前日の「坂本・大津旅1日目 その1」「その2」はTravelカテゴリーにあります
さて、これが当初の目的(笑)
今日は朝から、「西国第14番 三井寺」を目指します。
今日は良い天気! 周りには琵琶湖疏水があります。 水門。
テクテク歩いて、仁王門へ到着。
手水舎には、何だかリアルな龍が(笑)
金堂の中は、円空仏や尊星王像など、たくさんの珍しい仏像を見ることが出来ます。
今持ってる御朱印帳がもう終わってしまうので、せっかくなので三井寺の御朱印帳を頂いて、そちらにご本尊の朱印を頂きました。
からし色と深緑色とあって、からし色のは持っていなかったからそれにしよう!って思って行ったのに、深緑色を見たらそちらが欲しくなって、さんざん悩んだ後、深緑にしたという(笑)
御紋や三井寺の文字が、深緑色のほうが金字が良く映えたから・・・
こちらも「三井の晩鐘」と言われる、良い音の鐘があり、突くことが出来ます。
金堂の裏手にある「閼伽井屋」には、左甚五郎作と言われる、龍が屋根のところに居ます。
逃げ出さないように、目に釘が打たれているって。
今も水がコポコポと湧いているようでした。
仁王門入ったすぐのところには、食堂があり、お釈迦様にお参りできます。
霊鐘堂には、弁慶が三井寺から奪って比叡山まで引き摺り上げたと伝えられる「弁慶の引摺鐘」があります。
鐘を突くと「イノー、イノー(関西弁で『帰りたい』)」と響いたので、弁慶が怒って谷底へ投げ捨ててしまった・・・って悪い奴だな!
笑。
鐘には弁慶が引きずった時についた傷があります。
大きな「弁慶の汁鍋」。弁慶が鐘を奪ったときに置いて行ったらしい・・・(笑)
こちらで可愛らしい「鐘みくじ」を引くことが出来ます。 水に浸すと、数字が出て来て、おみくじと三井寺百景のカードが貰えます。
一切経蔵。 中にはたくさんのお経の版木が納められているらしい。天井もすごかった!
三重塔と、 唐院。
三井寺は色んな映画のロケ地になってるので、この橋は「柘榴坂の仇討」で、近くの大きな橋は「るろ剣」などで使われています。
そして~・・・ 「天地明察」で算哲が朝靄の中駆け抜けたところ。クランクインの撮影場所です。
映画では、この橋の手前に大きな鳥居が・・・ということは、建てたんだねぇ・・・
懐かしいです
三井寺のキャラクター「べんべん」(笑)
微妙寺の向かいに「べんべん」ショップがあり、グッズを買うことが出来ます。
しかも、名所がプリントされた何種類かの名刺もあって、頂いてきました
ちなみに私はここで、オリジナルグッズが入っているというガチャガチャおみくじをしました(笑)
微妙寺。お不動さんと十一面観音にお参りできます。
9月にリニューアルオープンしたという、「本家 力軒」で休憩~。
イートインスペースの奥の所が、何だかとても気持ちいい場所でした
「三井寺辨慶力餅」 ほうじ茶付きで300円!
このほうじ茶が、ほうじ茶なんだけど今まで飲んだどのほうじ茶とも違う、なんかちょっと甘いというか・・・
上手く言えないけど、飲んだ瞬間、「ん?これほうじ茶⁈」ってなって、思わずお店の方にどこの物か聞いたら、信楽の朝宮茶を使ってるんだって。
実は力餅は、もう一つの三井寺力餅本家さんのほうが好みだったけど、このお茶飲んで、三井寺の境内で休憩できるとか、かなり贅沢!って、また行きたくなりました。
和んでたら、頭上から体掠めて「こつーんっ!」と結構な音を立てて落ちてきたものがあって、「あら、どんぐりでも落ちたかな?結構痛そうな音が鳴ったけど、頭当たってたら痛かったろうな~」って思いながら、ふ、と見たら・・・
・・・ん?
・・・・・・んんっ?!
これは・・・
・・・まいまい~っっ??!
一人で爆笑しそうになったわ!!!
え?なに?いま?上?上から来たよね?!って二度見 三度見(笑)
いや~、、、何考えてそんな上まで登ったんだろう・・・
きっと上まで行って、葉っぱ千切れちゃったんだろうねぇ
一応裏返して確認したけど、隠してる体が見えてたから、、、え?なんかの木の実じゃないよね?うん・・・ ってなった(笑)
踏まれたら可哀想だから、土のある所に連れて行きました。
はぁ~ 面白過ぎたwww
結構痛かったと思うわ・・・可哀想に
笑って笑って元気出たので(笑)出発~。
気持ちの良い並木道。紅葉の季節は綺麗だろうなぁ
階段を上がって、ようやく観音堂に到着です!
お参りして、西国の御朱印を頂きます。
あと、すくすく人形という三井寺境内で作っている手作りの人形が可愛くて、いろんな種類のものがあったのですが、犬を抱いている子を頂きました。
最初出してくれた人形のワンちゃんのお顔がちょっと好みじゃなかったので、他のも見せていただけますか?って聞いたらもう一つ持ってきていただけて、そちらの子のほうが好みだったので、選ばせていただきました。ありがとうございます
展望台に上がるのは、ちょっと元気が無かったので、、、境内からの景色を堪能
琵琶湖にヨットが沢山でてて、キラキラ綺麗でした!
ふもとまで降りてきたところの入口。 こちらの入り口が一番古いんですよって説明されてました。
少し歩いたところに神社があって、普段はあまり由緒が分からない神社にはお参りしないようにしているのだけど、、、
こんなに立派な楼門があったので、思わず挨拶に入ってしまいました。
須佐之男命をお祀りする「長等神社」です。
珍しい五間社流造の本殿と、それを取り囲む回廊という変わった形をしていました。
境内には、馬にまつわる神社もありました。
歩いてすぐのところに「大津絵の店」があります。
大津絵って、少し皮肉が混じっているし、独特の鬼の絵柄とかがあるし、で、ご当地のだから欲しいんだけどちょっと難しいな、、、って思っていたのですが
こちらのお店、建物自体が素晴らしくて、昔の貴重なものも見ることが出来たりするので、ぜひ寄ってほしいと思いました。
絵葉書は10年前位に頂いたことがあったので(先日、自宅で発掘された・・・)、いろんな意味を合わせて、藤娘の絵を頂きました
スタンダードな日本美人ではなくて、少しデフォルメした絵柄になってます。
これなら洋室でもいけるかなって。
藤娘には、「愛嬌加わり良縁を得る」という意味があるそうですので~
前日にいろいろと計算しまくって、京阪大津線が乗り放題になる「びわ湖チケット」を買っていたので、ひとまず次へと向かいます。
彷徨っているうちに市役所前まで行けちゃったので、テクテク・・・。
途中、街路樹の間には大津絵がたくさん並んでました。
トンビかな、すっごい近くで、手を伸ばしたら触れそうなくらい、お腹のモフモフや、羽の一本一本、顔の表情まで見えるくらい、近くを飛んでくれて、何度か頭上を回った後、飛んで行っちゃいました。
思わず一人で歓声の出逢い。
電車に乗って、次は「近江神宮」へ来ました。
この朱色、本当に圧巻。
楼門をくぐると、 拝殿が見えてきます。
こちらも流石、七五三でごった返してました。
そろそろお昼を食べないと、昨日みたいに昼抜きになる可能性が高く(笑)せっかくだから美味しい物を食べたい!と思い調べてたら、近江神宮の周りにはあまりなくて・・・。
びわこ浜大津まで戻って、L.O.ギリギリへダッシュして駆け込みました! 「肉バル モダンミール」です。
駅前の「旧大津公会堂」にあるレストランの一つです。こんなレトロなのがあるの、知らなかった!
オーダーしてしばらくすると、 サラダとスープ。美味しい~。
そして、ハンバーグやステーキセットと迷ったんだけど、今日は~・・・ 近江牛のローストビーフとウニが乗った、ウニク丼!
美味しい~!!!柔らかくて、卵を崩して、モグモグ一心不乱に食べました(笑)
帰りには、店員さんが「素敵なお客様、お帰りで~す」って声を上げるのが、面白かったです
今日は、おなか一杯で満足・・・
駅からホームに上がると、 ちはやふる列車。
最終目的地とどっちに行こうか悩んだんだけど、フリーチケット使う今日しか特典もらえないし、、、と思ったから、行っちゃいます
着いたよ、石山駅 石山寺には、今度来るよ(笑)
これがかの有名な「瀬戸の唐橋」。
結構田舎なんだけど(失礼)、昔から「唐橋を制するものは天下を制す」と言われ、京都へ通じる軍事・交通の要となっている場所です。
「俵籐太の百足退治伝説」って、ココだったんだ!ていうか、近江富士だったんだ!ってなりました(笑)
急がないとと、諸々間に合わなくなる!って思いながら早足で向かったのが、近江の一之宮「建部大社」です。
社門の三本杉とハートが並んでカワイイ。 こじんまりしながらも、優しい境内。
三本杉と拝殿。
由緒は不明らしいですが、縁結びのご利益があるという大野神社。
もともと建部大社がこの地へ来る前に、この地域の地主神として祀られていた神社なんだって。
本殿の裏へ回ると、 さざれ石。
なんといってもすっごい珍しいと思った!菊花石 作り物じゃなくて、自然でこの形になったらしいけど、すごいくっきり菊の花なの!これは必見
木の根とか。
穏やかな神社で、ゆっくりしたかったのですが時間が迫ってたので急いで駅に向かいます。
ザカザカ歩いて、 急いで向かったけど、駅の手前で赤信号につかまって・・・目の前で遮断機が下りて・・・乗りたい電車は通り過ぎて行きました・・・あぁ・・・
もう一本後だと、向こうに着いてからダッシュだったから、乗りたかったのにぃ~(笑)
さて。
線路の端から端まで30分ほど電車に揺られ、またしてもやってきました坂本駅
そう昨日は時間が終わって行けなかった滋賀院門跡にどうしても行きたくて、戻ってきたのです←なのにギリギリでまたしても間に合うのか?(笑)
昨日よりも道が分かる分、急いで向かいます。
途中、あ!クロネコちゃんだ!って思って、 振り返ったら、、、ルナじゃん!
・・・愛想無く 行っちゃいました(笑)
何とかギリギリ滑り込み 「滋賀院門跡」です。
こちら、本当に素晴らしかった!
延暦寺から下がり受けた不滅の法灯が間近で観れたり、狩野派の障壁画とか、襖絵とか、山ほど素敵なものがあります。
高齢になった延暦寺の僧侶が、麓の坂本に降りて来て暮らす様になったのが里坊で、中でも座主が暮らしたのがこちらの滋賀院だったため、少し格式高いところになっています。
内佛殿の入り口には、「サルが入るので、扉を閉めてください」と(笑)
ここでも窓をそっと開けると、近江富士を見ることが出来ました!
延暦寺の根本中堂にあるご本尊と、こちらの内佛殿の薬師如来さまは同じ方角を向いていらっしゃって、その延長線上に近江富士があるんだって。
同じ方角を向いているので、山坊に居た時と同じように、里坊でも修業が出来るとのことです。
お庭は、こちらも小堀遠州のお庭で、奥に坂本の石垣が綺麗にバックになってみることが出来ます。
夕方だったので、私が ひとり占め~
宸殿には、涅槃図がありましたが、こちらの涅槃図は面白いことに魚が描かれているのです
なかなか珍しい!
本当にたくさんの物があって、時間が足りないくらいでしたが、もう片付けを始められていたので帰ることにしました。
またお参りに来たいなぁ
ちなみに、山坊よりも里坊のほうが、柔らかかったです(笑)
勅使門や、 「頭上注意」の花梨の木。立派な実が沢山実っていたので、たしかに、、、
は~、もう二日間で制覇くらいの勢いだったわ~でも、もっともっといろいろとあるんだけど
壊れた足を引きづりながら、帰ります・・・。
この町並みに居ると、トトロでサツキ&カンタが本家に行って、メイが迷子になっちゃった本家の集落を思い出す。
あ~ 疲れたよ~ぅ。 古典的でありながらSFみたいな近未来デザインの駅舎。
そして、最後にもう一仕事。
びわこ浜大津駅前の「三井寺力餅本家」のほうで、お土産を買って帰ります。
本当はJRのほうが早いんだけど、これがあったから京阪で(笑)
2階はギャラリーになってて、大津絵の松山作品がたくさん並んでいました。
こちらのほうがフワフワのお餅で、ペロリいっちゃいます
今日比叡山や坂本を観光してた母グループより先に帰るつもりが 意外に遅くなったから、今どこ~?って母にLINEしたのに既読にならず。
ま、いっか、と思って三条まで戻ってきて、乗り換えのためにホームに降りて・・・ん・・・?(つд⊂)ゴシゴシ ・・・(;゚ Д゚) …!?
まさかのホームでばったり、でした(笑)
は~、なんだかこうなるんじゃないかと思ってたんだよ・・・
私なんかより超絶元気なおばちゃま達は、各駅で降りるまで延々しゃべり続けてました。
大阪のおばちゃんやっぱヤバい(笑)
そして、家まで母のカバン持ちをさせられて帰りました・・・
重い荷物抱えながら、これを見て脱力・・・え、園長ぉ・・・相変わらずで安心しました。
三井寺のすくすく人形と、べんべんマグネットと、フリー切符の特典で建部大社でもらったヤマトタケルノミコトのストラップ(笑)
とても楽しい2日間になりました。
気持ちもリフレッシュ。
また頑張ろ~。
ということで、結果的にはお昼抜きレッツゴー
ケーブル坂本駅から町へ下りる途中、すぐ横に「日吉東照宮」があります。
こちらは、土日祝のみ内部拝観が出来るので、せっかくだから、とお参りに。
そしたらこちらの東照宮が本当に良くて!
神主さんも丁寧でいい人だったし、建物も、そこから見える景色も素晴らしくて、たくさんの人にお参りして欲しい!って思いました。
門の天井の綺麗な模様。
こちらは家光が建てたそうですが、この社殿をモデルに、日光東照宮を建てたという。
権現造りで、 極彩色の彫刻や絵付け。
虎は家康の、龍は家光の干支のため、それぞれの象徴なんだって。
拝殿の中は金ぴかでした(笑)
そして、神職さんが神事を行う中央の土間は、一段と低くなっています。
それは、この私たちが居るところに将軍が座ってお参りするので、お尻を将軍に向けても失礼にならないように、一段下げているんだってって神主のおじちゃんが教えてくれた
ちなみに、「曇天に笑う」のロケ地でキャスト達もお参りに来たらしい。
拝殿から まーっすぐ伸びる参道は、ちょうど真東に作られ、その先には、my love (笑)近江富士
春分秋分には輝く太陽が上がってくるため、拝殿の真ん中に置かれている鏡に光が反射して光を放つそうです。
見てみたい!
そして、本当はこの階段に座ってボーっとしたかった・・・でも階段高くて怖いし、時間無いから止めた(笑)
そして私は表参道のこの階段を使えなかったのだけど神主さん曰く、この階段を頑張って登って、登りきるまで拝殿が見えてこないんだ、と。
だから、登り切ったところで、豪華な拝殿を目にして、おぉ~!とその威光を感じるという演出を考慮して建てられているのだ、と教えてくださいました。
すごいな~
ぜひぜひ、おススメの神社です。
そこからまたケーブルの駅前まで戻って、テクテク歩きながら石垣を堪能。
「日吉大社」に到着です。
参道には大津絵の行灯が。
前は夕方ギリギリだったからかなぁ、すこし寂しい気がしてたように思うのだけど、今日は一歩入って、あぁ、良いなぁ 清められる気がする~って思いました。
橋を渡り、川の水音を聞きながら西本宮へ向かいます。
日吉大社の象徴・山王鳥居!
くぐると右手に、神馬舎と神猿舎があります。 お猿さんが可愛いかった!
でも今日は西本宮でオペラがあるらしく!!
大音量を流してリハ中だったため、一匹はこのように気にしながらずーっと心配そうに西本宮の方を見つめてて、もう一匹はウロウロと動き回ってて、よしよし大丈夫だよってナデナデしてあげたくなりました。・・・噛まれるのでしません(笑)
顔出しパネル
楼門の近くには、良く実った柿の木がありました。 お猿さんも食べに来るんだって
この楼門の四隅には、お猿さんが一生懸命頑張って支えてくれています
境内はオペラのために色々と設営中だったので、そそくさとお参りして終わっちゃいました
小さな瀧。 宇佐宮。 気持ちの良いご神木。
神輿収蔵庫では、山王祭で使われる西本宮、東本宮をはじめとするお神輿7基が展示されています。豪華!
人はほとんどいないのだけど、心落ち着く境内です。
テクテク歩いて・・・奥宮はもちろん諦めて(笑)
東本宮まで来ました~。
本宮でお祀りしている山の神様・大山咋神と、樹下宮でお祀りしている鴨玉依姫神はご夫婦。
他にも父神や息子など、家族で一緒にいるような境内になってます。
雌梛と、 雄梛の木。
神様の恵みを水に流して里に送るためか、拝殿などの周りには囲むように溝があって、水が流れているのが面白かったです。
多羅葉の木。葉っぱの裏を尖ったもので引っ掻いて、ハガキとして使っていたところから、現代の葉書のモデルになった木。
楼門を出て参道には、 猿の霊石があります。本当に座ってるお猿さんみたいまた来るね~。
バスの時間が1時間待ちとかになりそうだったため、入り口のおばちゃんに西教寺まで歩いて行けるか聞いたら、20分くらいよ!と行き方を教えてくれました。
頑張って歩くぞー!
日吉大社の周りには結構古墳が残っているそうです 初めて知ったわ。
本当にこっちで合ってるのかなぁ。。。どこまで行くのかなぁ。。。って心細くなりながら歩いていると、少し山側のため、向かいの近江富士が綺麗に見えました
少し早い、秋。
本当に前も後ろも誰も居ないんだもの~
まだ出会わないけどなぁ、大丈夫かなぁと思っていたら、ぽつりぽつりと石仏が草むらに見え隠れするようになり。
ようやくありました! 八講堂千体地蔵。
比叡山は修行の山だったので、一般の人の参詣に制限があり、山麓で日夜 法要の梵音のきこえる処に小さな石造をまつって成仏を祈ったとのこと。
その石仏が誰とはなしに一カ所に集まってきたものがこちららしいです。
とりあえず、方向は間違ってないんだなと安心して進みます(笑)
は~ 結構歩いた~
「西教寺」へ到着。
この門をくぐってからも、結構遠くて、境内を彷徨う・・・
天台真盛宗は三羽雀なんだって。 上の雀は真上から見てるような構図が面白い!
こっちで良いのかしら・・・と思いながら歩いてると、 鐘楼。
そして、ようやく本堂にたどり着きました。
受付をして、堂内、客殿へと回ります。
中は写真禁止だったので、何もないですが、とにかく、何がかはよく分かんないけど勿体ない!ってなるくらい、良い物がたくさんありました(笑)
本堂の阿弥陀様や、身代わりの手白猿。
中ではお坊さんが呟くようにずーっと鉦を鳴らして お経をあげていらっしゃって、不断念仏の教えを守っていらっしゃるのでしょうか。
客殿の襖絵や涅槃図や、阿弥陀如来と二十五菩薩の石像などなど。
うーん・・・滋賀って、、、龍潭寺に行ったときにも思ったけどお金が無いのかなぁ・・・すごく良い物がたくさん残ってるのに保存状態が難しそうで、次の世代に伝えて行って欲しいけど、寂れていきそうで心配というか・・・。
是非是非皆で観に行って欲しいなと思いました。
お庭も、小堀遠州のお庭
明智光秀一族のお墓もあります。
もう疲れたわ~となりながらも、とりあえず帰らねばなりません(笑)
勅使門。
帰り道、周りの建物の屋根に可愛らしいお猿さんたちがいっぱい居て、キョロキョロしながら帰りました
これとか、地味に「骨折した博のモノマネしてる岡田くん」にしか見えなくなってきたwww
バスなんか、1時間半待ちとかなってるし、もう歩くしかないよね・・・と足引きずりながら歩きます。
田舎の誰も通らない道を 「がーんばれ、がーんばれっ」と呟きながら歩くヤバい奴が居たら、それはきっと私・・・(笑)
なんとか坂本の町まで戻ってきました。
気が向いて足を延ばしたら、、、 めっちゃ素敵な道があるやん!!!
これが、坂本の石垣~ってテンション上がる私
ついでに頑張って滋賀院門跡まで行ったものの、16時過ぎてたので敢え無く断念
うぅ・・・もう駄目・・・血糖値が・・・ってなりながら、「鶴屋益光」で、カワイイお猿の最中「比叡のお猿さん」 と、雲上、梅窓を購入。
雲上が一番おいしいかも!はったい粉大好き!
また食べたいなぁ。。。
そして、もういい!いっぱい食べる!と思い、 「鶴キそば」へ いっぱい食べてやる~ぅ。
天ぷら小盛と、「雨垂れ石を穿つ」という、近江高島のお酒を頂きます
天ぷらが美味しかった!
んで、 湯葉そば あったかいの!クコの実が乗ってました。
う~ん、お蕎麦はちょっと思っていたのと違ったかも・・・ですが、お腹減ってたのでペロリ。
後はもう、寝過ごさずに家にたどり着くまでです。
今日行けなかった三井寺に行くため、明日も戻ってくるよと言いながら、帰りました。
いつもは御朱印にしてあまりお守りを頂かないようにしているのですが、今回は社務所に行ったら、なんだかこれは自分のために頂きたいなと感じたので、「神猿守り」
神猿は、マサルさんと呼ばれています。
目の位置やお鼻お口の線の長さ・向きによって、お顔が少しずつ違う中から、この子を選びました
カワイイ~
ずっと傍に居てもらいます!
翌日の「坂本・大津旅 2日目」は西国三十三所カテゴリーに移動しました
遅々として西国33カ所が進みませんが(笑)ちょうど今、滋賀県でキャンペーンをいろいろとしていて、琵琶湖 湖西の天台宗三総本山特別巡拝券がお得だと。
仕事も煮詰まってたこともあり、土日ともに休みの週末に合わせて厄払いに巡ることにしました。
滋賀までそこそこ遠いし、頑張って朝早く起きて向かいます。
ようやく坂本に到着~
駅前の観光案内所で、特別巡拝券を購入。本来なら虹色散華も貰えるのですが(ていうか、それが欲しくて決めたのに。笑)もう売り切れてしまったらしくて無いってさ・・・
HP更新してくれてたらいいのにぃ~
ま、でも、こうやってお参りする機会を頂けたことが大事、と気を取り直して出発。
比叡山や日吉大社に初めてお参りしたのが10年前・・・。 こんなところ歩いたかなぁ?と、全然覚えてない(笑)
さっそくの穴太積みの石垣に、テンションが上がります
苔がむしてて、とっても綺麗。
ひとまず人が増える前に行かなくちゃ、と今日はまずは比叡山に上ります。
結構駅からあるんだよね~。そして、京阪とJRと駅の名前も似てるし、事前にいろいろ調べてたら頭がこんがらがってぐちゃぐちゃになった
ようやくケーブルカーの坂本駅へ到着。
30分に1本出ているケーブルカー。山の上まで10分ほど乗ります
こちら、密かにですね、、、HPを見て駅員さんに声を掛けたら、、、 カードがもらえるんです
こういうの超好き(笑)
そして因みに、今は延暦寺の国宝殿で至宝展をしてるので、帰りにそのチケットを見せて、至宝展のカードも貰いました
しかもどちらも3枚組
私の大好きな如意輪観音さまのカードも入ってて、テンションup
如意輪観音の立膝で頬杖ついてるスタイルが、なんとも言えず好きなの~
行きがけは、琵琶湖を見る方向へ椅子が並んでいるので、バックで上がっていく感じです。 眼下に広がる琵琶湖
途中、トンネルや、 帰路の車両とすれ違い。
山の上の延暦寺駅まで間に「ほうらい丘」と「もたて山」という駅があり、降りる人だけ前もって声をかけていると降りることが出来ます。
ほうらい丘には、坂本ケーブル建設時に発掘された多数の石仏を集めた洞窟があります。
信長の比叡山焼き討ちで犠牲になった方たちを弔うため、地元の人々が作ったと言われています。
独特の雰囲気だから、私は降りて行けなかったで、、、通りすがりに一瞬だけチラ見しました。
延暦寺駅に到着 レトロな駅舎。
まだ山自体けぶっていて、曇り空でしたが、琵琶湖がまるで海のよう。
ここからお寺まで、また10分くらい歩かないといけないのですが、鐘の音を聞きながら木々の間を歩いて、気持ち良い朝の空気を楽しみました。
ようやく「比叡山延暦寺」に到着!
本当は西塔や横川のほうまで行きたかったけど、今回は3寺を回るのが目的なので、根本中堂を中心に近くだけにしました。
根本中堂は現在10年をかけた大改修中。 逆に、足場が組まれているので屋根の高さまで上がることが出来ます。
過去・現在・未来の「不滅の法灯」を見ながらお参り。
私たちが入れる中陣に比べて、内陣は一段低くなっているので、幻想的です。
中陣の天井の絵もキレイだった!
とち葺きの屋根を間近で見ることが出来ます。 大きいから、途方もない量だな~。
根本中堂の向かいには、文殊楼があります。 どえらい急な階段を上がると、 大きな山門みたいな楼。
2階に上がって文殊様にお参りするためには、これまた急な垂直階段を上がり降りしないといけなくて、、、死にました(笑)
少し晴れた時に大講堂へ。 色鮮やかな彩色。
鐘楼では、鐘を突く事もできます。 私はあまり鐘突きはしないのだけど、良い音色
国宝殿へ「至宝展」を観に行きます。 入り口のこちらだけ写真OK。
中ではいずれも古い仏様が沢山。四天王がきちんと揃っていたり、初公開の物も沢山ありました。
ハガキとかがあれば良かったんだけど、こういう初公開の物は作ってくれてなかったので、あまり覚えられなかったです
文殊楼から少し歩いたところ、人がほとんど行かないところに星峯稲荷社がありました。
お稲荷さんもしくは荼枳尼天は、合う人合わない人があると思うのだけど、私は割と悪くない(と勝手に思っている)ので、ご挨拶に。
静かで綺麗な所でした。
あと、大黒堂と。
本当のホントに、単なる感想なので気を悪くされたら申し訳ないのですが、実は、どうも私はこちらの延暦寺さんとあまり合わなくててですね(笑)
10年前に行ったとき、根本中堂に行く前に流れで文殊楼にお参りしてしまったのですが、御朱印を書いていただいたおばちゃんに順番が違うと怒られてから苦手意識があって
今回は根本中堂に先にお願いしてから文殊楼にお参りして、御朱印もドキドキしながら頂きましたが。
根本中堂の御朱印所で対応していただいたお坊さんや、文殊楼で書いてくださったおじちゃんも、何とな~く上からというか・・・なんかつっけんどんで、感じがなんかイマイチかなぁと・・・。
他にいろいろと案内している方とかも、何とな~く、ですが・・・なんというか かんというか(笑)
天台宗の方には本当に失礼なの分かってるけど、思ったのは、最澄って少し、不遇だったなぁ、、、という。
それなりにエリートな出自で若くから才能があって、だったのに、世の流れは空海に傾いてて、なんか、頑張っても頑張っても認められない感じがして、結局大乗戒壇の設立も最澄が亡くなった後だったし。
なんというか、最澄やお弟子さんたちにしてみたら、ないがしろにされているような感じだったのではないかと。
だから、なんとなく一般の私たちに対して、「よく来たね」的なwelcome感とか、皆で一緒に幸せになろうね的な感じ(笑)がなくて、「自分たちは世のために修行してるのだから、偉いんだ」じゃないですけど、ちょっとそういうような雰囲気が所々にあるのかなというか・・・。
特にこの文殊楼は、10年ぶりに行ったにもかかわらずイマイチでしたので(笑)やっぱりこのお寺はそういう独特な意識があるのかな、と少し思っちゃいました。
少なくとも私にとってのお大師さんは空海だから、というのがあるのかもしれないけど。
あ、でも自分の家は真言宗ではないのだけど。
小さい頃から守っていただいてるのは空海だと思っているので(←勝手だなおい)
まあ、好みというか相性だと思うので、怒らないでください
ちなみに同じ週末に、母も友達たちと年1回の旅行で今年は比叡山に来てたのですが
西塔に行った時に、お参りや御朱印を頂く順序のことを聞いたら、まったく気にしなくてよいと言われたそうで。
でも、東塔に来て、根本中堂の御朱印を頂くのに帳面を預けていたので、文殊楼で紙だけでも頂けるのか聞いたら けんもほろろに対応されたとのことでした
となると、延暦寺のなかでも文殊楼の方はベストオブベストなんだな、と(笑)
逆に10年越しでも変わらない対応、ある意味凄い、と納得してしまった私w
ま、だからといって長年の歴史の価値が変わるわけではないけどね
足はなかなか向かないな~
延暦寺会館で、レトルトのお粥さんを購入。 名物・湯葉が入ってるの~。
地味にこれが一番重かった・・・。
しかも、西国33カ所の御朱印帳と、他のいつも使ってる御朱印帳と2冊持ち歩くから、余計に重い
お昼を頂こうかすごく迷ったのだけど、3寺の一つ、西教寺に行くのに少し足が難しいので、急ぎ山を下りまする。
杉の枝が90度に曲がって上がってるものが多くて面白い。
朝より晴れたので、綺麗に琵琶湖が見えました。 延暦寺駅の2階が展望台になってるの
帰りは福号に乗ります。 上ってくる縁号が見える~。
線路の左右には、比叡山で出会うという動物たちの木彫りが沢山出て来て、ウォーリーを探せみたいになってました(笑) フクロウとか。
あと、リス、キツネ、シカ、猿、などなど。
坂本駅に着くと、ホームの端には・・・ クマさん どーん!(笑)
駆け足だけど、楽しかった~
さて、お腹は減りますが、次々行かないと間に合わなくなります・・・。
疲れた時は辛いもの
ベトナム料理と悩んだけど、混んでるの嫌だったから、初めてのカレー屋さんに行きました
マスターは日本人なのに、入ったらインド人のご家族が食べに来てて、一瞬頭が混乱(笑)
アッサリ飲みやすかったです。
ダメだね〜 毎日飲んでるのは病んでる証拠(笑)
マスターは適当に日本人に合わせてスパイスとか辛さとか調整してくれたし、ナンも少し小さくしてくれたり、よしなにしてくれます。
めちゃ喋るお店みたいで(笑)人見知り⁈の私にはハードル高そうやけど、今日はとても空いてて、貸切だったからラッキーでした
呑みに来る店みたいなので、アテにカレーとか(笑)
面白いお店でした。
またフラッと寄れそう〜。
夏休みの充電も、出勤3秒で切れたので(笑)相変わらずな毎日です
今日はお腹減ったし、焼き鳥 再訪
ビールも飲んじゃうもんね
ヤケ酒だもんね
やきとりチーズと、ねぎまと、普通のやきとり(笑)
ささみ梅しそと、付き出しのなんこつポン酢。
あったかい白ご飯に満足
あー まだ週半ばなんて、気が遠くなる〜