アラカシとシラカシが並んでいれば説明しやすい。
樹肌が黒っぽいのがアラカシ、白っぽいのがシラカシ。
葉を見比べても区別できる。
他の樹が並んでいると、やはり樹は難しい。
マテバシイはその点簡単だ。
葉が長く大きいし、ドングリも長く大きい。
外観はシイ属に似ているのでマテバシイの名前がつくが、
系統的には別属に分類されている。
ことし咲いた花のドングリ、一年かけて大きくなる。
マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎) ブナ科マテバシイ属 Lithocarpus edulis(=Pasania edulis)
よく知られた樹木、別名もサツマジイ、マテバガシ、マタジイ、オアジイなど。
(2011.10.28 明石西)
☆
【幾つかのドングリができるまで】
ミズナラ、コナラ、カシワ、ナラガシワ、イチイガシ、アラカシ、シラカシなどは
春に花が咲き、その年の秋にドングリができる。
クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、アカガシ、マテバシイ、ツブラジイ、スダジイなどは
春に花が咲き、一冬越して翌年の秋にドングリができる。
シリブカガシは、秋に花が咲き次の年の春にドングリができる。
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