夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<龍立ち登る 山の頂。 ~西国第28番 成相寺>

2021-08-14 | 西国三十三所

年末で職場の異動が決まってしまったので、有給取って出歩けるのももうこれまで
なので、残り2カ所を大事に回ります(笑)
初めての天橋立
当直明けにむぎを転がし、2泊3日旅行で向かいました
2日目の2020年11月27日、午前中のお参りです。

  すぐに行けるようにと天橋立のすぐ近くのお宿に泊ったので、朝ご飯の前に橋立を少しうろうろとお散歩
朝イチは人が少ないので狙い目です   誰も通らない廻旋橋
  この3日間は天気が崩れる恐れがあったのでヒヤヒヤしましたが、結果的には全部が上手くいって最高の旅行となりました
成相寺さんはお山の上にあるので、ケーブルカーで行くか むぎで行くか迷ったけど、色々な足を考えるとマイカーのが便利だったので、むぎで行く事にしました
途中、天橋立を何度も横から観たけど、横から観るとただの林だから、上から観るのが良いです(笑)

 いい天気だ~
山の麓には丹後国分寺跡があります。    広い!
時間があれば京都府立丹後郷土資料館や旧永島家住宅にも行きたかったけど、ちょっと時間が無くて今回は行けませんでした
このまま横にある山道をずーっと上がっていきます

実は11月だったので、行く前に調べた時に雪が降るとスリップして危ないとか色々上がってたので心配してたのですが、天気は大丈夫。
でも。
本当に山道だったので、最後の最後、駐車場入り口に上がる直前の坂道で転がるんじゃないかと半泣きになりました
これ・・・上がったってことは、降りなきゃいけないんですよね?!って
マジで泣きながら上がって、入り口の所のお寺さんに めちゃくちゃ怖かったんデスケド!!! って言ったら、笑われました(笑)

 西国札所第28番「成相寺」さん、無事に到着です~
 撞かずの鐘。
成相寺で梵鐘を造る時、近隣の村々から寄付を募ったが、ある一軒だけ寄付をしない家があり、そこの女房が「子供なら差し出せるのですが、お金はない」と言ったという。
そして鋳造が始まると不思議な事に1度目も2度目も失敗し、いよいよ3度目の鋳造が始まった時 その作業を見に、村の皆が集まっていた。
熱した銅を鋳型に流し込む時、その寄付をしなかった家の女房が誤って赤ちゃんを炉の中に落としてしまった。赤ちゃんは溶けてしまったそう
見事に出来上がった鐘を櫓に吊して撞いてみると、鐘の音に赤ちゃんの泣き声が混じって響き渡るため、以後、この鐘はお寺で撞くことは無く、「撞かずの鐘」と呼ばれるようになった。
という悲しいお話・・・
遠目で中に釣られている鐘が見えました。

 観音堂。西国33所の御本尊がおられます。
 一願一事地蔵さん。
階段を登ると、本堂があります。 
  鉄湯船。鎌倉時代の作で立派なものでした!
本堂の彫刻も立派でした。    
 仏足石。

本尊は身代わり観音、美人観音と呼ばれる聖観世音菩薩さまです。
   
そして、本堂内には、左甚五郎・作「真向の龍」が   真正面を向いてて、小柄ながらも迫力満点です!
すごく近くで観ることが出来るので、じーっと堪能できました

 観音様。  十三堂には閻魔様や孔雀明王。
   本堂の西側には碑や石仏がたくさん並んでいました。


駐車場から山の上に上がると展望台があるよ、と言われたので、車で向かいます。
途中、もともと本堂があった場所の案内や  その本堂跡から出土した石仏などが  纏めて移動して安置されてました。
此処に上がるまでも くねくね山道で、上からバスが降りてきたときにはまたしても泣きそうに
バスの運転手さんが、大丈夫だからおいでーって手前で待っててくれました
ありがとうございます~ 
でも・・・上がったら目にするこの景色!  流石に、おぉー!!!と歓声が  キラキラ~
初めて観ると、やっぱり おぉー!ってなった。
  だってこんな道上がって来たんだよ、私、頑張った(笑)
 気持ち良いなぁ~

天橋立にはいくつか かわらけ投げスポットがあるのですが、ここでも出来ます。
  かわらけには文字が入れられていて、私は『万福』『招福』、 そして今回の旅行の『安全』を願って選びました。
さて、いっくぞ~!  
第1投、投げました!
『万福』は、だいぶと円の右側へ。
次いで『招福』!
割と近くまで行った!
・・・よし、これだと次は入りそうだ!
最後、『安全』!
無事にあの山道を麓まで安全に降りれますように!
・・・とうっっ!!

「・・・どあああぁぁぁ~っ!!!私の あんぜんーーーーっっっ!!!」 と、どえらい円の左へと消えていきました(爆笑)
わたしのーーーー!!あんぜんーーーー!!
笑。

めっちゃ笑った(笑) 一人で良かった(笑)

はぁー 今日はまだまだ予定もあるし、満喫したので(笑)下ります
車に乗り込み、「・・・そういえば山道はセカンド、とかなんかどっかで言ってたな」と、ふ と思い出し。
そうか私、あったまいーぃ!とギアを見たら・・・セカンドマークないやないかい
笑。
慌ててスマホで調べたら、うちの車、セカンドじゃなくて「B」なんやてw
そういえば納車の時、担当さんが何か言ってた気がするけど、右から左やったわwww
しかし、セカンドを思い出した私は偉い

「私の・・・安全・・・安全・・・」と呪文のように唱えながら、ソロソロとくねくね山道を下り、もう一つの展望台へ。
 五重塔。  底なし池と言われている弁天池。  龍神の椨。
 紅葉が綺麗にグラデーション
少し小高い弁天山に建っている展望台は、ちょっと古くて、上がって壊れないよね・・・とドキドキしながら上がりました(笑)
 やっぱり綺麗ね でも、上のパノラマ展望台のほうが広く見えるかな
 遊覧船も走ってます

さぁ、頑張って山道を下って町中へ戻るぞ~
入り口のお寺さんに見送られ、ヒヤヒヤしながら下ります。
 上から見たら大したことないかもしれないけど!降りる時のほうが大丈夫だったけど!
ホンマに上がる時はこのままコロンって転がるんじゃないかって思ったんだもん~
前乗ってたハルだと、転がってたね多分(´・ω・`)
笑。
ハイブリッドにしてて良かったって、心の底から思いました


<靄の向こうで待つ、那智黒の冷えた静けさ。 ~西国第1番 青岸渡寺>

2021-08-14 | 西国三十三所

むかぁ~し子供の頃に家族皆で行ったことはあるけど、あまり覚えてない熊野那智大社
今回は折角なので、むぎを飛ばして吉野の山突っ切って熊野三山巡りを敢行
1日目も色々感じるところがあったけど、それはまた後日として
2020年10月23日、熊野旅行の2日目の朝一番、青岸渡寺へお参りに向かいました。

平日だからか人は少なくて、少し曇り空の下 むぎを走らせ、大門坂駐車場まで行きます。
観光バスなどはもっと上のほうまで上がれるのだけど、私は少しだけでも熊野古道を歩いてみたかったの
 熊野、八咫烏、サッカー
 車停めたらテコテコ歩いて、しゅっぱーつ
 すでに石垣などがあって、雰囲気最高  南方熊楠が滞在したという大坂屋旅館跡。
振ヶ瀬橋という小さな橋が、俗界と聖域とを振り分ける境の橋となっています。   鏡石という祈り石。
 大門坂の入り口に立つと、なんだかワクワクするし、幻想的な雰囲気です
  入り口にそびえ立つ夫婦杉が静かに迎え入れてくれました
 小雨が時折降るし、蒸し蒸ししてるし、結構大変だけど(笑)ほとんど人も見かけないし、しんしんと神聖な空気に満ち満ちています。
観光バスはここで良く写真撮るらしい(笑)大門坂の看板。ここから熊野古道に入ることも出来ます。  
 あ、少し前に人を発見  十一文関跡。昔、ここで通行料を取っていたらしい。
 すっぽり私が隠れて入れるくらい大きい!
267段の石段を上がりきると、開けた場所に出ます。
そのまま上がっていく途中、晴明橋の石材がありました。  
 観光バス駐車場からのツアーのお客さんたちが続々と来られました~。まだまだ階段を上がります
参道はお土産屋さんなどが並んでいましたが、中でも歴史のありそうな「山口光峯堂」さん。  
お店の方が、本物の那智黒と、樹脂製の紛い物と 同じデザインのものを見比べさせてくれました。
本物にはちゃんと特許番号が書かれています。
那智黒は逆に思ったよりも光沢は無くて、真っ黒じゃなくて少し薄い黒。
硯や置物などは少し手が出なかったので、使い道は無いけど・・・と思いながら1枡300円の量り売りで那智黒を頂いてきました
1枡100円のは紛い物(小声)
家族にも好きな石を選んでもらってお土産に良いです(笑)
使い道は無いとは思ってたけど、帰ってからふと疲れた時、掌で転がしているとひんやりしながらも温かなあの熊野の空気が伝わってきて癒されるので、こちらで頂いておいて本当に良かったなぁと思いました
 
実は一度店先を拝見してそのまま行き過ぎた後で、「うーん、うーん・・・うん、やっぱり・・・!」と思って戻ってきたのです。
戻って良かったぁ

 実法院跡。  碁石を取った後の蛤と那智黒。これだけでもインテリアになる(笑)

ようやく西国札所第1番「青岸渡寺」へ到着~     
もともとは、大門坂を上り切って開けた所にあったそうですが、こちらに移築されたんだって。
 延命の水 清浄水。  タブノキ。
 かの有名な三重塔と那智の滝やっとここまで来れました
ここらあたりで雨足が強くなってきたので、慌てて本堂へ
 入り口にある香炉に、可愛い獅子ちゃん'sが    あーいっ!って言ってる(笑)
御本尊は如意輪観音さまです。

雨がだいぶと降っていたのですが、外に出てフォトスポットに戻ったら、、、
 何も見えーん!!!!(笑)
滝ー!!滝が消えたー!!!(笑)

この日・・・滝が綺麗に見えたのは、到着時の一瞬のみでした(笑)
まさかこんな事になるとは・・・

この後、隣の熊野那智大社へお参りしに行きました。
まだまだ続くのですが、またの機会に・・・


<波のまにまに 西から向かう極楽橋。 ~西国第30番 竹生島・宝厳寺>

2021-08-13 | 西国三十三所

いろいろ旅行レポ溜まってるけど、とりあえず西国33所を満願させたいので、それだけupします。
2020年9月29日に行ってきました~。


長浜旅行2日目、朝から出発します
今回の旅行は、職場の福利厚生で「竹生島クルーズ」の割引チケットがあったので間に合うように計画したのです。

便は限られてるから時間を迷ったけど、朝一番が帰りまで一番余裕があったので 頑張って早起き(?!)
先に、前日夜に見かけた気になる場所へ行ってきました。
  明治山旌忠塔。  彼岸花が満開でした

時間になったので、乗船所へ向かいます。  乗船所には甲冑。
さて、出航です。  行ってきまーすお見送りしてくれてる~
 今回お世話になった、「北ビワコホテルグラツィエ」さんも、行ってきまーす
 朝一番なので、船内はそれほど混んでないです。
お天気はイマイチ   遠くにエレベーターの試験塔。   
 ぱたたたた・・・って時々鳥が水面を走って、いかにも琵琶湖って感じ! ぷかぷか~
 30分くらいで見えてきました~。到着です  
行き掛けお世話になったのは「べんてん」号です。   
  上陸しました~
早速西国札所30番 竹生島「宝巌寺」へ向かいます。
 帰りの便までに回らないといけないのですが、本堂までは思ってたよりたくさんの階段・・・   全部で165段
着いたと思ったら、まだ階段(笑)   
 到着しました~。本堂の弁天堂です。
  御本尊は秘仏の弁天様。
境内にはお不動さん  順路通りに進んで行きます。  
 三重塔。  片桐且元お手植えのモチの木。   ボケ封じの楽寿観世音菩薩さま。
 見えてきました~!唐門と観音堂です!
以前母が来た時は修復中だったらしいですが、今回は修復が完了して、色鮮やかな豪華な装飾が目を引きます
    門も・・・  天井も・・・豪華  賓頭盧さま。
  横も上もキョロキョロ目移りしてしまう(笑)
本堂はこじんまり。御本尊は千手千眼観世音菩薩さまです。お写真はNG。
本堂内には私一人しか居なかったのでゆっくりとお参り出来ました

続いて、舟廊下。    
朝鮮出兵の時、秀吉公のご座船として作られた日本丸の船櫓を逆さまにして作られています。
  木造で舟そのまんまだし、とても不思議な感じでした。
廊下を過ぎると、「都久夫須麻神社」があります。  伏見桃山城を移転したもので、国宝になっています。
 向かいには八大竜王拝所があり、かわらけ投げが出来ます。
投げるかわらけがコチラ。  
 岩場に立つ鳥居に向かって投げて、鳥居をくぐれば願い事が叶うといわれていますが・・・もちろん無~理~
隣で投げたご夫婦の御主人が投げた かわらけは見事くぐってました
琵琶湖を望む素晴らしい景色でした
 帰り道から見上げる舟廊下。質素だけどやっぱり迫力がある
時間になったので、港へゆっくりと戻ります  
 島の上では、たくさんトンビが待っていました。ん?目が合った?(笑)
お迎えが来ました~   ばーいばーい またお参りに来ま~す  
  カワイイ竹生島が遠ざかる~
琵琶湖にはいくつも島が浮かんでます。   出発してしばらくすると少し晴れてきたお昼からは良い天気だったんだけど~ま、いいよね
   長浜城が見えます。あとで行こうっと
長浜港に着いたら、乗船待ちの方が長蛇の列朝一便で行って良かった~
初めての竹生島、ゆったり楽しめました!

後程、長浜市内散策中に「かのくら ちゃらく」さんで「ねがいだるま」ってミルク饅頭をお土産に購入
  宝巌寺でご祈祷された ねがいだるまシールが入ってます~


<遠き国より導かれし、芳しきその御手に。 ~西国第32番 観音正寺>

2020-11-09 | 西国三十三所

大津・彦根旅2日目、膳所を出発し、  大好きな近江富士、いつか登りたい・・・と横目に、混んでる地道を進みます
辿り着いたのは、西国第32番「観音正寺」さんです。  

本当は安土城も行きかったんだけど、さすが三連休、混んでる情報をキャッチしたので今回は避けることとしました。
一番下から石段を上がるのが本来でしょうが、私はもう時間は むぎで稼いで参道の中腹からの参戦といたします(笑)
表参道の山上駐車場に停める予定だったので、上り口で林道維持費協力金を納めて向かいます。
ここでおばあちゃんとおじいちゃんが対応してくれますが、私が初めてということで おばあちゃんがめちゃくちゃ心配してくれて「山道だから、本当に気を付けてね!」って(笑)
「上で停められなかったら、縦列駐車で道の端に停めたら良いから!」って言われて、縦列嫌いの私は頼むから停められるように~!って祈りながら上がりました。
ここでも三連休が力を発揮し混んでいたので、ギリギリ私だけ停めやすい所にスペースが空いていたのですが、次に上がってきている車みたいになったら多分私は無理だったと思う
感謝しつつ、後ろの方に(ごめんなさいね~)ってちょっと思いながら、早速参道へ合流します。

  おぅふっ・・・てなる石段ふたたび。
   参道には33カ所に因んで33個の格言が書かれた木札が下がっています。
言葉の解説を書いた冊子が本堂で購入できるので、買って帰りました。

18番「失敗を恐れるな 成功は失敗の積重ねである」
13番「友情とは 二つの身体に宿る一つの魂である」
3番「祖先は自分の中に生きている、祖先の徳に感謝しよう」  etc etc・・・

 歩くのは嫌いじゃないから、えっちらおっちら上がりって行くと、  仁王さんの所へ到着~。  大きな下駄・・・
拝観料を納めて境内へ入りました。  石臼の手水。
 ん~!!!良い景色!安土城下を一望できます。  近江富士も見えて、気持ち良い日
北向き地蔵尊。  
   緑が綺麗に光っています

  こちらの観音正寺は、人魚伝説の寺と言われています
開基の聖徳太子がある日、琵琶湖の湖畔で人魚に出会いました。
その人魚が言うには、自分は前世は漁師だったが、たくさん魚を殺生したため成仏できないままである。お寺を建てて、供養して欲しい」と。
それを聞き入れた聖徳太子が千手観音さまを刻み、お寺を建立したと言われています。
人魚のミイラがあったそうですが、火災で焼失したとのことで内陣拝観の際にお写真だけ見せていただきました。

 本堂はかなり混んでて、御朱印の列も2列ともたくさん並んでいました。  
先に内陣拝観をしたかったのですが如何ともしがたく、、、御朱印を頂く時にお願いをしました。
ちょっと待ってたら、おじちゃんが来て下さり、内陣を案内してくださいました。
お忙しいのにすみません、って言ったら、もう朝から書き詰めだったらしく、「お昼おにぎり食べただけで後はずーーーーっと書いてて、拝観の案内をするこのタイミングだけが息抜きなの!!!」って、逆に喜んでた(笑)深呼吸してたし(笑)
残されたおばちゃんは、「早く帰ってきてねぇ~~~」って泣きそうになってた

本堂の中には大きな大きなご本尊の総白檀の千手千眼観世音菩薩さま。
本来であれば白檀というのは保護されているため国外への輸出が出来ないのですが、たくさんの方からご縁を頂き、インド政府から特別に許可が出て日本へ輸入された原木23tを使って作られたものだそう
高さ6.3m、座高だけでも3.5mという、日本国内でも最大級の千手千眼観音さまです
白檀の良い香りが満ち満ちて、気分が安らぎます
そのご本尊を散華で御身拭いし、自分だけのお守りにすることが出来るのです

千手のうち、何も持たない手が1本。
施無畏の手。
恐れを断ち切り、どんな困難にも断ち切る力を与えてくださる手。
散華に移った、うっすらと白檀の香り。
黄色のご縁の糸もおじちゃんに結んでいただき、観音さまとしっかりをご縁を結ぶことが出来ました。
素敵な観音さままた是非会いに行きたいなぁ。

 本堂脇には素敵な言葉。奥に魚濫観音さまがいらっしゃいました。  
 お利口にお留守番してるワンちゃんえらいねぇ。
  
 またえっちらおっちら降りて、本日の最終目的地まで急ぎます。
今回の旅行は三連休に寄るそれぞれのタイムロスも加算されるから、急ぎっぱなしの旅路だなぁ(笑)
と言いつつも、結局寄り道しまくりの自分のせいなんだけども

安土城は、また今度来るからねぇ~  


<ここまで来ないと見えない景色がある(だから、ここまでおいで。) ~西国第4番 施福寺>

2020-07-02 | 西国三十三所

夏本番になる前に、満を持して西国第4番札所「施福寺」さんへお参りしてきました
なんで時期を選んだかというと・・・山登りだから
私の中では、一番の難所と踏んでました(笑)
山道を車で途中まで行かないといけない上に、そこから山を登るという噂を聞き・・・自分の体力とも相談しながら、タイミングを図ってました(笑)
暑すぎず、雨の降らない今日、決行です

ドキドキしながら、むぎとお出掛け
下調べしたおかげで、安全な山道で駐車場まで到着です。
駐車場降りたところにある満願寺不動尊。   人は居ない様子。。。
  お大師さんゆかりの満願滝は、コロナのせいで拝観禁止になってました
「槇尾山観光センター」さんに声を掛けて杖を借りて、出発します。トイレOK!飲み物OK!  頑張るぞー おー

・・・って出発したのに直後。コンクリートの道なのに、すでに結構しんどいんやけど・・・
  そして、色んな立て看板が並んでるし・・・  岩に刻まれたお不動さんとか・・・ちょっと怪しげな雰囲気に緊張しながら進みました(笑)
ようやく山門が見えた! ・・・と思ったけど、実はこれからがスタートです・・・  ゴクリ・・・。
 山門にもお寺さんの杖の貸し出しがありましたが、正直、行き帰り行った中で、ここまでが一番しんどかったわ
なので売店で杖を借りるのが最良でした
いつもは杖使わない私だけど、これだけは正解だった

 さて気合入れなおして、出発  緑がとっても綺麗で、すごく気持ちの良い参道です。・・・割かし ちゃんと 山道だけど・・・
生えてるユキノシタ初めて見た!   下2枚の花びらだけが大きいのが面白いよね。自然だとこんな感じになってるんだ~って見つけられて嬉しい。
 がーんばれっ  がーんばれっ って、独り言ぶつぶつ言いながら(笑)  でも全然嫌な感じじゃなくて癒されて気持ちいい
  整った石段になったから、もう少しかなぁ~?と思ってたら、、、
 ふおぉ~!ビューポイント!  遠く街並みを見渡せる抜けポイントに、頑張った甲斐があります!
ここまで頑張らないと見れない景色があるんだなぁ、と報われる~。

もうあと少し!   愛染堂は、お大師さんが剃髪された所。お大師さん、ここまで連れてきてくださり、ありがとうございます
 御髪堂もあります。
登り切ると・・・  境内に到っ着っ!
 立派なクロアゲハがお出迎えしてくれました   はぁ~ 疲れたけど・・・でも到着してみたら思っていた程しんどくなかった(笑)
30分の山登りだけど、それくらい気持ちのいい場所です
   本堂でお参り。   
今は常時拝観が可能になってますが、本当に見せていただいて良いんですか⁈ってくらいに素晴らしい仏様たちが
しかも、写真どれでもOKなのびっくり!
 欄間には干支の動物たちが刻まれています  
奥へ進むと、  御本尊の弥勒菩薩様。
 向かって上手に、文殊菩薩様。下手に  西国33所本尊の十一面千手千眼観世音菩薩さま。  
周りには鮮やかな色が残る四天王が配置されています。   しばらく私だけだったので、ボーっと座って観てました。
 周りの装飾も色が結構残ってて綺麗。昔は特別御開帳の時だけだったらしいから、そのおかげだね。
奥に進むと、大きな方違観音さま。  どーん!って居てびっくりしたけど、良いお顔してて、優しい雰囲気。あぁ、好きだな、って思った。
 親子の⁈(笑)御神馬。壁には浅井雅宝さんが描かれた仏さんの絵がたくさん。
   小さなお大師さんや大国さん、たくさんの仏像が並んでいます。  
 槇尾不動尊と、弁財天。もともと竹生島に居た弁天さんなんだって。  涅槃仏なども。
 そして、これまたすごかった馬頭観音さま。足の裏を見せてくれてるの  
馬頭観音さまと、方違観音さまが気に入って、ずっと行ったり来たりグルグル回って観てた私(笑)
はぁ~ 本当にここまで来た甲斐があります
拝観せずに帰って行かれる方もいらっしゃいましたが、ここまで頑張って登ったなら是非中でお参りすることをお勧めします

  外の展望台からは、山しか見えなかった途中のビュースポットが一番綺麗に抜けてた。
 馬頭観音様が居るからか、お馬さんも
方違観音さまが好きすぎて、お守りを頂いちゃいました。  

少し小高い所に鳥居があったので上がってみたけど、気配のないお社だったからそっと戻ってきた
 振り返ると本堂が。ここに上がる人まず居なさそうだったので、このアングルはレアかもでべその私(笑)

さて、お参りも済ませて山を下ります。
  降りる時も杖があるほうが膝に優しい。。。   がんばれ がんばれ。
ようやく山門まで来ました。  
やっぱりここから駐車場までが結構しんどいかも
売店でおっちゃんオススメの柿の葉寿司と、「お坊さん秘伝の佃煮」という、泉州独特の味付けらしい佃煮を買ってみました。  
今日はもう一つ行きたいところがあったのですが、そこまでの行き方とか途中のネズミ捕り注意場所とか(笑)手描きの地図を使って色々教えてくれて、優しいおっちゃんとおばちゃんでした
あ~!大変だったけど!でもすごく気に入った
とても素敵なところだったのでまた是非お参りしに来たいなぁ、と思った次第です。

さて、一息ついたら次に向けて出発です~


<やちとせ変わらぬ、近江富士が迎え梅雨。 ~西国第31番 長命寺>

2020-06-06 | 西国三十三所

緊急事態宣言の一旦解除を受けて、3か月ぶりに33所巡りを再開
今年中に満願出来るだろうか・・・と心配してるんだけど、まぁこういう事はご縁だから 一番良いように観音様がして下さるだろうし、と達観してます(笑)
近場から攻めてるのでそろそろ遠い所しか残っておらず・・・いきなり1時間山登るのは流石に心配だったので、ハードル下げて(ん?)808段に挑むこととしました
むぎと一緒に朝から出発

 途中のSAで、トイレの前にツバメさん発見!
親ツバメが一生懸命エサ取ってきて何度も運んでました。
そして、隊列組んだ陸自車両が並んでていきなりテンションアップ
車両の所に居た隊員さんに写真撮っても良いか聞いたら、「えと・・・ちょっと自分には・・・分かりかねます(´・ω・`)」って言われたのでやめた(笑)
ぱっと見の年齢と階級が一致しないから、隊員さんって誰に聞いたら良いか分からないんだよね~
階級章見えるほど目良くないし・・・
なのでまぁ、この隊員さんの対応は正しいw

とりあえずいきなり元気になりながら、ずんずん進んで、  my love近江富士に迎えてもらい、 菩提寺SAの好きな木にも挨拶して。
 田んぼは、青々とした稲と刈り入れ時の麦のコントラストが綺麗でした。
「むぎ~これが麦だよ~」って言いながら走り続け、到着
無事に駐車場に停めることも出来て、さて。

 第31番 長命寺さんの麓。808段・・・ごくり・・・  いざ!

登り始めて早速・・・  息切れるうぅぅぅ~
 いやぁ、3か月の堕落っぷりは裏切らないこの身体・・・
でも、まぁ、マイペースにえっちらおっちら行くのは得意なので、ゆっくりゆっくり上がります。  
石段は1段1段の高さや形が不規則だから、結構難しいんだよね~
踏ん張って足を引き上げるニーハイ筋のヘタレっぷりが半端ない(笑)
 綺麗な蝶を発見外側は地味~な石や地面色だった。ムラサキシジミかな?
  ゆっくりゆっくり上がってたら・・・  おぉ~ 山門前の駐車場まで来た!
ここまで車で来たら登るの100段くらいらしいんだけど、せっかくだからね。

木々に囲まれてマイペースに上がってると、そんなに長い時間に感じないし風も通って気持ち良くて、それほどしんどくはなかったから良かった~

 聖徳太子の開基なんだって。
ようやく到着~  
門をくぐると、ひっそりと書院があって、  ツツジも綺麗で。  
境内は人も少なくて、ゆっくり出来ました。    
 三重塔も風格があって良かった。
とんびがすっごい大きな声で鳴きながら頭上を通り過ぎて行って、その近さにおぉ~!ってなった。
生き物をたくさん見られると、なんだか歓迎してもらっているようで嬉しくなる
ボーっと汗が引くのを待ってたら、えらく近くで大きく鳴くとんびの声が聞こえて、目を凝らしてみると、、、  目の前の三重塔の一番上の軒に止まって一生懸命喋ってました

 この境内でも、遠く琵琶湖が見えて良い気分になります。   
お参りして、御朱印を頂きます。   
千手観音と十一面観音、聖観音の3体合わせた「千手十一面聖観世音菩薩三尊一体」がご本尊です。
お前立だけガラス越しに拝観出来ました

 渡り廊下を渡って、三仏堂、護法権現社へ。
拝殿は入母屋造檜皮葺きで、彫刻も施され、立派で迫力がありました。    
長命寺の護法神としての武内宿彌を祀っているそうで、開山堂とも呼ばれるらしい。

そのまま奥へと歩いて行くと、太郎坊権現社があるのでもう少し上ります。
そしたら、大きな岩が!!!  すごいなぁ。
  本殿はまた彫刻がありました。
振り返ると、今日はけぶってたけど、琵琶湖が一望できる   
境内で一番見晴らしがよい所なので、せっかくここまで来たら足を延ばしてこの太郎坊権現まで上がると良いと思います!

また本堂のほうへ戻っていくと、途中でたくさんシマトカゲに会いました
 ぱっと見は土っぽいんだけど、光を反射すると虹色に光って すっごい綺麗なの!
すばしっこくて、あ~!あ~!あ~!って言ってる間に逃げられて全然写真撮れなかった

 鐘楼の隣には、修多羅岩と言われる、武内宿彌のご神体とされている大きな岩があります!  すごい
 ここから見える伽藍の連なりが素敵で、こんな山の中にこれだけ整った伽藍が揃ってるのは凄いなぁと思います。

境内では良い声のウグイスが鳴いてたんだけど、普通の「ホー・・・ホケキョ!」じゃなくて、「ほ~・・・ほけきゅぴきょっ!」って(笑)
「…んんっ⁈一つ多くないか⁈」ってなる(笑)
可愛すぎるwwwせっかく良い声なのにwww
しかも一番うまい子に続いて、他の子も「ほ~・・・ほけきゅぴっきょ!」って鳴くから、この山の子たちは方言使ってるみたい
思わずイチイチ笑っちゃったごめんね

本堂の裏には、六処権現影向石  今にも落ちて来そうなのにすごい迫力。
大きくて、優しい空気の境内です。
武内宿禰が長寿を祈願したところ、300年生きたそう!まじか!
 とんびの落とし物かしら?


 いろんな生き物たちに歓迎してもらって、ベンチに座って琵琶湖眺めながら、面白いウグイスの声に笑わせてもらって、とても良い雰囲気のお寺でした
また行きたいなぁ。


さて。
808段上がったというからには、帰るには808段下りなきゃいけないわけですな
頑張るよ~  
 結構・・・膝に来る・・・  
途中、めっちゃ可愛いワンちゃんに遭遇  メイちゃん2歳!
お母さんとお姉ちゃんと元気いっぱいに階段を駆け上がってて、お母さんが苦笑い
「お姉さんが撫でてくれるかもよ!」ってお母さんに言われたので少しだけ寄って来たけど、、、  あたち、早く上がりたいのだけど・・・って気もそぞろ(笑)
元気だね~!行ってらっしゃ~い!

 麓に到着~!
山の上をたくさんのトンビが円を描いていました。♪ぴ~ひょろろ~って鳴く声を聞くのが好き。

売店で水まんじゅうを発見。
 疲れすぎて2個とも食べちゃった!

  海みたいだけど、、、琵琶湖


行き帰りは歩いてる最中はそんなに大変じゃなくて、時間もあまり掛った気分じゃなかったんだけど・・・・・・この3か月の怠慢は隠せませんでした・・・
立ち止まったら膝がプルプルってなってるぅぅぅ~
車乗り込んで出発したら、アクセル踏む動作するのがめっちゃ難しいやないか~い!
いやはや・・・これから頑張って戻していかなくちゃぁぁぁ~

今日はこれから、もうちょっと遊びます 近江八幡さんぽへ続く。


<一心不乱に咲き誇る、それぞれの生き様に愛されて。 ~西国第8番 長谷寺&番外 法起院>

2020-04-04 | 西国三十三所

先日、雨続きの合間だったので遠出しようかと思ったけど、人が多いところ行けないから、とむぎに乗ってあまり人が居なさそうなところに(⁈)出掛けました。

普段使わない高速通って、むぎと初の遠出
途中、香芝SAでブランチ。
 森のベーカリーのあんぱん。
お土産にしようかと思ったけど、餡とホイップクリームが入ってたから、クリームを車内置きっぱなしは怖かったので食べちゃった~
 自販機限定の天然の水サイダー。三ツ矢サイダーより少し甘さ控えめ

ほんで結局は昼くらいに着いたのだけど・・・思ってたより人が多くてビックリした
しまった しまった・・・
「奈良は細い道多いから、運転嫌なんだよ~」と思いつつドキドキしながら進んでたら、停めようと思ってた駐車場がいっぱいで
うわ~って思ったけど、Uターン出来ないし、どんどん狭くなる道進むしかなくて
お寺の駐車場は一番奥で細いの知ってたから、半べそかきながらその手前の駐車場に頭ツッコんだら、オバちゃんが「あの車出ると思うから」と教えてくれて、ようやく停めることができました
それだけでもう一仕事終えた状態(笑)

少し歩いて、到着。  第8番札所の「長谷寺」です。
少しだけ青空が覗いて、桜が綺麗に咲いてて、肌寒いながらも良いお天気  
 そよ風に桜の花びらが舞い散って、すごい・・・と溜め息。  
桜だけじゃなくて、他にもお花がいっぱい咲いてて、豪華絢爛!って感じでした。   
それぞれの木々が、「ほら、今年も綺麗でしょ!見て!褒めて!」って言ってるみたいで、すごく愛おしくなる。
来年も 再来年も きっと咲くのだろうけど、今年はこの木々にとっても一度だけ。
それはすごく、「生きてる」って感じる。
  お不動さんのお堂の周りも綺麗。

  受付で入山受付をします。
仁王門をくぐると、399段の登楼が。  これこれ!  これぞ長谷寺
  平たい階段で、意外に歩くと息が切れる
途中にある宗宝蔵で、お不動さんとか仏像をたくさん観ることが出来ます。  

どんどん上がると。。。  本堂が見えてきました。  

階段を上がり切ると、本堂があります。  
今は春の特別拝観で、ご本尊の観音様に触れることが出来ます
ご本尊は、10m超の十一面観音さま。
お部屋自体は狭いから、もう首が居たくなるくらいに見上げないといけないんだけど(笑)
柔らかいお顔。細かい装飾のある光背も凄い。
お御足に触れてお祈りすることが出来ます。(こんなご時世なので、希望する方は当て紙を挟むことが出来たよ。)
次々にお参りに入ってくるから、あまりゆっくりは出来なかったけど、11年ぶりにお顔を観ることが出来て良かったです。

 限定の御朱印と、復刻印もいただきました。
今、御朱印の日付の令和二年が、2匹のネズミさんになってるの!
超可愛い! 考えた人すごいわ~!

 本堂の床几は磨き上げられて鏡みたい。  天神さんの恵方盤みたいなのや、掛け仏がありました。

大黒様の前には招福の石像がありました。  
  かわいいネズミさんたちが居たよ。

そして、長谷寺にも大きな大きな舞台があります。  
 広い舞台からは境内や山々が一望できる。   
遠くに五重塔も。 
 登ってきた登楼が見えます。
 普段はご本尊のお顔だけ、窓から拝観出来るけど、是非特別拝観で全身を拝ませてもらうのが良いです
特別拝観で頂ける、五色の紐(五色線)で観音様とご縁を結びました  


本堂から少し離れたところにある、能満院(日限地蔵尊)にもお参り。
 奥には、柴犬ちゃんが居ます  欠伸終わりの酷い顔を撮ってしまった
 御年9歳の「たび」ちゃん
たまにサボってるらしいけど(笑)修行中なので、触らないでねって書いてありました。
ぺろぺろ毛繕いして。いつまでも元気でね。

 こちら本堂の横には、大きな大きな石のお地蔵さんがいました。
 緋寒桜、雨に濡れると艶っぽい。
良い声がした方を見ると、、、  カワイイ色鮮やかな子が遊んでました
少し歩くと、五重塔に到着。    
 今度は五重塔の麓から本堂が見えます。
もともとは三重塔だったみたい。  
帰り道を歩きながら、お花を楽しみます。   大きな桜木。桜の花びらが降ってきて、包み込まれます。
 緑も綺麗。これから新緑の季節になったら、また緑が陽に映えるだろうなぁ。
どの木も綺麗に咲き誇ってます。    最後までお花に囲まれました~  


少し小腹が空いたので、名物の草餅を頂きます。
お店はいろいろあるんだけど、私は「総本舗 白酒屋」で買いました。
  店先でお餅作るの・・・見れなかったけど(笑)
焼いた「お焼き」と、そのままの「青」と2種類あります。  私は青が好みだったかな~。

はせマルシェって手作りマーケットが出てたんだけど、多分前に天神さん行った時に買ったお雛様と同じ窯だと思う。。。
 かわいい かわいい お地蔵さん!
表情に一目惚れしてお持ち帰り~。
(-人-)にゃ~む~
長谷寺では、ご本尊キティちゃんをゲットしました


長谷寺の近くに、與喜(よき)山というパワースポットがあります。
天照大御神が降臨された お山なんだって。
そのお山には、「與喜(よき)天満神社」があります。
実は、昔お参りした時、御朱印は別の場所で頂いた記憶があるので、行くかどうかちょっと迷ったんだよね。
しかも、たまたま街中の社務所?に居た女性に頼み込んで書いてもらった思い出。
字が綺麗じゃないからって、だいぶ渋られたんだった
だから今回も人が居なくて頂けないだろうな~と思いながら、でもお参りには行った方が良い気がする!と思って向かいました。
駐車場の裏手に、大きな岩。 
川を渡る時に、桜に包まれた長谷寺が綺麗に見えました  
 岩がたくさんある所は、大体パワーが凄いと思う。
原始的で、浄化されるからかなぁ。
好き

案の定、社務所には誰も居らっしゃらなくて、書いてある電話番号も使われてなくて
「でもそれでも良いんだ~今日は呼ばれてる気がするんだ~」と山へと向かいます。
  ほんでもって、、、結構な階段を上る  前こんな登ったっけな~
 手水石は、なんと徳川家光が寄進したものらしいです
階段を上がりきると、広くないですがとても気持ちの良い空気の境内が広がりました。
 思わず歓声
静かで、私しかいない。山に抱かれて安心する。
なんか良い雰囲気が・・・と思って見たら、磐座でした。  深呼吸。
しばらくしたら他の方がお参りに来られたので、退散しました。
良いなぁ・・・良い
瀧蔵権現が道真公に「良き地」だとおっしゃったことから、「よき」天満神社となったそうですが、本当に良いです。
あまり訪れる人が居ないみたいだけど、それもまた良き。

最後に、西国33所番外の「法起院」にお参りです。  
もともと西国33所巡礼を始められた德道上人が開かれたお寺です。
  
德道上人は、このお寺の松の木から法起菩薩となって去って行かれたそうで、その時の「上人沓脱ぎ石」があります。
 その奥には、上人御廟十三重石塔。   
葉書きの木。  

まだ夕方には早かったですが、混む前に出発しないとちょっと運転が心配な道並みなので、ここらへんで出発です。
それが正解。。。
途中で対向車が脱輪していました
気を付けないと自分も左側脱輪しそうになるし、もうめちゃ怖かった~
こういう町に住むには、運転が上手じゃないと大変だなと改めて思った・・・


さて。
私が現時点で日本一だと思ってる最中のお店(笑)が、車で10分ほどの所にあるので、いそいそと向かいます
 大神神社の麓にある「白玉屋榮壽」。
こちらの「みむろ」は、甘さも上品でとにかく美味しいの  気付いたらいくつでも食べられそうになる、危険な最中です

そして、早めの晩御飯に名物のスタミナラーメンを初体験!
・・・と思って、ワクワクしながら天理スタミナラーメンへ車走らせたのに・・・まさかの「本日終わりました」の張り紙がっ!
お腹はもうラーメンになってるよぉ~ってなって、駐車場ある所じゃないと難しいし・・・って泣きながら(笑)別店舗に向かって走ってたら、「彩華ラーメン」を見つけたので、急遽滑り込みました
 私はこちらも初めて、の「彩華ラーメン」です。
 夕方になると寒くなったし、お腹減ったし、早く温まりたい!と、「サイカラーメン」と、田原本店限定のスパイシー唐揚げ。 
ニンニクやスパイスが効いたスープと、野菜たっぷりのラーメン。
甘辛の癖になる味の唐揚げ。
最高 唐揚げがたくさんあるから、お腹いっぱいになりすぎたけど(笑)
また食べに来よう~

心も体も満たされたので、通りすがりに気になった「道の駅 レスティ唐子・鍵」に寄ってみました。
 公式キャラの「タワラモトン」(笑)
もう閉店間際だったけど、美味しそうな野菜とか、お米とか。  いろいろ買い込みました(笑)
大和野菜の「味間いも」は、奈良在来の里芋の一種で、(ママンが)炊いたら美味しかったです
 唐子・鍵遺跡という、弥生時代の遺跡なんだって。
どんなところか見に行こうかと思ったけど、風が強くて寒すぎたので今日は止めときました
 3階から望む。
奈良は何処行っても遺跡がたくさんあるねぇ。

帰りに夕日が天使の梯子  

家帰ったら、結構疲れたな~
でも久しぶり33所に行けて良かったです!


<しばし待て 慈しむ日々を。 ~番外 元慶寺>

2020-02-16 | 西国三十三所

今日はフリーだったので 滋賀の方に行こうかとも思ったのだけど、関西は雨予報。
滑って山道転がる恐怖と、山頂上がっても何も景色が見えない悲しみが待っていると思われたので(笑)街中に行くことにしました。
西国三十三所 番外札所の「元慶寺」です。
山科って行ったこと無かったんだけど、調べてたらいろいろとあることが分かったので、ドライブ~
思ってたよりも結構細い道が多くて、ドキドキしました・・・

山門は唐風なのが珍しい!
こじんまりした境内ですが、途切れることなくお参りの方が来られていました。
 木瓜?   桜なのか梅なのか・・・蠟梅かな?  雨に濡れて本物の蝋細工みたいに独特の透けたすりガラス色が、芸術的で好きなの。
春が近づいて来ている気配。

 花山法皇が出家したと言われるお寺です。
 大きなクスノキ。
  梵字がカッコいい石塔。

住宅街の真ん中なのもあって、静かなお寺でした


いつもお昼を食べ損ねるから、今日は先にお昼ご飯へ
近くにはあまりお店がなさそうだったので、少し南下して「ムッシュふらいぱん」にやってきました。  
週末のお昼時だから混んでるかな~って心配してたんだけど、少し遅い時間だったからか、すぐに入れました
ハンバーグも悩んだんだけど、やっぱり口コミでおススメされてたオムライスセットに。
サラダがお皿モリモリで、それだけで嬉しくなる私(笑)
 じゃーん
この芸術的なソースの模様
フワフワ卵で、ソースも美味しかったし、なによりボリューム満点 私がおなか一杯になっちゃうくらいでした(←笑)
男性も満足じゃないかなぁ。

色々と行きたいところがあったので、ご飯食べたらさっそく出発です 
続きはこちら


<貴方の声が聞こえるまでは、手を繋いでおこう。 ~西国第21番 穴太寺>

2020-02-08 | 西国三十三所

とうとう愛車の乗り換え時期になってしまったので、思い出作りにお出かけ。
今年初の33所は、行こうと思ってたのになかなか行けてなかった「穴太寺」にしました。
珍しく山の上じゃないお寺(笑)

最初、高速降りてからナビに言われた道を曲が・・・・・・うぉいっ!!!曲がれへんやろこんな人1人分の裏道!!!Σ(゚Д゚; ってなって(笑)
通り過ぎた先にあった「豆屋 黒兵衛
帰りに寄ろうと思ってたけど、  急遽先にお土産買っちゃいました。
 スイーツ巡礼の竹炭黒豆ろうる。
お店のおばちゃんがお寺の行き方を教えてくれて、親切~
 気を取り直して、出発。

無事に大きい道で到着~(笑)  
  梅はまだまだでした。
残念ながら冬の間 お庭は非公開のため、内陣だけ拝観お願いしました。
本堂に入ると、非公開のご本尊・薬師如来さんと33年に1度のみの聖観世音菩薩さま。お前立だけ観ることが出来ました。
手からは5色の紐。
そして、お布団に入ってお休みの涅槃仏。
布団を捲って実際に病気の部分を撫でるとご利益があると言われています。
優しくで気持ちよさそうなお顔でした
そして、ぜひ見て欲しいのが天井の格子絵画。
狩野派の絵で綺麗と言えば綺麗なんだけど、どっちかというと下手味溢れる動物たちが可愛かった(笑)
兎とか、梟とか、アヒルみたいなのとか。

  すごい顔で跳ねてるご機嫌さん(笑)  
  少しだけ蕾が綻んでる子も。
多宝塔は欄間の彫刻も綺麗です。      
御朱印は、復刻印と涅槃仏さんのもいただきました。
満願まで、あと8カ所

せっかくの亀岡に来たので、近くの神社「鍬山神社」にお参り。
  ご祭神は大巳貴神、大国さん。
なので、ウサギさんがいっぱい    
そして、隣には応神天皇、八幡さん   
最初見た時にお宮が2つ並んでるからどういうこっちゃ分からなかったんだけど、どうやら昔、鍬山宮の隣に降臨した八幡さんを祀っていたら、雷雨が暴れたり、兎と鳩の死骸が落ちていたりと、二人の神様が喧嘩してしまったみたいで分けて祀るようになったそう。
で、こちらの地に移動してからも二つのお宮の間に池を挟んでお祀りしているそうです。
なるほどね~。
ま、神さんも喧嘩くらいするよね。
笑。

でもとても気持ちの良い神社で、紅葉が綺麗らしいのでまた秋に来てみたいと思いました
   小川も流れてて、珍しい鳥の鳴き声が聞こえてたり、素敵な所
御朱印にネズミさん  めっちゃ可愛い~


続いて近くにある神社に回ろうかと思ったんだけど、とりあえず食べるものが無くなったら悲しいから、先にたわわに行くことにしました。
毎年ふるさと納税でお世話になってる「ファーマーズマーケット たわわ朝霧」です。  
こちらのお野菜、どれも美味しくて、本当に重宝してるので、今回絶対に寄りたいと思ってたんだ~
春菊とか小松菜、ほうれん草、亀岡牛など、いろいろと買い込み。
 お昼ご飯食べ損ねたから、亀岡牛コロッケと、とろとろプリン
ソフトクリームが口コミで評判だったから食べてみたけど、、、  めっちゃ美味しいの!
そして、阿呆ほど詰まってる!!!(←褒めてる)
食べても食べても減らないし!コーンの底まで詰まってるの!
めちゃ寒かったわ!(←褒めてる。笑)

ほんとオススメ~
家帰ってから春菊と亀岡牛の細切れ炒めて食べたけど、めちゃ美味しかった
遠方の方も、ふるさと納税、おススメです。
 珍しい干し芋とかも。


お腹も満たされて、最後に向かいました「出雲大社 京都分院」へ。
 細い道通って行くからドキドキした
境内はこじんまりしてます。   良いお顔の大国さん。
しめ縄の上に、翡翠の勾玉発見~。  
本殿の裏手には、お使いの龍蛇神「中山龍神社」  と、 伊邪那岐・伊邪那美「八尋社」にもお参りできます。
道中雨降ったりもしたけど、綺麗な空が見れました。  
 御朱印に凄く可愛いスタンプ押されてた
えーんえーん泣いてるウサギさんと、優しい大国さん。
帰り道が分からなくて、延々ループの罠に嵌る所でした(笑)
田んぼの中、脱輪しないか怖かった~
どこが一通かも良く分からないし

ようやくたどり着いたJR亀岡駅でスタンプ押してもらう~。
 最近は光秀ブームの亀岡だけど、またそっちは次回に回して。
JR駅内には石田梅岩の像がありました。
スタジアムは明日こけら落としだってさ~。


最後に、気持ち良い事して帰るよ~
 ウフフ( ´艸`) 湯の花温泉に日帰り入湯してきます~。
とりあえず、「渓山閣」に行ってみました。  
次々団体さんが来る時間帯だったから、フロントてんぱってた
 お湯自体は普通の湯と同じで、匂いも もったり感もなくてさらっとしてました。
露天風呂もあって、まったり~いい気分~
 気持ち良かった~
なかなか楽しい遠出でした。


<現と幻、紅つなぐ秋風。 ~西国第11番 醍醐寺>

2019-11-16 | 西国三十三所

今日は予定がキャンセルになっちゃったので、ふ、と思い立って西国第11番「醍醐寺」へ。
うちん家、ビルの合間にあるから日が当たらなくて、朝イチは室内が一番寒いという(笑)
だから朝全然起きれなくて、、、到着がお昼に。  
最初、ちゃんと上醍醐に行こうかとも思ってたけど、初めて行く下醍醐もゆっくり回りたかったので断念。
いつも回るのに必死になってご飯すっ飛ばすので先にお昼ご飯にします。

醍醐寺の中には3か所食べるところがあるんだけど、前から行こうと思っていたフレンチ・カフェ「フレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェ ~桜の樹の下で~」にしました。
 混んでるかな~って心配していたけど、意外に空いてました。
というか、醍醐寺自体が、オンシーズンに入ってきてる京都の割には空いてる穴場みたいです。
 何食べようか悩んだんだけど、せっかくだから、「フレンチ・ル・クロのスペシャリテ とろける牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」にしました
トリコロールのお重に入って可愛い
本当にホロホロとろけるお肉。
店内からお庭が見渡せるので、桜の季節は良いだろうなぁ
お腹も心配なくなったので、出発。  


 霊宝館では、「中国展開催記念 悠久の祈り 醍醐寺の至宝」が行われてました。
薬師三尊像も有名ですが、私は重文の五大明王像が好きだった!
お不動さんがお不動さんなのに凄く優しい眼をしてたの。
5つのうち、大威徳明王像だけは作られた当初のままだそうです。
国宝の五大明王の掛け軸も、素敵だった。
曼荼羅図や、宋版一切経及び経函など珍しい物や、俵屋宗達作の扇面散図屏風がありました。

隣には、仏像棟があります。  快慶作の不動明王坐像は、整ったお顔。
私は如意輪観音坐像が好きでした。あと、こちらにも五大明王がありましたが、個人的には平成館の五大明王が好み。
空いてるので、ゆっくりと見て回れて良かったです。

次いで、三宝院に行きました。
 大玄関も重要文化財。
表書院には、葵の間、秋草の間、勅使の間、と綺麗な襖絵が楽しめます。秋草も素敵だったし、孔雀も綺麗だった~!
表に御所車、裏に鷹の絵が描かれている衝立も力強く。
国宝の唐門が、紅葉に映えてます。  ここの周りはまだ紅葉満開にもう一歩、でした。来週くらいが見頃かしら~。

お庭は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」のときに直接縄張りしたお庭とのことで、なかなか立派なお庭です。
   亀島と鶴島。立派な松。   橋が架かって、どこを切り取っても、綺麗。  一度だけ、奥の方で大きな水しぶきが上がりました。
 お庭の真ん中には、藤戸石という歴代の武将に引き継がれた「天下の名石」と言われている石が置かれています。
秀吉が聚楽第から運んできたらしく、阿弥陀三尊を表しているんだって。  奥に見えるのが、豊国大明神の祠。

ここまでが通常拝観ですが、今はちょうど、秋の特別拝観をしているので、特別拝観券をお願いすると、奥の「純浄観」「本堂」「奥宸殿」に入ることが出来ます。
  人が一段と少なくなるので、もっとお庭をゆっくりと眺めることが出来ます。日が当たると、思ったよりポカポカ陽気の今日です。
 純浄観は、秀吉が槍山で醍醐の花見をしたときの建物を移築したもので、立派な茅葺屋根に「五七桐」の紋。
平成になってから浜田泰介が描いたという襖絵は、枝垂桜と満開の紅葉でした。
秀吉は醍醐で花見をした後、秋の紅葉狩りを楽しみにしていたそうですが、8月に亡くなったため、醍醐の紅葉を観ることは叶わなかったそう。
現代の私たちへの贈り物のような気がしました。

 廊下を渡ると、本堂があります。
本堂には、快慶作の弥勒菩薩が、宗祖弘法大師と、醍醐寺の開祖理源大師に挟まれていらっしゃいます。
醍醐寺を開いた理源大師は お大師さんの孫弟子になる方で、南都で修行されていた縁から、東大寺再建に尽力した重源と関係の深い快慶の作品があるそうです。


 蔵みたいな建物とか、   鎮守様。

  奥宸殿のお庭も静かで綺麗。   
松月亭というお茶室もあります。
やんごとなき方が来られることもあるため、通常の躙り口とは別に、立ったまま入れる入り口も作られているそうです。
奥宸殿は、お寺の執務室みたいなもの。
「醍醐棚」という違い棚があって、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」と合わせて「天下の三大名棚」と言われてるんだって。
板戸には水墨画が描かれていたり、質素ながらも装飾が素敵でした。
 ちょうどお部屋の真ん中に座主が座られると、お庭の真ん中の阿弥陀様、藤戸石が見えるように設計されている。

この特別拝観では、1日2回、お坊さんがお話をしながら案内していただくことが出来るのです。
一度先に観て回ってたんだけど、お話を伺うとまた一段と勉強になりました

 お庭に戻ると、トンボさんとか  カワセミ? 綺麗なターコイズ色。

 いつまでも観ていたいけど、本当の目的地、伽藍の観音堂に行かなければいけないので(笑)


 山のほうへ進んで行きます。
仁王門。  しばらく道なりに進むと、  紅葉が増えてきました。

 国宝の金堂。
そして、静かにまっすぐ立つ五重塔。  ただ静かに。その広場だけが、変わらず悠久の時間を纏っている。
正面から観ると、緩く八の字に広がる庇が、  ピシッと一直線に揃う角度。水煙までまっすぐに。黄金比率。
 相輪は全体の1/3の高さがあるんだって。
応仁の乱でも焼け残った、お寺が開かれた当初から変わらぬ唯一の建物です。

  不動堂。  役行者。
 祖師堂には、お大師さんと理源大師。  緑紅葉も大好き。
  赤く映えるのは、紅葉だけじゃないよ。
 日月門をくぐると、  緑から紅へのグラデーション。
 鐘楼が苔の中に立ち、年月を感じさせます。
ようやく到着~。観音堂です。   醍醐寺の御本尊は薬師如来さまですが、西国三十三所のほうは 准胝観音さまになります。
役行者霊蹟札所の一つなので、役行者の御朱印もいただきました。

お堂を出ると、思わず歓声が。
 弁天堂の周りは、真っ赤!
  池の主?が一瞬寄ってきてくれました。  
水面が鏡みたいになって、揺らぐ紅。    風が吹くと、水面が細かく波立って、それがこちらまで辿り着く様をずーっと眺めてました。

日が暮れるのが早くなってきた最近。少し肌寒いです。
三宝院では御朱印が結構並んでいたので、伽藍に行ってから戻ることにしたので、急ぎ戻ります。
 中心に緑が残る紅葉。  夕日に輝く 緑と黄色と赤。  三宝院の塀沿いの桜紅葉。   
 唐門には、五七桐と菊の御紋。
桐の御紋は古い時代の物なので、3本の花がまっすぐではなく、開いてる形になってます。
菊も16枚じゃなくて、14枚の花弁。
16枚に定まったのは大正時代らしい。

ギリギリですが三宝院に滑り込み、無事御朱印を頂きました。
最後の最後、誰も居ないお庭を独り占めさせてもらいました 
 加茂の三石。
昔は暴れ川だった賀茂川を表しています。
左のが「速い流れ」、真ん中は「淀んだ状態」、右の石は「水が砕け散る」を表してるんだって。

 建物に1カ所突き出した場所は、実は年に一度、大活躍する場所。

中秋の名月の時。  観月台となるらしい。誰も一般客が居ない夜に、お団子やススキをお供えして、中秋の月を愛でる。

 もう閉門の時間が近づいてきます。  久しぶりにゆっくりと出来た~。

  門の上にも、桐の紋。
下醍醐だけで結構な広さがあって、流石に疲れました~
夜はライトアップをしてて、絶対きれいだと思ったけど、寒いし 足疲れたし、帰ります(笑)


 大阪まで帰ってきて、元気を出したかったので、「ビンドゥ」でスペシャルセット。
クルミナンは珍しかった~。
チーズナンが意外に腹持ちが良くて、最後めちゃくちゃお腹いっぱいになって、食べ終わった後 動けなくなりました(笑)

 オリジナルのお不動さんのお線香。香りが好きで買っちゃった
あとは、絵葉書。
私の好きな五大明王の絵葉書は無かったので残念ですが、また会いに行きたいです。

来週は仕事で出れないから、綺麗な紅葉を観ることが出来て良かったです!
いつかちゃんと上醍醐に登りたいです。