とにかくかなり酷いひっつき虫である。
一つの小花から芒が長短二本、長い方の先に粘液が滲み出て来る。
その滲み出た粘液がひっつき虫。
だから手で払い落とそうものなら、べたべたになる。
一度経験すると、草むらには入りたくなくなる筈だ。
(2018.11.01 森林植物園)
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▲ 芒に白く見える部分は、粘液。輝いて白く見える。▼
▲ 芒から出ている粘液にオニタビラコの種子が引っ付いている。▼
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▲ この程度離れてみると、キラキラ光って何とも輝かしい?▼
▲ まさかとは思うけれど、蟻が引っ付かれている…。
▲ 芒に点々と粘液が見える。
(2018.10.27 須磨離宮公園)
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毛のないものはコチヂミザサ、毛のあるものはケチヂミザサと言う…らしい。
基本種はチヂミザサ…で良いようなものだけれど
コチヂミザサと言うから面倒になる。
そう思うといけないらしい。
区別しないならチヂミザサ、そう考える方が気楽だ。
幾つかある種類が面倒だからと全部を「ピラカンサ」などと呼ぶのとは訳が違う。
名前での区別はとかく面倒だ。
▲ 右端の一本は、気のせいかもしれないけれど毛があるように見える。
▲ 花はほとんど終わってしまっている。▼
▲ 一つの小花から芒が長短二本、長い方の先に粘液が滲み出て来る。▼
チヂミザサ(縮笹) イネ科チヂミザサ属 Oplismenus undulatifolius
ケチヂミザサ(毛縮笹) Oplismenus undulatifolius var. undulatifolius
(2018.10.12 須磨離宮公園)
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▲ ケチヂミザサ
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摩耶のチヂミザサ チヂミザサ チヂミザサ ケチヂミザサ
とても気になる植物でしたが
カメラを向けてもなかなか上手く撮れないチヂミザサでした。
とても美しいですね。。。
小さな世界のすごいものを見させていただきました。
色々な種類のチヂミザサ…来年は挑戦してみたいです。
ひっつき虫には気をつけたいです。
ありがとうございました(*´▽`*)
果実ができはじめると、踏み入らない方が身のため…と思っています。
とにかくべたべたするので、ひっついたのを素手で撮ると
後々まで手に粘液がついて、始末に負えないですね。
それでも花の頃に撮っていると、果実の頃にも撮っておきたくなるもの。