時折見かけるバショウは確かに人の背丈以上に育っている。
それでも奄美諸島を歩いた昭和40年春、その帰路に立ち寄った諫早の夕暮れに見たバショウは
ゆうに家屋の屋根まで届いていた。
『ケンちゃん、あれは何て樹??』
夕暮れ、広い庭に出て散歩していた時、ツーちゃんが指差した先に、
巨大なバショウがあった。
「樹じゃなくてバショウ、バショウの葉…」
『バショウ??、枯れるとやぁ~ねぇ』
バショウ(芭蕉) バショウ科バショウ属 Musa basjoo
(2021.10.06 林)
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▲ チビカマのいた去年のバショウ ▲
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『春爛漫の花の色』なるエッセイには、
『あれは、何んて木??枯れると、いやーね』と指さしたのは芭蕉だった。とかなり端折って書いている。
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バショウ 晴れた日のバショウ 春爛漫の花の色
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