森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

祝意 苗場王子ペンションの新しいスタート

2012-01-02 08:26:37 | Weblog
 2012年が明けた。実は、2011年年末に、二年ぶりに定宿の苗場王子ペンションに三泊して、久しぶりにスキーを堪能させて頂いた。スポーツは私の人間としての原点なので、時折、ご容赦頂いている。

 さて、私の定宿である苗場スキー場の王子ペンションのことは、これまでにも何度かここで紹介してきた。北区出身で下町の江戸っ子そのものだった坂本信春さんには、初陣から客以上の厚意を寄せて頂いた。陣中見舞いとして「八海山」を金沢まで持参されたことを忘れることはない。亡くなる前に宿泊したときには、東京大空襲を逃げまどった生々しい体験談を伺った。「戦争だけはやっちゃいけねえ。」と言葉を強めておられた。今も壁に掛かっているピカソの「ゲルニカ」額はそれを反映していると私は勝手に解釈している。
 信春さんが不屈の闘病生活にも拘わらず亡くなってしまわれ、直後の一昨年シーズンは、30年近く脱サラ開業以来苦楽を共にしてこられたお連れ合いの保子さんはペンションを続けられるか迷っておられた。しかし、愛娘さん夫妻が東京からかけつけ、母を助けてペンション経営を助けている前向きな姿に今回も接し、王子ペンションは、新たな時代を迎えていくとの確信を得ることが出来た。王子ペンション代表を肩書きとする坂本保子さんの名刺が王子ペンションの案内リーフレットには、「リピーターさんが多いんですよ。」と書かれているが、さもありなん。この私がその中の一人だ。ペンションは決して大きく、豪奢なものではない。しかし、スキー客を友人や家族のように大切にもてなす自然な心遣いはどこにも負けないと思う。除雪用パワーショベルを駆使し、豪雪と闘う娘さんと仕事を終えて買い出し用の軽トラックで関越道を走ってくる娘婿さんの姿に接し、来シーズン以降も王子ペンションに来ることが出来ると喜んでいる私だ。
 金沢から、王子ペンションに新年のご挨拶を送りたい。
 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
出かけてましたぁ~ (愛&寿)
2012-01-02 19:28:34
新年あけましておめでとうございます。なかなかコメントまでできないのですがブログより森先生のご活躍を拝見しております。今年は3年に1度の介護保険改正の年で苑も今までと同じことをしていてはいけない変化の年となります。ますます激戦となる覚悟で今年も利用者さんの為に頑張りたいと思います。昨年入院された90代の利用者さんが息子さんに「早く元気になって苑に行きたい」と言われたそうです。「家でなくて苑やて・・」と息子さん笑ってましたが職員にとっては何より有り難い言葉でした。両手を広げて復帰を待ってます。
色々ありますが今年もよろしくお願いします。
話変わりますがお誕生日おめでとうございます!!昨年の[年齢幻想]の言葉が私も同感だったので印象的でした。
健康第1にますますのご活躍を祈っています。
返信する
明けましておめでとうございます (愛&寿さんへ)
2012-01-03 00:01:59
 いつもペーソスあふれる投稿ありがとうございます。今日のように「すれ違い」が多い私たちですが、思いはつながっていると想っています。改正介護保険法の目玉は、地域における切れ目のない相談体制であり、居宅での介護・看護サービスの確立です。これがディサービスにどのような影響を与えていくのか、ぜひ、現場からの知見を教えて頂きたいと想っています。
 本年もよろしくお願い致します。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。