やはりこのマルバルコウソウの花を見つけると
もう10年以上も昔の「ありがと草」の記憶が蘇る。
幾つもの花に幾つもの記憶が残っているのは、歳歳年年人同じからず…だからだろう。
お互いが記憶に残している事は希だろうし
それさえも少しずつ遠のき、消えている事さえも知らずの内に消えている。
▲ 少しだけ大きく丸く見えるのがめしべ。おしべ5本は目立つ粒状の花粉を出している。▼
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草) ヒルガオ科ルコウソウ属 Ipomoea coccinea
(2020.08.26 貴崎町)
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マルバルコウソウ マルバルコウソウ ホシアサガオ マメアサガオ
花弁には星形の模様が見えたり
マルバルコウソウの可愛い丸い雌しべや雄しべ
そして透きとおるような花糸が大好きです。
「ありがと草」のお話も素敵です。
ますますマルバルコウソウ…好きになりました。
その寮の前にあったこの花(の種子)を持ち帰って
自宅に植えたhanaさんが名付けた「ありがと草」の名前が一番気に入っています。
サッカー少年だった彼はもうとっくに成人したことでしょうし
この逸話もご存じないと思うのですが。
一つの花にも幾つも記憶に残る言葉はあるものですね。