どうしても、昔見た印象が残ってしまう花が幾つかある。
この花と、ドクダミは日蔭に咲く花だったし、ゲンノショウコはその近くで少しだけ陽が当たる場所の咲く花だった。
決して、日蔭の花ではないのだろうけれど、住居の北西、どうしても南に太陽にある場所では日陰になる。
ドクダミの持つ強烈な臭いは、便所の臭い消し…そういう役目ももっていた筈だ。
民間療法としてドクダミとユキノシタは、伝承されてきた効能のある薬草。
日当たりが強すぎると葉が存分に広がらないからと、やはり日蔭を栽培場所に選ばれていた。
だから、この花の背景は暗く、どうしても「渋い画像」になる。
(2010.05.27 硯町)
トップの画像を変更 (2010.05.31/06.04 明石西)
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ユキノシタ、以前は花に全く気づかずに
葉が天ぷらにおいしいというだけで見ていましたが、
ブログを始め、花の写真を撮るようになって
興味を持った花です。
注意深く見ると変わった花の作り、花弁の
模様もとても不思議です。
綺麗な画像で見せて下さってありがとうございました。
そうですね、花に対して持っていたイメージや偏見(?)は、
自分の画像にし始めると随分変わりますね。
この花もドクダミも偏見を捨てさせてくれた花です。
写真を撮ることに、少し思い入れを持つと、撮っている対象に対しても、
随分違った思いが生まれてくるものだと言うことでしょうか。
はい、ポーズ…と言う画像も楽しいものですし、周りの邪魔なものを取り除いたきれいな画像も、
その方の思いで残されたものであれば良いものに見えますね。
最近では、少し時間の制約を受けるようになったためか、
その反動で、じっくりと構えて撮っていることが多いです。
じっくりと構えて…、花を撮る時の原点のような気がしています。