殆ど花を撮っていないけれど、二ヶ所の種子を採取して今年は幕。
(2016.06.27 明石川)
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河川敷は草むらと言うより藪になりつつある。
それでも人が歩く場所は何とか前も見えるし、草花も咲いているのが解る。
(2016.05.12 明石川)
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「雑草畑」に出て来たコモチナデシコ?
茎に付く葉は対生、真上から見ると「十字対生」、ミチバタナデシコも同じ。
(2016.05.03 林)
ミチバタナデシコの葉、茎に下向きの毛のあるタイプ。
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イヌコモチナデシコとしていたものは新称・ミチバタナデシコ??。
そこまではなんとか変えようとしたが判然としない。
コモチナデシコとミチバタナデシコの違いは
やはり今までと同じように種子の違いで区別…なのだろうか。
今年初めて撮るコモチナデシコ。
まだ種子は出来ていない。
花茎に付く葉は、株では何とか葉らしく見えるけれど、上部では鞘状で葉らしさは無い。
コモチナデシコ(子持撫子) ナデシコ科イヌコモチナデシコ属 Petrorhagia prolifera
イヌコモチナデシコ(犬子持撫子)Petrorhagia dubia → 新称・ミチバタナデシコ Petrorhagia nanteuilii
(2016.04.30 舞子)
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【追記】
従来、コモチナデシコとイヌコモチナデシコの二種に区別していたのだが
ミチバタナデシコの新称が挙げられている。
三種の種子の違いも幾つかのページで紹介されている。
それによればここでイヌコモチナデシコとしているものは、新称のミチバタナデシコに該当している。
種子の違いで、イヌコモチナデシコは今までに撮ったことのない種類…と言う事になる。
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【幾つかのその後の情報からは以下のように整理出来る】
* イヌコモチナデシコ(P.dubia) 種子は洋梨形で円錐状突起がある。
総苞内片が微凸形、茎に腺毛が密生(または無毛)
ミチバタナデシコ、コモチナデシコの種子はイヌコモチナデシコよりは大きく、盾形で低い隆起がある。
* ミチバタナデシコ(P.nanteuilii) 茎は無毛(有毛も有り)、種子には細かいこぶ状隆起がある。
* コモチナデシコ(P.prolifera)茎は無毛、種子には緻密な網目状隆起がある。
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イヌコモチナデシコ コモチナデシコ 種子の比較画像
イヌコモチナデシコとしていたもの
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