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鉄川与助の教会建築 - 五島列島を訪ねて展

2012年03月14日 22時43分19秒 | Art Cafe
LIXIL ギャラリーにて



本展では、五島列島および長崎周辺で教会の建設に生涯をささげた、棟梁・鉄川与助(1879~1976)による教会建築の軌跡を展観します。
五島列島の大工の家に生まれた与助は、教会建設の手伝いをきっかけに教会の虜になります。28歳で初めて木造教会を設計・施工し、その後も煉瓦造、石造、鉄筋コンクリート造に挑戦します。内部空間においてもより高い天井をめざしてリブ・ヴォールト天井や折上天井などの工法を極めるなど、一歩一歩技術を高めながら次々と教会建築を完成させました。鉄川与助が棟梁として設計・施工した教会は戦前のものだけでもおよそ30棟に及び、その半数が現存し、4棟が国指定の重要文化財となっています。
会場では、与助の教会建築を厳選しそれらの魅力や特徴を、本企画のために写真家、白石ちえこが撮り下した写真で、解説パネルとともに紹介します。あわせて、日本での教会建設に指導的な役割を果たしたフランス人のペルー神父やド・ロ神父の仕事など、与助に影響をもたらした作品も彼の教会建築の軌跡を辿るなかでご覧いただきます。最後に与助のパーソナルな資料コーナーでは彼の人となりを垣間見ていただきます。
山に囲まれた深い入江の浦々に、また急峻な山間僻地の集落に静か立つ教会からは、人々をやさしく包み込む温かさとともに、鉄川与助が燃やした教会建造への情熱が今も感じられます。

以上、TABより引用です。

イナックスギャラリーはリクシルギャラリーになったんですね。 親会社の名称変更ですから。

教会建築はノスタルジックを誘います。いつか行ってみたいですね。