ここでも同じだ。
一番大きな樹は、もう殆ど花は残っていない。
以前管理事務棟のあった前庭に植えられた何本かに
わずかに花が残っていただけだ。
今年の春はやはり何もかもが変だ。
(2018.04.10 明石西公園)
☆
今年は何もかもがおかしい。
桜はもう散ってしまっても仕方ない位に早く咲いた。
同じ頃咲くこの花も殆ど散ってしまっている。
アメリカザイフリボク(亜米利加采振木)
バラ科ザイフリボク属 Amelanchier canadensis
(2018.04.07 須磨離宮公園)
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「ジューンベリー」は、アメリカザイフリボクやセイヨウザイフリボク(Amelanchier laevis)
国産のザイフリボク(Amelanchier asiatica)などの掛け合わせで出来る果実の総称。
面倒だけれど、花樹を表現するときにはそれぞれに付けられた名前がある以上に
高木にならないようにした幾つもの園芸種も登場している。
その為、どれがどれやら…と言うことで、結局はよく分からないからみんな「ジューンベリー」になっている。
輸入物を正しい名前で呼ぼうとすること自体、今や時代遅れなのだろう。
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▲ 冬芽
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去年の花盛りの頃 果実 ザイフリボクの冬芽
アメリカザイフリボクですか・・・
色々でややこしいですね。
アメリカザイフリボクやセイヨウザイフリボク
そして国産のザイフリボクを掛け合わせてできる果実の総称・・・
それがジューンベリーなのですね。
やわらかそうな毛で覆われる冬芽も素敵ですね。
名前の特定などとうてい無理、と言うより無意味なのかも知れませんね。
最近とみにそう思えるような出来事が増えてきました。
画像だけから名前を特定する事など、よほどで無ければ出来ないのに
幾つものサイトで、その名前は間違いです、正しくは斯く斯く然々
などと平然とコメントされる方が増えました。
その方がご存じなものを当て嵌めているだけなので、無視すれば良いものを
これは何という名前でしょう?などと、別の画像を上げて質問されたりもする。
結局は名前が付けられないと、ネット上に上げる意味が無いと誤解されているようで
少し違うのかな…と感じる事が増えました。
やはり名札がついていないものに、自分勝手な名前を付けるのは止した方が良いですね。
名前の特定など二の次、その植物の面白い部分を楽しもうと思います。