ソフトバンクモバイルは10日、福岡市のホテルで、夏商戦向け携帯電話新製品説明会「フォーラム2008サマー」を開催した。販売店や代理店など、ソフトバンクの携帯電話販売に携わる関係者ら約500人が参加した。
同社は6月3曰、記者会見で夏モデルと新サービスを発表すると同時に、その模様を「サマーコレクション2008」と題してインターネットでライブ配信した。
フォーラムは、6日の東京を皮切りに全国12会場で開催しており、九州・沖縄地区では23日に沖縄でも開く予定。
●「攻め」継続を確認
始めに、同社富田克一副社長が、「全国では13ヶ月連続純増シェア1位を取れた。九州は全社よりも1ヵ月早く1位を護得しており、まさに全社のけん引役となっている」と述べ九州地区の好調に対し謝意を示した。
そして、最近の市況について「他社は近頃、守るという言葉を口にするようになってきたが、情報革命を担う携帯電話が変革を止めてはいけない。ソフトバンクは今後も攻めることを継続することを約束する」と語った。
続いて、営業第一本部第三営業統括部九州営業部の豊嶋三十志部長が、夏商戦向け戦略を説明。「圧倒的ナンバーワンの料金に加え、新たに投入する質感の高い端末を武器に夏商戦も攻める」と述べた。
その後、各メーカー担当者が新製品の機能や特徴に加え、セールストークなどを紹介。
会場内に実機を体験できるブースを設けたのは、ウォルト・デイズニー・ジャパン、シャープ、東芝、パナソニック・モパイルコミュニケーションズ、NEC。
その他には、コラボ自販機で協業するコカ・コーラウエストジャパンや、福岡ソフトバンクホークス・マーケテイング。参加者らは実機を手に取り、担当者の説明を熱心に聞いていた。
【記事引用】 「電波新聞/2008年6月17日(火)/11面」