男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

北条早雲

2011年06月07日 | 全国戦国武将
鎌倉幕府の執権を務めた北条氏にあやかろうと北条氏を名乗る。

直接の血縁関係はない。そのため早雲からはじまる北条氏を後北条氏という。

一代で後北条氏の基礎を作った。

諱は長らく長氏または氏茂などと伝えられてきたが、現在では盛時が定説となっている。

通称は新九郎。号は早雲庵宗瑞。伊勢家が北条姓を称したのは盛時の嫡男・氏綱の時であるが、通例では伊勢盛時も遡って「北条早雲」と呼ばれる。

従って、盛時の存命中に「北条早雲」の名が使われたことは一度も無い。

家紋は対蝶。三つ鱗紋(前北条氏の家紋)。早雲は名前だけでなく家紋まで受け継いだわけだ。

三つ鱗の起源は、北条時政が江ノ島弁才天に祈願したとき、竜が落とした鱗にちなむという。呪術的力があると信じられてきた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 河骨(こうほね)紋 | トップ | 地方に多い家紋 武蔵國 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

全国戦国武将」カテゴリの最新記事