夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

diamond

2009-04-23 | た行

これまで
じぶんが とおってきたのは どんな道で 
どんな背中を 見せていたのか
ホントのとこ 
じぶんじゃ 分からないけど
鏡にちらと 映してみたときに
すこし煌めいていれば 
すこし うれしい

これからの じぶんへ
すこしでも つづいていれば
すこし うれしい


ちいさなぼくと ちいさなきみと

2009-01-17 | た行

つめたい くうきを
きらきら まとって
きみは あらわれた

あぁ このせかいは 
どれほどのあたたかさに 
みちているの

ちいさなぼくと ちいさなきみ
てを つないで
でたり ひっこんだりの ひだまりに
ちょこっと わらった
きょうも あしたも あさっても
ましろな いき
まぶしそうに みつめて
きいろな たんぽぽは 
きみに よくにあう
このさきの ずっと さきまで みえている
さかのうえの もこもこぐも
てんきに なぁれ
てんきに なぁれ
きょうも あしたも あさっても


tuning

2008-12-18 | た行

降りかかる コトバ達に
呑み込まれないよう キツク 眼を閉じた
内からも暴れだすココロに
shut down
ブレて みえる身体を
決シテ 手放さない
ボクが壊れてしまうまえに どうか
キミが壊して
その手で耳を塞いだままで
聴こえるオトは
来い こい
乞う 恋ふ
ノイズ

絡めとられたcodeの端が
この手の中に残る感触 だから
一気に 着火
吹き飛ばして 静寂


ボクが息を呑んだのは
キミを守る 
宙に浮く
無音
潔く
鮮やかに冷えた
君と僕


突風

2008-10-12 | た行

暗雲ただよう 薄空のむこうぎし
ふけふけ かぜ  もっとふけ
ミエナイ フアン など
まきあげてしまえ



あたしは たおれずに

みとどけるから


Dandelion

2008-04-23 | た行

百億もの可能性を内包する 一粒ひとつぶが
完璧を 彩る
やわらかく ふるえながら こわれやすい
綿毛 という 翼
球体の内側で 守られている
未来 という 核
生きる 意志


だから私は ここに在る

2008-03-06 | た行

いつも いつも
考えてはみるけど どうして
他の人とは 違う
たとえ世界のすべてに押しつぶされそうな時でも
すこし斜に構えた 瞳
私を見つけては
にや と笑う口元
ばか言いあう合間に 
さりげなく ちりばめられた
たくさんの真剣な声色に
私は
いつもはっと 何かを気付き 口をつぐみ
急いで拾い集めなければならない
それに応えなければならない 
そう思い
いつも
思い 新たに

信頼には ひたむきさを


貴方は黙って手を出して
教えるでもなく 叱るでもなく
待っている
私は黙ってその手に届くまで
背伸びするでなく 焦るでもなく
歩んでいくしかない

信頼には 真正面から


義務に 追い詰められるのではなく
悲壮感に 縛られるのでもなく
ひたすらに まっすぐな
「頑張らなくちゃ」

体の中を駆け巡る
貴方を思い浮かべるたびに必ず
体がはじけるように 湧き上がる
そんな一瞬の私は 私を好きだと
思う 
そう気付かせてくれる貴方を 好きだと
思う

信頼には 誠実さを


最後にいつも辿り着く言葉は
これは恋なんかじゃない
これは愛なんかじゃない
当然の距離で向かい合い 
ココロ 円 描く

縮めない 
遠ざからない
求めるのなら
求めようか
そして
求めたから
求められた


信頼には 呼応を
信頼には 信頼を


Two

2007-12-20 | た行

目があうだけで
むねが ぎゅうぅっ て なって
笑顔をみるだけで
切なくなって
どきどきして
余計なこと 口走りそうで
思わず しらんぷり
してしまう 君と



想い浮かべるだけで
こころが すうぅっ と 着地して
会話を思い出しては
嬉しくなって
あったかくなって
人前なのに 口元がゆるみそうで
思わず うつむいて
しまう 君と


どっちが ホンモノの恋 なんだろう





私は なんだかあんまりよろしくないところ まで 来てしまってる気がする。
だれかが 止めてくれるかしら。


chocolate

2007-02-14 | た行

ダイキライ と
僕を突き放したのに どうして
手を離さない
いつからなの 君がそんな瞳 するのは
見つめるだけで 熱 巻き上げて
くすぶる瞳と離れても 生きていけると思うなら
僕はこんなにも 迷ったりしない

僕は 腕を回すだけで いい
君は 顔を上げるだけで いい
あぁ 2人してきっと 抜けられなくなる

苦く 甘い チョコレイトみたいに
癖になる 少しイラついた横顔
低温ヤケドが 疼くんだ
かすった 冷たい頬のせい
付かず離れずで bitter&sweet
触れる事のないくらい 遠くで
手を伸ばせば誰のものか すぐに分かるくらい 近くで
甘い唇で
苦い視線で
What do yo want?


more sweet?   
               ...more bitter?