バニラさんで昼食の後、小久保から西明石・松江を経由して歩いた。
のんびりその道を歩くのは久し振りだ。
いつもは自転車で走り抜ける場所ものんびりと立ち止まることが出来る。
草が茂っている空き地の至る所にヒナキキョウソウ。
▲ めしべの花柱は伸びているけれど、柱頭は開いていない。▼
▲ おしべは花粉を出し続け、やがて花弁底部に倒れこんでしまう。▼
▲ 花粉は柱頭にべったり着いているけれど、めしべの柱頭はまだ開かない。▲
▲ 花期が進むとめしべの柱頭が3裂して、他花の花粉を受ける。▼
▲ 同時に複数個の花が咲くことは少ない。▲
▲ 果実はまだ緑色。熟すと「窓」から種子が零れる。
キキョウソウとは違って苞葉は殆ど茎を抱かないので種子は零れ落ちるものが多い。▼
(2022.05.27 松江)
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ヒナキキョウソウ (雛桔梗草) キキョウ科キキョウソウ属 Triodanis biflora Greene
(2022.06.01 明石公園)
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▲ 左はヒナキキョウソウの閉鎖花(萼片3)の果実、窓は4稜の左右に出来る。
右はキキョウソウの「窓」 ヒナキキョウソウと比べて、果実はずんぐり太く「窓」も大きい。果実一つあたりの種子の数も多い。▲
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ヒナキキョウソウ2022 キキョウソウ2022 ヒナギキョウ2022 雑草畑に咲くキキョウソウ? キキョウ2021
花を開かなくても、種子が出来るので、茎の下の方では果実が緑から茶色に変化して
そろそろ種子をこぼし始めているでしょうね。
果実だけではなく、いつの間にか葉や茎まで枯れてしまうのでお早めに。
思い出しました~~~♪
『閉鎖花(萼片:3)の果実。』ですね。
茎を抱かない苞葉・・・種子は零れ落ちてしまいますよね。
でも、大きなお花の果実をもう少しだけ追いかけてみたいと思います。
ありがとうございました。