これは何だろう…と思った。
セリが一面に広がり、コガマがその間に高く伸びている場所。
そこに残っていた果実は赤い菊の姿だった。
何だろう…そう思いながら何枚か撮った。
時折、黄緑が混じっていたり黄色が見える。
そうか、これはキツネノボタン。
▲ まだ緑の部分が残っているのだけれど、この様子を撮っていても
キツネノボタンには行きつかなかった。
▲ 幾つかは脱落しているような姿。
菊の花に似ている…と感じながら、何枚も撮っていた。
▲ 幾つもの広がりがあったけれど、すぐにはわからなかった。
▲ この姿を見つけて安心した。
黄緑色の果実は見慣れたキツネノボタン…だった。
キツネノボタン(狐の牡丹) キンポウゲ科キンポウゲ属 Ranunculus silerifolius
ケキツネノボタン Ranunculus cantoniensis
(2017.08.03 明石公園)
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トゲミノキツネノボタン キツネノボタン
わからなくても撮っておく…という習慣が付いてしまっているので、気にいったものは撮ってしまいます。
こんな状態のものは撮った事が無いのですが回りにはやはり見慣れたモノがありました。
この場所は人工的に水を引き込んで子どもたちが遊べる場所として作られた所。
なので、足首程度までしか深さが無く下は土ではなくコンクリート。
集まった土砂に辛うじて根を下ろした程度で育ったモノばかり。
水分があれば、緑の果実は茶色に完熟してこぼれ落ちるのが普通です。
秋に水の補給を断たれた葉が赤く色づくように、たまたまこのような姿で残ったのでしょうね。
実際の所どうなのかわかりませんが、勝手な想像が出来るのも雑草の良さ、そう思っています。
始めにこのような赤みのあるキクの花のようなものを目にしたら!!!
どんどん撮っていくうちに・・・
それが分かってきたのですね
お隣に緑色の果実がならんで・・・
そうか!ってなるんですね
果実の熟度の差でただのキツノボタンが目を見張る色になったのですね
こうなるとキツネノボタンがすごく気になります。