最初に浮かんだ名前が「スパラキシス」だった。
和名にスイセンアヤメ、そろそろあちこちで咲き出す。
ところがどうも雰囲気が違っている。
見慣れた?花は、花弁の底は黄色だけれど、この花は全体が黄色。
こういう花に出会うと、名前をつけずに「不明の花」として取り敢えず上げる。
念のために…と、スパラキシスで調べていると『ゲイソリザ』なる名前に行き着いた。
正しくそうなのかどうかは知らないし、黄色は見つからないけれど似たような咲き方。
もう一つは、花の萎み方がヒオウギ(ヌバタマ)そっくりなので
ヒオウギとアイリスの交配種・パルダンカンダそっくりにも見える。
▲ 少し変わったしべ、めしべの外側におしべがひっついている?
花弁は6枚に見えるけれど、たぶん幅広の方は外花被片(萼に当たる部分)、細い方が内花被片。▼
▲ 花期の終わった花の萎み方は、ヒオウギ(ヌバタマ)似。▼
▲ 少し曲がりくねった茎には葉は一枚も無い。基部近くに一枚。▼
ゲイソリザ アヤメ科ゲイソリザ属 Geissorhiza
パルダンカンダ・ノッリシィー アヤメ科パルダンカンダ属 Pardancanda norrisii(別名にキャンディ リリー)そっくりにも見える。
(2014.04.24 林・船上)
「訂正 2020.05.12」
時期は少し遅かったけれど明石公園で咲いていた。
古い画像ファイルには次の様なものがあった。
「ホメリア Homeria アヤメ科 ホメリア属←ゼフィランサス・エージャックス」
そのことから、このページの花の名前も訂正する。
ホメリア・コリナ アヤメ科モラエア(←ホメリア)属 Moraea ochroleuca(=Homeria ochroleuca、=Homeria breyniana)
英名Cape tulip モラエア・コリナ(Moraea collina)はオレンジ色の花
現在はモラエア・コリナが正しい呼び名になるのだけれど、園芸では今も「ホメリア」
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▲ スパラキシス・トリカラー 'アルバ・マキシマ'
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スイセンアヤメ スイセンアヤメ スイセンアヤメ スパラキシス(スイセンアヤメ)
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