震災後にぽつりぽつりと歯抜け状態になった民家の後は、
駐車場代わりに使われている。
きっと、始めのうちは草抜きされていたのだろう。
今では、車の置かれる場所以外は、殆ど野の花で埋まっている。
隣の民家との間の、コンクリートブロックを這い上がるようにして
一メートル近い高さにまで伸びている。
ミコシグサが楽しみだ、
そこに建っていた筈の家が無くなっているのだから、そんな思いは
不謹慎なのだけれど、考えれば家が建つ前には普通の景色だった
のかも知れないなぁとも思ってしまう。
(2007.05.07 大道町)
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