く時だった。
本当に前途洋洋だったんだなあ~!当時の写真を拾った。
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▲語り手は自分が育った時代について「ワクワク感があった」
と言う。
当時は誰でも知っていた「なせば成る」
つまり「頑張れば何とかなる」という感覚が
普通にあったとも言う。
実際、中学卒で東京のソバ店に就職した同級生は立派な店のオーナーになった。
一流商社で活躍した別の同級生は故郷に戻り、存在感を増しつつある.
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▲とはいえこの世代にも不安はある。
語り手には孫がいて、この子にも「ワクワク感」を抱きつつ
育ってほしいが楽観してはいない。
頑張れば夢はかなうという確信が持てない時代になり
子供を鍛(きた)えるのも難しくなっている.
▲「せめてまっとうに穏やかに生きて、
暮らしに困らず、戦(いくさ)もない世の中が続いてほしい」
これが語り手の締めくくりの言葉だった。
為政者が肝に銘ずべき国民の願いである。
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★まさに、実感である。
孫の時代が・・秩父の諺にある様な
”馬鹿でも達者がようがんす”でいいのだが
平和が続いていて欲しいものだ、
しかし最近のアジアの動性は不安定だ!
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50年前に、今の状況を誰が想像出来たであろうか?
当時は早く稼げるようになって、親の助けになろうとしていたのが
せいいっぱいであった。
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