夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

秘密

2006-11-30 | は行

くしゃ   って笑う
貴方の目元が 好きだった
部屋の端と端で
二人の間に散らばる雑音も空気もかき消して
悪戯の共犯みたいに
こっそり 視線合わせて

少なくともその瞬間だけは 私だけの
ふっ と  世界が途切れたように笑う
おどけた目元が好きだった


one way

2006-11-30 | や・ら・わ行

どうしてなんだろう
こんなにも切ないキモチは
いつも必ず時計回りで
多分私の想いは あの人には届かない
絶対君の想いも 私には届かない
今日も曲がり角曲がった所 流れてくる声
聞こえないフリして帰る
強くいたいと思うから 早足になる
このまま忘れられるハズないのに
足音響く中 気配だけ拾い損ねない様
耳澄まして歩いた
やたら低い位置の 赤い満月は
中途半端な私 見つけて
仕方ないよ  と  呟くから


あきらめながら続ける恋は いつまでたっても消極的
向けられない笑顔は きっと君には攻撃的・・・


目覚め

2006-11-29 | ま行

開始のカウント振り切って
握り締めたロザリオ 胸に隠した
あなたがつけた傷跡 熱く 熱く
急き立てる鼓動に 目的なんて必要ない
覚悟さえあれば 今 加速する
碧い空へ 蒼い海へ 突き抜けて
飛び交う夢 崩れ落ちる身体
捕まえた手は 誰
心の奥から爪の先まで 律動する赤
求めるままに 急ぎ続けて
俯き捨てたのは 黒く濡れる瞳
運命対するために 白い旗 切り裂いた
風に翻る本能


笑うのは 最後でいい───


<テスト中日。>

2006-11-28 | つれづれ

昨日から始まったテスト3連ちゃん
テスト勉強もろくにしてなかったせいで全然ですとほほ。

そんなこんなでストレスも溜まってきたため、少しダークな詩が多かったりするかもですが 明るい時も暗い時もどっちも自分だと割り切って どんどん行こうと思います


今日は久し振りに晴れ間が見れて、ちょっと元気。
雨の日も必要だけど、やっぱり青空が好きです
明日はテスト最終日
終わったらクラスで飲み会です
それを支えにもうひと踏ん張り がんばろー


会いたくて。

2006-11-28 | あ行

「君の存在がなくなれば
僕は早く忘れられる」なんてことを
言った人がいた。

そんなのウソだ。
また会えるからこそ
忘れ去ることができるんだ。


・・・なんてゼイタクな望み。


二度と会えないからこそ
君は僕の心に こんなに
深く残り続けているのに。


・・・決して叶わない望み。



───I miss you.


in the dark

2006-11-28 | あ行

日付が変わる頃
泣いてるはずの私 背中合わせにもう一人
艶やかな唇が 弧を描いて───

リン と糸が切れる音
世界は入れ替わる
放たれた弾丸 真赤に貫いて
生暖かな闇に堕ちてゆく
限界探して どこまでも潜ってゆく
外れたネジが この手すり抜けていくの
リセットボタンなんて 見つかりゃしない
待ち受けるのは 一面覆いつくす声
絡めとられる体躯が 同じコトバばかり繰り返して
跳ね返っては嘲笑うだけなのに
冷えた月が逃げ道に誘うの
幾重もの扉に映るのは 無数の私
どれがホントの私?   総てが私
砕け散った後に 残るのは2つだけ
理想 と 現実
正論しかない明日なんて 笑えない
理想に燃える夜明けなんて 来なくていい

夜にしか絵描けない真実は
本当に幸せ?


輝き

2006-11-27 | か行

大人になることは
あきらめを覚えることだと思う
頑張る事を あきらめ
大切なものを守るために
闘うことを あきらめ
逃げる事を あきらめ

だからこそ
一生懸命になることを
あきらめない人に
嫉妬し 憧れ
心から探し求めるのだと思う


BELIEVE

2006-11-26 | は行

信じれば 勝てる  なんて思わないけど
信じなければ 勝てない  とは思う


信じれば 叶うんじゃなくて
信じるから 叶えられるんだよ


そう信じてる君を
信じてる。


I don't care.

2006-11-26 | あ行

今日もまた 大人には説教されて
“もう大人なんだから”なんて
───昔からイイ子になるしかなかったじゃないか
いつまで耐えればいい?
なぁにを今更 だ。
皆みんな 都合のいいおもちゃを探してる
皆みんな 気に入られたくて笑顔貼り付けてる
世の中 腹立つことばかり
欲と金で埋まってて
やったもん勝ちに納まってる
そんなこと とっくにI know!なんだけど


誰かのためには 生きられない
ただ若いってだけが取り柄じゃダメなんだ
加えて 絶望するしかしないなんてサイアクなんだ
勝てない戦いだと見えてても
向かっていかなきゃダメなんだ
毎日疲れたって
明日も疲れるって分かってたって
全てにあきらめながら生きていたって

ぼくは 気にしない。

例えこの先ずっと 希望がなくても
泣きながら眠る夜ばかりでも
どれだけ遠回りでも

ぼくは 気にしない。

晴れた日には 顔を上げて
君の前では 笑って
これからも 胸を張って

ぼくは 気にしない。

気にしない。