スベリヒユにも閉鎖花がある。
閉鎖花が咲く、等と書くのは変だ。
花弁が開かずに受粉し、種子を作るのだから「咲く」と表現は出来ない。
以前、こんな状態のものが閉鎖花だ…と説明された。
そういうわけで無い事はすぐに知れたから、誤解は解けた。
▲ 二枚の萼片に包まれた果実。右側は1個だが、左は幾つかの花が萼片基部で合着している。
下の画像では2個。▼
▲ 開花して昼頃にはこういう姿になっている。だから花を見るのは午前中の早い時期。▼
(2020.09.09 松江)
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珍しく、町中のスベリヒユ。
道路と敷地の間の段差に育っている。
▲ 右には既に萎んでしまった花も残っている。
花は葉腋と言うより先端部に咲く。二枚の萼片に守られた蕾も幾つか残っている。
萼片は基部で合着している。▲
スベリヒユ(滑莧)スベリヒユ科スベリヒユ属 Portulaca oleracea
(2020.09.10 硯町)
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▲ スベリヒユの種子
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スベリヒユ(滑莧) 果実・種子 ヒメマツバボタン ポーチュラカ(花滑莧)
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