硯町のイヌコモチナデシコは終わって
大きな果実が風に揺れながら種子をばらまき始めている。
川の護岸堤防や道路との間の法面にで
まだまだ花を咲かせている。
コモチナデシコ(子持撫子) ナデシコ科イヌコモチナデシコ属 Petrorhagia prolifera
ミチバタナデシコ(道端撫子)Petrorhagia nanteuilii
イヌコモチナデシコ(犬子持撫子)Petrorhagia dubia
(2018.06.22 明石川)
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二種類が混じって咲いている可能性も充分あり得ることだし、全草確認した訳ではないけれど
この画像の場所の種子と、別の場所の種子は違っていることは事実だ。
画像で大粒の方が明石川で採取したもの、小粒の方が硯町で採取したもの。
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【幾つかのその後の情報からは以下のように整理出来る】
* イヌコモチナデシコ(P.dubia) 種子は洋梨形で円錐状突起がある。
総苞内片が微凸形、茎に腺毛が密生(または無毛)
ミチバタナデシコ、コモチナデシコの種子はイヌコモチナデシコよりは大きく、盾形で低い隆起がある。
* ミチバタナデシコ(P.nanteuilii) 茎は無毛(有毛も有り)、種子には細かいこぶ状隆起がある。
* コモチナデシコ(P.prolifera)茎は無毛、種子には緻密な網目状隆起がある。
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コモチナデシコ(子持撫子) ミチバタナデシコ(道端撫子)
コモチナデシコ イヌコモチナデシコ 種子の比較画像
今年のイヌコモチナデシコ
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