夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

のすたるじぁ

2006-12-20 | な行

ひさしぶりに とりだした ことば は
まるで わすれかけてた 宝物
とり残された ゆめみたいに
大切にひかってた
あの日のように まっすぐなせりふは にあうはずないから
はずかしくて みないふり して
なのにどうして いとおしくて なつかしいんだろう


ときのながれ
ねじのきれた おるごーる
奏でる曲が ゆっくりと とぎれはじめても
それでも うたは あの日のまま
空たかくのぼって  とまることなく まわりつづける


はじけることのない しゃぼん玉 おいかけた あの日と同じ
きれいなにじが 今も みえるよ
大きなひとみで ぼくら みあげて呼んだ
あの日のきみは 今でもまだ わらっているのかな


すてられるはず
なかった
うそくさいほど ましろな うたは
こんなにも やさしくて
なきむしな ぼくらを
だきしめてた


はなれられるわけ
なかった───