NTTドコモは4月18日、市場環境の変化やマーケティングの強化に向けた検討を重ねた結果として、同社のブランドイメージを刷新すると発表した。
企業としての姿勢を示す「新ドコモ宣言」もあわせて発表し、7月1日からは新ロゴマークと新カラーを使用する。
同社では18日、都内で記者会見を開催。代表取締役社長の中村維夫氏、同社コーポレートブランディング本部副本部長の荒木 裕二氏、特別顧問の魚谷 雅彦氏がブランド刷新について説明を行なった。
●将来像とのギャップ
これまでの実績で培われたブランドイメージは、これからの時代に対してドコモが目指すべき将来像とのギャップがあると判断され、コーポレートイメージが刷新されることになった。
新たなロゴマークの表記は「NTT docomo」となり、丸みを帯びた小文字の「docomo」のフォントの左上に、小さくスクウェアなフォントで「NTT」という文字が添えられる。
カラーは赤だが、オリジナルの色ということで「ドコモレッド」と名付けられている。
マーケティング調査を行なったところ、ドコモを色で例えると「黒」や「白」といったカラーが多く挙げられ、質実剛健なイメージが浸透していることが明らかにされた。
そのため、今後、積極的に展開していくドコモの姿勢を表わすものとして、それらのカラーから脱皮すべく、新たなコーポレートカラーとして赤が選ばれた。
【記事/画像引用】 「ケータイWatch」