クモ嫌い

半分・・まだ人間になりきれずお猿よりの動きをして疲れさせてくれちゃう進化途中のランニングはだし男のM君

レッスン始めようとした時に椅子の上から小さなクモがピョン・・と跳ねた

「ギャー」・・・ととにかく怖がるM君

「ウソックモ・・ダメなの」

見るからにアウトドア男そのものなのに・・意外や意外

「先生～そいつやっつけてよ」・・・と

「やっつけろなんて言わないで先生の友達なんだから紹介するよこの教室に住んでて悪い虫食べてくれてるんだよ」・・・と

おっ俺・・苦手だよ

そうか・・・クモ嫌いなんだいいこと聞いた

ちゃんとレッスンに集中しないとニコラス連れて来るから

「ニコラスって何」

「あのクモの名前よっ先生が勝手につけてるんだけどね」

「わかったよレッスン真面目にやるからどっか遠くにやって」・・・と

これから言うこと聞かないで調子にのってはじけ過ぎてる時はこの手を使おっ

「先生～クモって毒あるんだよ」

「あのクモは毒ないから大丈夫」

「何でわかるの」

「クモが「僕は毒ないから大丈夫」って言ってるじゃん」・・・と腹話術で言うと

真剣な顔になるから子供って面白い

半分信じて半分信じてない微妙なとこで落ち着いたのでした