男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

特集:知能指数が劣化している?

2024年01月01日 | その他
昔から識字率世界一
一般に黄色人種は西洋人や黒人に比べて知能指数が高いと言われています。特に日本人の知能指数は世界一と言われます。いくつかある理由の一つは、江戸時代の識字率(字が読める人の割合)が6割、江戸内では7割を超えていたということです。当時のヨーロッパでは平均3割にも満たなかったというデータからすると、確かに日本人の識字率はずば抜けていました。江戸時代の中期以降、現在の学校に当る寺小屋が急速に普及し、武士や商人、百姓ですら読み書き、そろばんが出来たのです。また論語読み等で勤勉さも培われてきたと思います。
日本語の複雑さ
ところで、韓国では1446年からハングル文字(日本でいえば平仮名)が交付され、近年では漢字を教えた教師が処罰を受けていました。オリジナルを重んじる異常なプライドの高さ故、中国発祥の漢字の使用を止めたのです。漢字が読めない人が増えています。自国の歴史書も読めません。その結果、ノーベル賞受賞者が居ないという結果になっています。日本語は平仮名、カタカナ、漢字を駆使し表現力も豊かで、単語の種類もどんどん広がりを見せていました。漢字なんか、マスターするに一生かかるかも知れません。知能も情緒も芸術性も深みを増していきました。(日本人とポリネシア人だけが虫の音を言語として聞き分けるようです。)世界一難しい言語と言われる日本語そのものの効果は大きいです。これらはとても誇らしいことです。
日本人の知能指数が劣化?
ところが最近ここ数十年、日本人の知能指数が下がっているというのです。知能指数とは年齢と能力の比較で、例えば10歳で20歳の能力を持つ人の知能指数は200ということになるので、「知能指数」をいう表現は正確かどうかはわかりませんが、おそらくインターネットやパソコン、スマホ等の普及に伴い、知らない文字を辞書で引いたり、紙に書いたりする作業が激減したことがあげられると思います。また日本は欧米に比較して、スマホに頼るあまり若者のパソコン作業が激減し、パソコンを使えない若者が増えているというのです。文明の利器により「おバカ」が増えているのです。AIがますます使われるようになると、どうなってしまうのでしょうか?ターミネーターに支配される人間のイメージが、だんだんリアルになってきました。
高い知能を保つには
テレビ見ながら、音楽聞きながら等、「ながら作業」は効率が良さそうに思えますが、実はこれが良くないみたいで、能力の低い人ほどやっているようですね。なにかの作業をするときに真正面から向かい、「ながら作業」を止めましょう。またできるだけ、紙に書いて覚えるとかメモる等のアナログ作業を増やしましょう。人前で話をするのはすごく効果的な脳トレです。要旨をまとめる、時間内に終わる、相手が聞き取りやすいように活舌を良くする。わからない文字は面倒がらずに辞書を引いて覚える。「脳トレ習慣」を付けましょう!


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