セイヨウタンポポの勢力図を作成するプロジェクトの話を聞いたことがある。
植物に興味を持つ多くの方たちの協力で進められているそうだ。
何事も少数では限られた範囲での調査結果になるのだから
広汎な実態調査にはその手法が欠かせないのだそうだ。
アサギマダラの飛翔経路、クマゼミの繁殖範囲の拡大などなど
昆虫の世界でも同様の調査が進んでいると聞く。
ところがどうだろう。
人為的に幾つもの種が動かされている現状と実態との齟齬は
しっかりと検証されるのだろうか…と、少し気がかりになっている。
まぁ、結果がどうであれ自然界の動きを人が平気で操作してしまう現代
夢のある話だし、結果が徒労に終わることはあるまい。
ここの白花タンポポは時にセイヨウタンポポとの交雑種を産みながらも
毎年同じ場所に幾つか花を咲かせている。
たぶん、交雑種のロゼット。
シロバナタンポポ(白花蒲公英) キク科タンポポ属 Taraxacum albidum
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)Taraxacum officinale
(2015.11.06 田町)
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シロバナタンポポ セイヨウタンポポ
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