かつては広々とした砂浜。
北は海蝕台地の東端で、緩やかな坂道が漁村の集落に繋がっていた。
海蝕台地は西に続き、砂浜の果ては激しい波が粘土質の台地を浸食していた。
浸食は何年も続き、台地の上を東西に走っていた道も一部が危険になって
その後に、法面の崩落対策と、消えた砂浜を戻す為の養浜対策が為された。
結果、崖下には護岸堤防に沿ってサイクリング道が作られ
流れに棹さす形で組まれた石組みのお陰?で、砂浜も戻った。
崩れそうだった台地の法面はコンクリートで覆われてしまったけれど
かつて育っていたテリハノイバラなどは懸崖仕立てのようにその法面に下がっている。
テリハノイバラ(照葉野茨) バラ科バラ属 Rosa luciae(=Rosa wichuraiana)
(2020.05.25 林崎町)
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▲ テリハノイバラの果実(植栽)
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ノイバラ(野茨)
去年のテリハノイバラ テリハノイバラの果実
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