１０日の日記

今日の午前中は久々に何の予定もなくゆっくりと時間が過ぎた

さらいたくても昨日メンテに出して夕方以降にしか受け取り出来ないから練習も出来ない

ハムちゃんハウスのお掃除や日程調整メールのやりとりしたりコーヒー飲みながら本読んだり・・・と過ごしました

何か・・眠かったりもするけど

チェンバロの練習でもしようとこれまでのおさらい曲と新曲の譜読みを

自分のレッスン日以外も教室にやってくるＳちゃんが「先生～明日から日曜まで学級閉鎖になっちゃったから弾きに来れないよつまんない」・・・と

まだ学年閉鎖や学級閉鎖がダラダラと続いてる様子

帰宅して夕飯の準備して子供達はお風呂に入り・・娘はいつもその後練習室行ってレッスンするけど私の楽器の受け取りに８時に行かないといけないので娘も乗っけて帰宅後練習室へ直行

１０時前には全て終わり娘は

メンテの整った私の楽器・・ナットの部分を直してもらったら４弦がバランスのいい甘く艶やかな音色によみがえってました

イタリアのオールドらしい本来の音色ですよ・・・と

ホントにヴァイオリンって生きてて日々変化するから心を通わせておかないと微妙な変化にも気がつかない

たった一晩・・メンテのため離れただけなのに・・何か寂しくて気になって落ち着かなくてまるでいつも一緒にいる恋人と離れ離れになったような気分でした

一生私の側にいてくれないといけない存在です

急きょ入った明日の日中のチェンバロとのソロ合わせ

間に合ってよかった

張り切って弾いてきます

新しいお友達

今日の午後は入室希望の年長さんの女の子を連れてママがみえるので早めに教室へ移動

今月から時間を遅いコマへ移動した生徒の空いたところがちょうどいい時間帯のようで来週からレッスンを開始することに

いい時間帯のコマなかったのになんてタイミングよく出来てるんだろうと

同じ年長さんで来春は同じ小学校で同級生になるＹちゃんのレッスンを見学

Ｙちゃんへは事前に話してあったのですごくよく練習してあった

おしゃまなＹちゃんは「お友達になろうね～」とフロアの本やおもちゃを紹介

「前の人がレッスンしてる時はここで遊んで待っててもいいし個室の練習部屋で練習しててもいいんだよ」・・・と説明

「最初は右手からでうまく出来ないかも知れないけど先生は・・優しく教えてくれるして面白いお話とかしてくれるし大丈夫だよ上手く弾けるようになるから心配ないからね」・・・と

「先生～テキストとかお月謝袋準備しとかないと」・・・と

すっかり我が教室のアシスタント的存在のＹちゃん

そんなＹちゃんの対応にすっかり緊張の糸も解け新しいお友達のＨちゃんは張り切ってニコニコして帰って行ったのでした

どんなタイプの子だろうな

見た感じはおとなしそうだけど・・芯の強そうな目をしていました

上に兄貴がいるから弱くはないはず

楽しみです

３の指

ヴァイオリンの左手の３指は黄金の指とも言われ情緒的な柔らかな艶のある音色の出せる指

でも・・鍛えないと弱い指でもある

細かな１６分音符の動きの粒が揃わない時・・・

デタッシュであってもスラーであってもタイミングがしっくりいかないのはヴァイオリンを学ぶ人なら誰もがぶつかる壁の一つ

右手にも要因があるけれど・・左手で考えられる原因の一つにこの３指の支えの弱さが関係してる３指の支えが弱いから４指も不安定になる

３指だけや1指だけおいて叩くより１・２指を置いたまま３指を叩く方がはるかに難しいでもこの訓練を日頃していれば必ず強く頼りになる3指が育ちます

そうすれば自然と4指も強くなり細かなパッセージも転ばないようコントロールできて粒が揃うようになるのです

これに右手親指のバネがちゃんと使えればバッチリなのです

娘もこの1週間でずい分変わりました

試してみる価値あります

平均律の脅威

これだけ世の中にピアノというものがドドーンと存在して平均律が幅をきかせてくると弦楽器は肩身が狭くなってきます

ピアノ伴奏で弾く機会も多い中・・臨機応変に対応しないといけないけれど・・

当然のように平均律で弦楽器を弾く人もかなり多い

というか・・平均律以外の世界を実践として知らないという方が多いのかも知れない

アマオケでトレーナーをしてる友人は現場の大変さを「臨時記号落としたり平均律ですら音階もまともに弾けない人に弦楽器の本質や音律を求めてたらもたないよ」・・・と

アマチュアは基本・・楽しくないと嫌なわけだからそれっぽく弾ければそれで満足な人がほとんど

だから割り切って考えてると話す

ホントに上手くなりたければ大変面倒な作業と向き合わないといけないし

音楽学校入るにもピアノによる聴音もソルフェージュもあるし平均律の存在は大きいしついて回る

でも・・それだけじゃないってことを知った上での平均律との付き合いをしないとおかしなことになる

ピアノによる絶対音感をつけるのに早期教育とかやってる派があるし・・・

そんなの・・音楽の本質を求める時に邪魔になるだけだと思うけどな

明治期から当たり前のように語り継がれてきた西洋音楽についての内容には大変な取り違えもあったりするかも知れない

バッハの平均律クラヴィーア曲集についても・・・バッハ大先生が平均律を絶賛して作曲したと受け取る人もいるけれど・・・果たして日本語訳がそれでよかったのかって疑問

原語の本当の意味通りなのか怪しかったりする

これが常識だとこれまで語り継がれてきてる内容が本当にそうなのかそれしか方法はないのかとか常に探求し続けないといけないと思う

異端児扱いされたとしても・・何も考えないより全然マシだし

とにかくいろいろ試してみなきゃわからない事って一杯ある

９日の日記

土曜の午前中に小学校の音楽発表会だったので今日は娘は振り替え休日

午前中のチェンバロアンサンブルのための練習には一緒に連れて行き２時間ほど付き合せた

漫画読んだりしてたけれど話はよく耳に入ってきてたようで・・・この日の娘のヴァイオリンのレッスンで音程についてのしつこいダメだしにもやけに素直

楽しんでるようにさえ思えた

土日は全然レッスンも見てやれずどんな状態になってるか恐ろしかったけど・・・

ちゃんと１人で言われたことを練習してた様子

観たいＴＶの誘惑もあったらしく兄貴が少しはやったってことにして観ればと言ったらしいけど・・

ママはすぐ聴けばわかっちゃうからそういうウソは無理と思ってガンバったんだ～と娘から聞かされ一杯褒めてあげた

１人で練習したにも関わらずツボを押さえて上達してたので嬉しかった

「ママはいつもチェンバロの先生とこ行ってああいう練習をしてるんだね～ママはもうプロなのにまだまだやることあるんだ」・・・と今日の感想を話してた

口でとやかく言うより真剣に取り組む自分の姿を子供に見せた方がはるかにいい効果があると知りました

午後・・教室レッスンをしていたらママ友がバウムクウヘンのお土産を届けてくれ嬉しかった

夕方は楽器のメンテにちょっと出かけ一晩お泊りに

この時期は人間と同じで弾きまくってくたびれないようメンテは欠かせません

帰宅しホッと一息したとこでコーヒーとバウムクウヘンを頂きました

すごく美味しかった

８日の日記の続き

日曜は最寄り駅着いたらバスは終わってるし・・楽器に衣装ケース持って３０分歩く元気はさすがになくタクシーで夜中１時までやってるスーパーの前で降りて朝食の買い物

６５０円区間のちょい乗りで申し訳ないけど・・・

大変ありがたかった

夜中１１時半とかにスーパーで買い物してる人は昼間とは雰囲気が違う人ばかり

楽器を背負ってスーパーの袋下げて・・現実をかみしめながら帰宅したのでした

お昼の本番前にお弁当食べたっきりだったのでお腹ペコペコで

お風呂出て一息つこうと思ってたとこに・・飲みに行ったから電車で３駅ほど寝過ごして帰りの電車がもうないとメール

とてもじゃないけど車出す元気もないからタクシーで帰るよう返信こんな時は節約どころじゃないし命の方が大事だよっ

このリズムが今月は後２回続くので気合入れてガンバらないと