「あっ、ドンベア!!」、だった。
大船温室第二室、ハイビスカスとブーゲンビレアの部屋の一番奥に育っていた。
巨大な樹になる心配があるからと、通路の奥。
ドンベア・ワリッチーと表記されていた。
日本に咲く花じゃないから日本名は要らないし
ラテン語の読みはローマ字読み…が、園長の口癖だった。
加西では、ドンベア・ワリキーと表示されている。
幾つかの場所では、ウォリッキー。
この辺りだけは、標準的な表記をして欲しいと願う。
大船の冬には何度も見かけたこの派手なピンク。
おまけに、かなり派手な香りが漂うから好き嫌いも分かれる。
株はかなり小振りだけれど、花付は立派だ。
アキギリ科ドンベア属 Dombeya wallichii
(2007.01.08 加西)
【大船植物園温室第二室】 ブログの月別アルバム・ページ
まだ見たことのない熱帯地方の花もいっぱいつまっていますが・・・
株は小ぶりでも花のつきかたはかなりたくさんだったのですね!
花のないときにはそのまま通り過ぎるだけでした。
花が咲いて初めて存在が身近になりずいぶん大きな花だことと関心を寄せました。
冬の花だけになおのことだったのかもしれません。
ありがとうございました!
神奈川時代、休みになると自転車で鎌倉を走りまわるか、大船植物園でした。
だから冬など、花の無い時期には助かったので「苦しいときの大船…」が合い言葉でした。
お陰で(?)園長には、職員の教材に使うから温室の花を撮って…と言われました。
いろんなことを教わった恩返しが出来たと思いますから、今でも冬の温室は懐かしいです。
熱帯植物園の栽培種もほぼ似通っている筈ですから、拝見出来るのを楽しみにしております。
時間があれば、是非新宿御苑大温室も覗いて下さい。