夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

真夜中の雨

2006-12-30 | ま行

傷ついた濡れ猫のように
二人 寄り添って
守って欲しい訳じゃなく
一緒に泣いて欲しい訳じゃなく
傷つけ合う二人でいい
ただ 共に
盲目の天使が指差す方へ
静かに波紋を広げて
神の祝福の届かぬ地まで
共に歩まんことを
いつか訪れる その刹那(とき)まで
偽りが真実に目覚める
その瞬間(とき)まで


合図

2006-12-29 | あ行

足元に横たわるボーダーライン
凍え切れそうな 灯
変わる風向きは ひそか
体中が沸騰し始める
音の鳴らない 開始のピストル


全ては 気付くかどうか

この
目隠しされた世界で


<ピクサー展@兵庫県立美術館>

2006-12-27 | Art

懸賞でペアチケットが当たったので友達とデートしてきました

「トイ・ストーリー」から「カーズ」までのそれぞれの作品の絵コンテや粘土作品とか、コラージュや習作などなど。

習作とかは、「え~!こんなのだったら、かわいくなかったね~」というものも・・・(笑)
だって、小さな目がいっぱいあったり、がりがりだったりするサリー(モンスターズ・インク)なんて かわいくないと思いません?
やっぱり私は、大きくて ふわふわのにゃんこみたいなサリーが サリーらしいと思うなぁ。
キャラクターが出来上がるまでに、こんなにたくさんのキャラが出来ては消え してたんだなーと感心


それぞれの映画からの特徴がそこ ここに出てくる、短編映像作品が上映されて面白かったのですが、途中海にダイブして海中を泳ぐシーンなどは 隣の子供が怖がってました
すっごいびっくりするシーンとかもあって、その子のお母さんや、私達も思わず飛び上がってしまったり(笑)


色鉛筆やパステルで描いてある作品、いろんな紙を切り抜いて貼り絵にしてる作品や、色の組み合わせの研究とかもありました。
パステル画とかは 輪郭も定かではないのに、ちゃんと 「あ、サリーがブーとハグしてるんだ」とか「ボブが戦ってる!」とか分かるってところが やっぱりすごいな~。
平面なのにすごい立体的だし。
絵描きの友達に対してもすごいなぁっていつも感心してたけど、鉛筆でのラフ画なんて それこそ溜息モノ
原画っていうよりも、一種の芸術作品ですね
最後まで、ずっと口開けっ放しでした(笑)

出口の前にある大きな作品、立体ぱらぱら漫画みたいなものなのかなぁ。
少しずつコマをずらして並べたものを高速でまわすと、アニメになるの。
上手く説明できないけど・・・。
分かるような分からないような、不思議なモノでした
友達と「家に欲しい・・・」など言いながら(笑)、ずーっと見てても飽きないデス。


アニメだから、と敬遠することなく是非行ってみて下さい
楽しいし、癒されます~

あ~。私はまだMr.インクレディブルやカーズを見ていないので、早く見てみたいな


<「シャーロットの贈り物」>

2006-12-26 | Movie

ブタ大好きの私としては、はずせない一品です

ブタのウィルバーが助けたクモのシャーロット。
クリスマスにベーコンにされないように、今度はシャーロットがウィルバーを助けようと一計を案じます。。。


動物の仲間たちも個性的なキャラクターばかりだし、ダコタ・ファニングがかわいいし
そしてダコタと仲良くなる男の子もハンサムです(笑)
なによりどのシーンのウィルバーも かわいすぎるっ!
あー、やっぱりミニブタ飼いたいなぁ。。。

ただのハッピーエンディングっていうだけじゃなくって、命は巡るということ、奇跡はいつも隣にある──朝陽が昇り、やがて沈む──ただそれだけでも「奇跡」だということ。
大人が見ても、いろいろと考えさせられる映画でした。
案の定泣いたし(笑)

音楽もとっても良かったです
エンドロールの前に流れる歌が素敵で、今生きてるってこと自体が素晴らしいことなんだって実感。
でもホントそうだよね。
この世に生まれてきて、家族と友達と仲間とこれから出会うたくさんの人たちに囲まれて。
それだけでも、もう奇跡。
そして、誰かが覚えていてくれる限り その人は永遠に生き続けることが出来るんだ。
そう言えば、人を殺すのがいけない理由なんて難しい事 私には分からないけど。
その人が生まれてくるまでに紡がれた何千、何万という人の人生、時間を消し去る権利なんて誰にもないからだと思う。
なんてちょっと思った。


感動しつつも、ちゃんと笑いも用意されている映画ですので、是非見て 笑って 泣いてください


<風味堂Live@なんばhatch>

2006-12-26 | Music

遅くなりましたが初!風味堂
友達と、そして母も行きたいと言うもので(笑)不思議な組み合わせの4人で行って来ました


まず感想を一言で言うと。

今まで見たどのライブより、一番良かった
もぅ、あんなに笑いあり 涙あり(?!)なライブは初めてでした

本当は1階のスタンディングのほうがライブらしいしなぁ、とも思ったのだけど、この時期に何時間も前から並ぶ気力も体力もないだろう、と2階の指定席にしてました。
そしたら、一番前の列のPianoのド真ん前!
始まる前からテンションあがりまくりでスタート。

3人が出てきた瞬間から会場はヒートアップ
1曲目Stay with meからかっ飛ばし。
「ほんとにも~。皆勝手に気持ちよくなって~。僕達も負けないように追いつかないとね。」と言われつつ
ナキムシのうたでほんわか。
Shall we dance?で初っ端1フレーズ歌っただけでPiano&Vo.の渡さんが歌詞を忘れて(笑)会場が代わりに歌ったり。

線香花火ではBa.の鳥さんがギターに持ち替えてアコースティックVer.。
終わると、カホーンっていうスペインの楽器?がDr.かっちゃんさんのマジックによって(笑)出現。
箱に穴が開いてるパーカッションなんだけど、私は初めて見ました!
新曲のメリークリスマス、、、。もホント素敵で。
YOUR STORYからはアップテンポの曲を立て続けで 熱い熱い
鍵盤壊れたりするくらい(笑)


そして、なによりMCがものすごく面白かったです
正直言って、(いい悪いじゃなくてね)関西圏以外の出身アーティストの方は、関西人と少しテンポというか、間が合わない人多いんだなぁ~って思ってたのだけど、今回は全然違った。
大阪人並みにボケとつっこみが。。。(笑)
もちろん客席からもつっこみまくり
常に爆笑。
あんなに笑ったのは久し振りでした。

そうかと思えば、バラード連続とか、最後の締めがLove...だなんて、ずるいよぉ~
何回も聴いてるはずなのに、何回も泣いてしまったデス

渡さんの生のピアノ。
全然力いれずにさらりと弾いてる様に見えるのに、なんであんなに上手いんだろう。。。
そりゃ、私が頑張っても弾けないのは当たり前だ、と納得

2nd.アルバムからの曲が多かったので1st.からはないのかな~って思ってたら、なんとアンコールでゆらゆらやってくれて大感激!!
本物だよ~っ やっぱりいい曲だよ~っ
なぁんて 引退ライブ思い出しながら浸って来ました。
終わってからも席立てないくらい。

なんだかコトバにすると掠れて壊れてしまう気持ち。
良かったとしか言えないです。
ほんと大好きだ。
なんなんでしょうね、こういうのって出会いというか縁というか。
どうしてここまで魅かれるのか分からないけど、シアワセすぎました


<セットリスト>
1.Stay with me
2.GET OUT
3.ナキムシのうた
4.Shall we dance?
5.フラフラフライデー・ミッドナイト
6.線香花火
7.恋の天気予報
8.ママのピアノ
9.愛してる
10.メリークリスマス、、、。(新曲)
11.Last song
12.YOUR STORY
13.家出少女A
14.クラクション・ラブ
15.“おかえりなさい”が待っている
16.Love...

En
17.涙をふいて
18.ゆらゆら 


おやすみのうた

2006-12-25 | あ行

水色のアクアリウム
ゆらり ゆらりと 私
うつら うつらと あなた
オルゴールは途切れることのない 金のしずくを
ワルツに乗せて
宙から光が雪のごとく
白     ふんわり ガラスのそと


ひとつ 息を吐くたびに
ひとつ 泡を数えて
ひとつ 取り戻す
心のカケラ
ひとつ 取り戻す
ココロの力




安心して
おやすみ


いつの日か・・・

2006-12-24 | あ行

いつの日か   つかれたよ と  君が言ったなら───


君の居場所は 思い出の中
声を掛けても ちっともこっちを見やしない
人の気も知らないで好き勝手に遊んでさ
おかげでいつも 覚えているのは
・・・楽しかったことばかり
もう二度と出会えることなんてない
暗闇の中 見えなくて必死に寄り添った
内緒の夜

時が進むごとに
君の全てが違う何かにすり替わる
誰かとめてよ そんなの嫌なんだ

君が望むなら 千の言葉を言うよ
たとえ気休めでも 君が心強くあるなら
どんな理不尽な事でも 探して言うよ
───君が   つかれた と   言うまでは

ゆっくりと冷える明日
君が付けた傷跡が僕のあかし
最後の最後にすべり込んだのが
僕だったなら
果てのない願い


僕は 夢に見る
広い広い空の下  風に 水に 光に 吹かれる君を
ちらと瞳に映りこむ僕を
僕は 夢を見る───


<現地集合・現地解散!。>

2006-12-23 | つれづれ
21日、待ちに待った風味堂のライブに行って来ました

・・・でいっぱい書きたいことありすぎるけど 今眠すぎるので(笑)
また落ち着いてから書きます~。
とりあえず報告をば。


そして、この間9月24日の軽音引退ライブで風味堂の曲を何曲かやったので、風味堂つながりで(笑)、大切な宝物の想い出の1日───「Last Live」をアップしました。('06.12.23)


って所で、ちょっと もぅ充電切れデス・・・
おやすみなさい・・・

Last Live

2006-12-23 | や・ら・わ行

朝からずっと 
静かな予感を抱えていた

まばたきごとに近づく 終わりへのカウントダウン
横を向くと 緊張してる君の顔に
自分の事 棚に上げて笑った
大丈夫だと 抱きしめてあげたかった
僕らが積み上げてきた時間は そんな脆いものじゃない

眩しすぎるステージと顔が見えない客席に 必死すぎて
閉じていた心
手探りで求め続けた扉が 突如触れる
時が満ち 音を立てて鍵が開くように
全ては広がり始め 足の裏に 今を感じた


『ひとりじゃ ない よ』

すぐ隣に  
君が息を吸う瞬間が 
みえたんだ。


過去と未来の宇宙を まぼろしの一瞬に閉じ込めて
やっと手に入れた 6年目の真実
その向こうには やわらかな笑顔だけが 残っていた

ただ がむしゃらに駆け抜けたんだ
だから僕は 初めて気付いたんだ
僕に寄り添う たくさんの仲間達
拭ってあげられない程たくさんの 見たことのない涙
そしてこの手が得たのは 確かな幸せ
紡ぎ続ける 
最後のシアワセ




                                   9/24 引退ライブによせて


大切なもの

2006-12-22 | た行

何も真正面から体当たりするだけが能じゃない
逃げて 逃げて 逃げて
それで自分が守れるなら
あっかんべー残して
全速力で逃げ出せばいい

でも逃げて 逃げて 逃げて
自分を信じられなくなるのなら
半べそかきながら へなちょこアタック
かましに行くしか ないじゃないか

───どっちでも良いんだよ
どっちだって結局
 僕の大切な君だから




でも私は 自分に後ろめたく生きたくないので 逃げるつもりなど毛頭ないのです。