もう花は終わっていて、全体が1個の褐色の小穂のように見える。
花の頃も同じように小穂は褐色を帯び、茎の上部に密集している。
各小穂の最上部には雄花が付き、雄花に接した下部に雌花。
松江の砂浜でも、墓地でもコウボウシバと一緒に広がっていた。
こう書きながら、何となく花も撮ったのではないかと気づかされた画像が
コウボウシバの中に紛れ込んでいたのを見つけた。
何と40枚近くが、クロカワスゲではなくコウボウシバの中に入っていた。
同じような場所で撮ったからだとは思うのだけれど6年も前から間違ったままになっていた。
▲ 弘法芝は雌小穂が基部に近い位置にある。
黒蛙菅ではこのように伸び上がった茎の上部に雄性部と雌性部が密についている。▼
▲ 花序の小穂は無柄、茎の上部に集まるので弘法芝の雄小穂よりかなり太く見える。▼
▲ 雌性部、めしべが伸びている。上部にある雄性部の葯がのぞいている。
▲ 小穂上部は雄性部、下部が雌性部。▼
クロカワズスゲ(黒蛙菅) カヤツリグサ科スゲ属 Carex arenicola
(2018.06.12)
6年分の間違い画像を訂正してほぼ撮影順に掲出した。
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▲ 何となく似た画像がある…と、気づかされた花後の画像。
この画像の前に、花が咲いている頃に撮っていることにやっと気づいて訂正した。
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クロカワズスゲ コウボウシバ
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