ミヤマカラマツの咲く場所は限定されるのだけれど、
今年はこの花を一番よく撮った。
楠川を越えて、少し歩くとちょっとした乗越し、その手前に咲き残っているサンカヨウ。
下ると足下にはミヤマツボスミレが点々と咲き、細い流れの手前にこの花が咲く。
毎年同じ場所に、狭い小径を挟んで咲いている。
たまたま光の状態がよかったから、何枚も撮った女房殿。
クローズアップレンズには馴染んでいる筈なのに、興奮(?)していたせいか、
ボツ画像の山を築いてしまった。
それでもリベンジ数度、なんとかモノに出来たようだ。
渾身の一枚…なんて気障な台詞は止しにして、何枚も。
成功の蔭にはやはり諦めずに努力…。
ミヤマカラマツ(深山唐松)キンボウゲ科カラマツソウ属 Thalictrum filamentosum var. tenerum
(2011.07.24-26 栂池)
去年のミヤマカラマツ
別ブログのアルバム 2011.07.24-26 栂池1 栂池2
--------------------------------------------------------------
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。
栂池の標高は2000程度なので、ここではモミジカラマツやカラマツソウに比べて少数派ですね。
もう一ヶ所咲いているヤセ尾根では、ガスが深くて見つけられませんでした。
途中ほぼ一本道の栂池では、往復で撮れるためにリベンジも可能、何度か撮っていました。
あれこれ考えて撮ることも大事ですが、時間差で光の状態が少し違えば、
同じ被写体でも別物に見えたりするものですから、「数」をこなすことも大事ですね。
わずかにピンク色をおびているミヤマカラマツですが繊細で美しいです。
つい夢中になるのも無理ないと思いました。
美しさがそのまま切り取られているのでミヤマカラマツとしても満足この上ないのでは!