日本名トキワナズナ、トキワマガリバナ、常盤薺。
確かに、花の一つ一つをじっくり見れば、薺。
時に花色が赤系のも見る。
イベリス・ウンベラータ、日本名イロマガリバナ。
気に入らない名前だからとイベリスと呼ばれる。
面倒だからイベリス・センペルビレンスとは呼んで貰えない。
イベリス・ センペルビレンス アブラナ科イベリス属 Iberis sempervirens
イベリスは向日性が強く太陽に向かって曲がるため「まがりばな」と呼ばれる。
時折、山野草の扱いで売られているけれど、日本では花壇の花。
間違っても外国の山に咲いているものを、日本の山には持ち込まないで欲しい。
ヒメフウロがその典型例だと思っている。
別名の「トキワナズナ」は、ヒナソウ(雛草)の名前を持つアカネ科の Houstonia caeruleaの別名として使われているので、
混乱しないようにこちらはトキワマガリバナを使う方が良いだろう。
(2014.04.26 鷹匠町)
--------------------------------------------------------------
イベリス・センペルビレンス イベリス・ウンベラータ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます